iPhone 7は革新的な製品に!異例のアップルCEOがインタビューで語る

アップル(Apple)の最高経営責任者(CEO)を2011年より務めているティム・クック(Tim Cook)氏が米国(アメリカ)のニュース専門放送局「CNBC」に出演し、今秋に投入すると見られる新しいiPhone(「iPhone 7」と噂される)について「それなしでは生きられない」と思うようなイノベーション(革新)を遂げていると予告しました。

とはいえ、今年(2016年)はデザインの変更などはなく、防水やワイヤレス充電、デュアルレンズカメラなどの既存の技術を盛り込む程度で、iPhoneシリーズの10周年に当たる来年(2017年)にデザインを大きく変えたメジャーアップデートを行なうのではないかとも噂されており、どういった革新なのか気になるところではあります。

インタビューは現地時間の先月4月26日に発表されたAppleの2016年第2四半期(1~3月)決算において13年ぶりの減収減益に加え、iPhoneが発売開始以来初の販売数減少したことを受けて、市場の低迷を回復も狙って行われたのだと思われます。

特に中国市場での販売不振やiPhone 6sシリーズの不調、iPhone SEによって先進性がなくなったのではないかといった批判に応えるため、主力の次期iPhoneについてメッセージを出した形となります。

同社ではiPhone 6sシリーズへの乗り換えが進んでいないことを認めつつ、iPhone 5sやiPhone 5cのときよりは多いことを主張し、同社が「秘密主義であり、会社として将来については語らない」と前置きした上で、新しいiPhoneについて語りました。

同氏は「我々が取り組んでいることに非常に興奮している。誰もが買い換えたくなるような素晴らしい革新をもたらし、想像もできないような機能に対応する。一度手にしたら手放せなくなり、後から振り返ったら『これなしで生きていたなんて!』と思うだろう。」と話しました。

ただ、その前に例として挙げられているのがインドにおけるLTEについて紹介していたりするので、もしかしたらすでに技術としては確立されていて、日本では当たり前であったとしても他地域ではそうでないものを指していたりする可能性もなくはないのかなとは思います。

その他、革新性についてもおよそ月1ペースで新しい技術の企業を買収していることを紹介し、まだ最先端を引っ張っていくことを強調していました。なお、実際にCNBCでのTim Cook氏のインタビューは以下にて閲覧できるので気になる人は是非チェックしてみてください。



記事執筆:memn0ck


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
Tim Cook says upcoming iPhones will make you upgrade - Tech Insider