NTTドコモから発売されるGoogleスマホ「Nexus 5X」を写真と動画で紹介!

既報通り、NTTドコモは30日、今冬および来春に発売・開始する新モデルや新サービスを披露する「2015-2016冬春モデル新商品発表会」を開催し、Googleから発表された約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)IPS液晶(約424ppi)搭載スマートフォン(スマホ)「Nexus 5X」(LG Electronics製)を発表しました。

発売時期は2015年10月下旬を予定し、すでに9月30日からドコモショップ店頭や公式Webストア「ドコモオンラインショップ」などにて事前予約が開始されています。価格はまだ公表されていませんが、実質負担額で新規契約および機種変更、他社から乗り換え(MNP)で4万円台半ばを予定。

発表会のプレゼンテーションでは同社代表取締役社長の加藤薫氏が「ドコモの利用者の中にも最新のAndroid OSを使いたいという人が一定数いる。そういった層に応えるために今回はNexus 5Xを販売する。」と発言し、NTTドコモでは2012年12月に発売された「GALAXY NEXUS SC-04D」以来の「Nexus」シリーズの取り扱いとなります。

Nexus 5Xは日本でもすでにGoogleの公式Webストア「Google ストア」で注文受付をしているほか、Y!mobileでも発売することが発表されています。そこで本記事では、Google ストアやY!mobileの製品となにが違うのか、発表会の展示会場にて試作機のタッチ&トライができましたので、写真や動画とともに紹介したいと思います。

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Nexus 5Xの表面。左がホワイト、右がブラック

Nexus 5XはNexusシリーズとしては日本ではGoogle ストアやY!mobleから販売されていた5インチサイズの「Nexus 5」の後継機種で、Nexus 5と同じくLG Electronicsが開発・製造を担当し、最新プラットフォームのAndroid 6.0(開発コード名:Marshmallow)を採用したミドルレンジクラススマホです。

デザインはNexus 5を継承しており、NTTドコモが販売するカラーバリエーションはQuarts White(クオーツ・ホワイト)およびCarbon Black(カーボン・ブラック)の2色。なお、Google ストアやY!mobileでは他にIce Blue(アイス・ブルー)も販売されます。サイズは約147.0×72.6×7.9mm、質量は約136g。ディスプレイを覆うガラスはCorning製「Gorilla Glass 3」を採用。

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画面上にはマイクや近接センサー、スピーカーなどが配置

ホームボタンなどのナビゲーションボタンは画面上に表面されるソフトウェアボタンで、画面下部にある左から戻るボタン、ホームボタン、タスクボタンとなっています。

また、Nexus 5Xはカメラ機能に注力されており、フロントカメラもF2.0の明るいレンズを採用した1画素のサイズが1.4μmの約500万画素CMOSイメージセンサーを搭載。

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Nexus 5Xの背面。左がホワイト、右がブラック


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背面にはリアカメラやカメラ用LEDライト、指紋センサーなどが搭載

背面はNexus 5と同じようにつや消しのマットな質感ですが、若干指紋は残る感じ。リアカメラや指紋センサー、ライトのほか、大きな「nexus」ロゴと「LG」ロゴが記載されています。

リアカメラもF2.0の明るいレンズを採用した1画素のサイズが1.55μmの約1230万画素CMOSイメージセンサーを搭載し、赤外線レーザーによるオートフォーカス(AF)や4K(30fps)動画撮影、広域スペクトルなCRI-90デュアルフラッシュなどに対応。Googleの発表では「iPhone 6s」シリーズ(F2.0で1.22μmの約1200万画素)よりも綺麗に撮影できると紹介されていました。

また、Android 6.0 Marshmallowで標準サポートされる指紋認証機能のために背面に指紋センサー「Nexus Imprint センサー」を搭載。ただし、NTTドコモの他の生体認証搭載スマホが対応する各種サービスとの連携には対応しません。

背面カバーは外せず、バッテリーの取り外しは不可。電池容量は2700mAhで、10分の充電で最長3.8時間使用になる急速充電(NTTドコモが「急速充電2」と呼ぶ「QuickCharge 2.0」ではない)に対応しているものの、非接触充電には非対応。

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Nexus 5Xの左右側面


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Nexus 5Xの上下側面

本体左側にはSIMカードスロット、右側には電源キーおよび音量上下キー、下側にはUSB Type-C端子(15W充電)と3.5mmイヤホンマイク端子が配置。上側はなにもありません。パッケージにはUSB Type-Cに対応したACアダプターが同梱されるとのこと。

携帯電話ネットワークは4G(LTE方式)および3G(W-CDMA方式)、2G(GSM方式)で、対応周波数帯は。SIMカードサイズはnanoSIMカード(4FF)のシングルSIM対応。LTEはUE Category 6に対応し、NTTドコモでもVoLTE(ビデオコールには非対応)やキャリアアグリゲーション(CA)も対応しており、下り最大262.5Mbpsで通信可能。

NTTドコモのネットワークではLTEの800MHz(Band 19)および1.7GHz(Band 3)、2GHz(Band 1)のほか、今後提供予定の700MHz(Band 28)にも対応、W-CDMAの新800MHz(Band 19)および800MHz(Band 6)、2GHz(Band 1)。すべての対応周波数帯および対応CAは以下の通り。

GSM / EDGE: 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz
UMTS / WCDMA: B1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 9 / 19
CDMA: 非対応
LTE(FDD): B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 9 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28
LTE(TDD): B38 / 40 / 41
LTE CA DL: B1-B3、B1-B5、B1-B7、B1-B8、B1-B18、B1-B19、B1-B26、B3-B3、B3-B5、B3-B7、B3-B8、B3-B19、B3-B20、B3-B28、B5-B7、B7-B7、B7-B20、B7-B28、B40-B40、B41-B41


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Nexus 5Xの主な仕様

主な仕様はQualcomm製64bit対応ヘキサコアCPU「Snapdragon 808 MSM8992」(1.8GHzデュアルコアCPU+1.4GHzクアッドコアCPU)や2GB LPDDR3内蔵メモリー(RAM)、32GB内蔵ストレージ、デュアルバンド(2.4および5.xGHz)や2×2 MIMOに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、位置情報取得(GPS+GLONASS)、NFC Type A/B、加速度センサー、ジャイロセンサー、電子コンパス、周囲光センサー、近接センサー、磁気センサー、気圧センサー、マイク×3(前面1、上部1、下部1)。

microSDカードスロットを搭載していないほか、ワンセグ、フルセグ、NOTTV、赤外線、Felica、防水、防塵、非常用節電、iコンシェル、遠隔サポート、ケータイお探しサービス、エリアメール、災害伝言板、災害用音声お届サービス、シンプルメニューといった日本市場で需要の高いサービスやNTTドコモのサービスには非対応。

一方、NTTドコモの提供するサービスでもキャリアフリーとして「docomo ID」を取得すれば利用できる「dTV」などの「dマーケット」の各種サービス、spモード、ドコモメール(IMAP対応メールアプリで設定して利用)、スゴ得コンテンツ(一部)、かざしてリンク、WORLD WING(クラス5)、ケータイ補償サービス(交換電話機のお届けのみ)は対応します。

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Nexus 5Xの設定画面(左)とアプリ一覧画面(右)


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Nexus 5Xの端末情報(左)とストレージ(右)


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Nexus 5Xの主な特長

プリインストールアプリもNTTドコモのアプリは入っておらず、Goolgeのアプリが並んでいます。OSバージョンアップについてはGoogleから配信開始されてからなるべく早く提供するとしていますが、NTTドコモのネットワークへの接続テストが必要な場合にはGoogle ストアで販売されるSIMフリー版と比べると多少遅れる場合もあるということです。

また、SIMフリー版と異なり、すでに紹介したようにNTTドコモ版では購入時にはSIMロックがかかっており、他の今年5月以降に発売された製品と同様の条件でSIMロック解除にも対応します。

その他、NTTドコモではNexus 5Xの購入者全員にダンボール製VRゴーグルキット「Google Cardboard」をプレゼントするとのこと。

最後に実際にNexus 5Xを操作している様子と担当者による製品の特長を紹介してもらっていますので、掲載しておきます。



◯主な仕様
機種名Nexus 5X
寸法(高さ×幅×厚さ:mm)約147×73×7.9
質量(g)約136
OSAndroid 6.0
CPU
(チップ名、クロック)
MSM8992
64bit対応ヘキサコア(1.8GHzクアッド+1.2GHzクアッド)
内蔵メモリー
(ROM/RAM)
32GB/2GB
外部メモリー
(最大対応容量)
バッテリー容量2700mAh
連続待受時間(静止時[自動])
(LTE/3G/GSM:時間)
未定
連続通話時間
(LTE/3G/GSM:分)
未定
実使用時間(時間)※1未定
ディスプレイ
(サイズ:インチ、解像度:ドット、
方式、発色数)
約5.2インチ
フルHD 1080×1920
TFT液晶
1677万色
PREMIUM 4G(LTE、受信時最大/送信時最大)262.5Mbps/50Mbps
VoLTE(◎は海外対応)
LTE対応周波数帯
(2GHz/1.7GHz/1.5GHz
/800MHz/700MHz)
○/○/―/○/○
対応方式
(FDD-LTE/TD-LTE)
○/○
FOMAハイスピード
(HSDPA/HSUPA)
14Mbps/5.7Mbps
外側カメラ機能
(撮像素子種類、有効画素数/記録画素数)
裏面照射積層型CMOS
約1235万/約1230万
内側カメラ機能
(撮像素子種類、有効画素数/記録画素数)
裏面照射型CMOS
約500万/約500万
防水/防塵―/―
Bluetooth○(4.2)
ワンセグ/フルセグ
(◎は録画対応)
―/―
ハイレゾオーディオ対応
LTE/Wi-Fi同時接続による
高速ダウンロード
LTE/Wi-Fi同時接続による
スムーズな通信
UIMカードnanoUIM
Quartz White
Carbon Black
製造メーカーLG Electronics Japan
※1 一般に想定されるスマートフォンの利用(Web閲覧、アプリの利用等、約80分間/日の利用)があった場合の電池の持ち時間です(NTTドコモ調べ)。実際の利用状況(連続通話や動画を大量にダウンロードした場合など)によっては、それを下回る場合があります。なお、各機種の実使用時間については、 順次ドコモのホームページで公表される予定です。
※2 仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。



記事執筆:S-MAX編集部
写真・動画執筆:2106bpm


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