SIMフリースマホ「FREETEL SAMURAI REI」を購入したので開封レビュー! |
プラスワン・マーケティングがSIMフリーブランド「FREETEL」の新しいAndroidスマートフォン(スマホ)「SAMURAI REI(侍 麗)」(型番:FTJ161B-REI)を販売開始しました。まずは「メタルシルバー」が5月27日に発売され、続いて、「スカイブルー」が6月3日、「シャンパンゴールド」が6月17日、「ピンクゴールド」が6月24日、「メタルブラック」が6月下旬にそれぞれ発売されます。
価格は本体価格が29,900円(以下、すべて税別)で、仮想移動体通信事業者(MVNO)による携帯電話サービスも提供する同社では、本体価格と通信料、無料通話、端末保証がすべて込みで購入時の支払額0円、月額2,990円(月1GB)から利用できるSAMURAI REI向けプレミアムバリュープランも提供します。なお、他社から乗り換え(MNP)の場合にはのりかえ割適用で1年間800円引きとのこと。
比較的に低価格ながら約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)IPS液晶やオクタコアCPU、2GB内蔵メモリー(RAM)、32GB内蔵ストレージなどの基本性能を備え、新たに同社としては初のフルメタルボディーを採用するほか、ディスプレイの下中央に指紋センサーを内蔵した多機能キー「FREETELボタン」も搭載するなど、コストパフォーマンスの高い製品になっています。
そんなSAMURAI REIを購入してみたのでまずは開封して同梱物や外観を写真で紹介したいと思います。なお、ヨドバシカメラの公式Webストア「yodobashi.com」でメタルシルバーの発売日先日5月26日に予約し、発売日5月27日に受け取りました。上記価格に消費税を加え、ヨドバシポイントは10%還元でした。
まずは箱や同梱物から見ていきますが、はじめに受け取ったときにヨドバシエクスプレスメール便だったことに加え、受け取った荷物が非常に薄く、外箱ではなく小物などを買った時に使われる封筒の内側に保護剤が付いたものだったので驚きました。
開けてみると他のスマホの箱とは異なり、かなり薄く広い箱が出てきて、ちょっと新鮮に感じつつ、箱を覆っている透明なビニールを剥がして箱を開けると、いつものように製品本体が現れ、特に凝ったギミックもなく。いや、なくていいんですけど。
箱の中にはSAMURAI REIの本体のほか、USB ACアダプターとmicroUSB-USBケーブル、保証書、スタートアップガイド(簡易取扱説明書)、SIMカードスロット取り出しピンが入っています。ACアダプターはかなり小さめで良さ気です。
また、SAMURAI REIの本体には透明な保護シートが表と裏を包むように貼られており、このシートに製品番号などが記載された白いシールも貼られていました。透明なシートを剥がすと、特にシールが貼られていない状態になるので楽ですかね。
SAMURAI REIは物理的なホームキーを搭載していますが、同じ5.2インチサイズのXperia Z5とほとんとサイズ感は同じで、仕様上のサイズもかなり近くなっていますが、Xperia Z5よりも側面のエッジ部分の角が面取りされているため、持ちやすく感じました。
また、なんと言っても重さが軽く感じ、こちらは同じ5.2インチサイズのAXON miniのときにも同様に軽く感じましたが、Xperia Z5よりもAXON miniの軽さ近いです。
外観についてはすごく洗練されているというわけではないですが、確かにこれまでのFREETELの製品と比べると高いクオリティーに感じます。デザイン的にはXperia Z5とiPhone 6sを混ぜたイメージでしょうか。個人的にはやはり軽いのが好印象です。
機種 | SAMURAI REI | Xperia Z5 | AXON mini | iPhone 6s | iPhone 6s Plus |
画面 | 5.2型424ppi | 4.7型326ppi | 5.5型401ppi | ||
大きさ | 145.8×71.5×7.2mm | 146×72×7.3mm | 143.5×70×7.9mm | 138.3×67.1×7.1mm | 158.2×77.9×7.3mm |
重さ | 136g | 154g | 132g | 143g | 192g |
CPU | 1.3GHz×8コア | 2GHz×4コア+1.5GHz×4コア | 1.5GHz×8コア | 1.8GHz×2コア | |
RAM | 2GB | 3GB | 3GB | 2GB | 2GB |
ストレージ | 32GB | 32GB | 32GB | 16/64/128GB | |
microSD | ◯ | ◯ | ◯ | ー | ー |
指紋認証 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
電池容量 | 2800mAh | 2900mAh | 2800mAh | 1715mAh | 2750mAh |
SIMカードはmicroSIMカード(3FF)とnanoSIMカード(4FF)のデュアルSIM対応ですが、nanoSIMカードはmicroSDカードと共用なのでどちらかしか使えないほか、SIMカードを2枚装着した場合でも日本国内では片方ずつしか使えません。
その他、外観や基本操作などについてはすでに公開している「2万9900円ながらアルミ製フルメタルボディーで質感高い指紋認証対応のSIMフリースマホ「FREETEL SAMURAI REI」を写真と動画でチェック【レポート】 - S-MAX」では動画でも紹介しているので是非参照してみてください。
主な仕様はチップセットが64bit対応MediaTek製「MT6753」のほか、microSDXCカードスロット(最大128GBまで)や約1300万画素リアカメラ、約800万画素フロントカメラ、2.4および5.xGHzデュアルバンド対応でIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0 LE、A-GPS、 加速度センサー、近接センサー、光センサー、重力センサー、ジャイロセンサー、電子コンパスなど。
NFCやFelica、ワンセグ、フルセグ、赤外線、防水、防塵などには非対応。バッテリーは取外不可で、連続通話時間が約750分、連続待受時間が4Gで約288時間、3Gで約285時間。
OSにはAndroid 6.0(開発コード名:Marshmallow)を採用し、新たにカメラは独自アプリ「FREETELカメラ」を搭載するなど、これまではFREETELはほぼ素のAndroidでしたが、ホームアプリも含めて独自ユーザーインターフェース(UI)を導入してきました。
携帯電話ネットワークは、LTE UE Category 4による下り最大150Mbpsおよび上り最大50Mbps、3GではHSPA+対応で下り最大42Mbpsおよび上り最大11Mbps。SIMカードはmicroSIMカード(3FF)とnanoSIMカード(4FF)のデュアルSIM対応で、国内で使用できるのは1スロットのみ。
対応周波数帯は4GのFDD-LTE方式で800MHz(Band 19・20)および900MHz(Band 8)、1800MHz(Band 3)、2100MHz(Band 1)、2600MHz(Band 7)、3GのW-CDMA方式で800MHz(Band 6・19)および900MHz(Band 8)、2100MHz(Band 1)。
まだ少ししか操作していませんが、今回、SAMURAI REIを購入したのは新たに搭載されたFREETELボタンの使い勝手とFREETEL UIとも言うべきホームアプリが導入されたのでじっくりと試してみたかったことが大きいので、これからじっくり使ってみてレビューしていきたいと思います。
記事執筆:memn0ck
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