SoftBank Airが下り最大261Mbpsに高速化!

ソフトバンクは8日、今冬および来春に投入する新製品・新サービスを披露する「2015-2016冬春 新商品・新サービス発表会」を開催し、据え置き型無線LAN(Wi-Fi)ルーター「SoftBank Air」にて下り最大261Mbpsに対応する「Air ターミナル 2」(Huawei Technologies製)を発表しています。発売時期は2015年12月以降を予定。

これにより、高速通信サービス「SoftBank 4G」(TD-LTE互換AXGP方式)によるSoftBank Airにてキャリアアグリゲーション(CA)と4×4 MIMOによって下り最大261Mbpsおよび上り最大10Mbpsの高速通信が利用できるようになります。

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Air ターミナル 2

SoftBank Airは高性能アンテナを搭載した宅内機器を設置して電源につなぐだけですぐにつながるデータ容量制限なしの高速インターネットサービスです。

回線工事が不要なので、機器の設置後すぐにインターネットサービスを利用することが可能なほか、パケット使用量の制限がない定額制サービスのため、家族で共用してのインターネット利用もデータ量の制限なく利用が可能です。

また、ソフトバンク携帯電話とセットお申し込めば、月額利用料から一定の金額を割り引くサービス「スマート値引き」の対象にもなっています。なお、従来はソフトバンクBBが提供していましたが、今年にソフトバンクグループの通信4社の合併によってソフトバンクが提供しています。

今回提供を開始する新サービスでは、現行サービスの下り最大110Mbpsから大幅にスループットが向上し、下り最大261Mbpsでの高速インターネットを実現します。なお、下り最大261Mbpsと理論値がLTEの規格上と異なるのは、制御信号などによって減速要因を含むためということです。

また、宅内機器のAir ターミナル 2も筐体内部に高性能アンテナを格納し、より洗練されたデザインとなります。サイズは約95×95×207.4mm、質量は未定。

Wi-FiルーターとしてはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠で、他に有線LAN×2、USB-A端子を備えています。USBではパソコンと接続してUSBモデムとして通信できるほか、ハードディスクを接続してネットワークドライブとして利用することが可能。また、WPSによってパスワードを入力しないでWi-Fiに接続可能。

従来通り、割賦販売またはレンタルで提供され、本体価格や料金プランなどについては後日、発売に合わせて改めて発表される予定。なお、SIMロック解除には非対応となっているとのこと。

記事執筆:memn0ck


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