SoftBankが3年目以降に解除料がかからない料金プランを6月に導入!

ソフトバンクは16日、携帯電話ブランド「SoftBank」にて加入から3年(25ヵ月)目以降ならいつ解約しても契約解除料がかからない新しい料金プランを2016年6月1日(水)より提供開始すると発表しています。

新しい料金プランでは、料金プラン「スマ放題」および「スマ放題ライト」の場合に長期契約で割り引かれる2年を経過後の3年目以降なら契約解除料(以下、解約料)の9,500円がかからなくなるというもの。

2年契約の場合には、スマ放題のスマートフォン(スマホ)向けなら月額2,700円(すべて税抜)ですが、解除料がかからなくなる新料金プランは月額3,000円と300円高くなります。

また、SoftBankおよびY!mobileでは現在提供中の2年ごとの長期契約による料金プランについて、契約解除料がかからない契約更新期間を1カ月間から2カ月間に延長すると発表しています。

適用は2016年3月末で契約期間が満了となる場合からで、契約満了月の翌請求月および翌々請求月の2カ月間が契約更新期間となります。なお、すでにソフトバンクでは約満了月にメールで契約更新期間をお知らせしています。

さらに、すでに各所で事前に情報が出ていたようにNTTドコモやauでも同様の施策を実施する予定で、auでも6月から提供開始する方針であることを明らかにしており、近日中に詳細が発表するとしていますが、SoftBankと同様に月額300円高くなる設定だとしています。

現在、各大手携帯電話会社では2年や3年などごとの長期継続利用を前提として割り引きされた料金プランを導入しており、いわゆる「2年縛り」と言われ、更新月以外では解約料がかかることなどからトラブルが多くなってます。

これを受けて、昨年に総務省から改善要請が出されていましたが、各社が対応する方向を示していました。今回、まずはSoftBankが最初の長期契約満了後の3年目以降に解除料がかからない料金プランを6月に導入することを発表しました。

例えば、スマ放題のスマホ向け料金プランなら通常は月額4,200円ですが、2年契約なら割り引きされて月額2,700円で利用できています。これが3年目以降に解除料がかからない料金プランであれば月額3,000円になります。

なお、現在提供されている解約料がかかる割り引きプランや割り引きされない通常のプランも引き続き提供されるとのこと。

料金プラン基本プラン月額料金
2年契約時新しい解約料
のかからない
2年契約プラン適用時
通常時
スマ放題通話し放題プラン2,700円3,000円4,200
通話し放題プラン(ケータイ)2,200円2,500円3,700円
スマ放題ライト通話し放題ライトプラン1,700円2,000円3,200円

一方、解約料が1ヶ月から2ヶ月に延長される料金プランは、SoftBank向け「ホワイトプラン」、「通話し放題プラン」、「通話し放題ライトプラン」など、Y!mobile向け「スマホプラン」および「ケータイプランSS」、「ケータイプラン」など。

記事執筆:memn0ck


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