次期iPadやiPhoneの画面が割れにくくなる!?タッチパネルに新技術を導入か

来年に10周年を迎えるiPhoneシリーズ。そのため、今年の2016年モデルとして噂されている「iPhone 7」(仮称)シリーズは既存の「iPhone 6」シリーズや「iPhone 6s」シリーズと外観やサイズなどがほぼ同じで、スペックアップなどを中心にした小幅な変更に留まると予想されています。

一方で、来年の2017年モデルとして噂されている「iPhone 8」(仮称)シリーズはホームボタンが廃止され、有機ELの全画面デザインに一新されるなどの大幅な変更になるとされていますが、新たにAppleの特許情報に詳しい「Patently Apple」では割れにくい新素材の画面を採用するのではないかと伝えています。

iPhone 6sシリーズで導入された感圧機能「3D Touch」などの技術を提供する部品供給メーカーのTPKが現在用いられているITO(酸化インジウムスズ)エッチング式投影型は折り曲げに弱いことが課題となっており、TPKの社長兼CEOを務めるMichael Chung氏が「より柔軟性のあるフレキシブルな銀ナノワイヤー導電フィルムを用いたタッチパネルの導入準備をしている」とレポート。

同氏はこの技術が「2年後、遅くとも3〜5年語にタッチパネルの主流になる」と予測し、「TPKの顧客が2016年後半にこの技術を用いたハイエンド製品を投入する予定である」と示しており、記事ではこれが次期iPadシリーズであり、2017年のiPhone 8シリーズにも用いられるのではないかとしています。

銀ナノワイヤー導電フィルムについてはPatently Appleでは1年前の2015年5月にもアジアからの情報としてiPadの2016年モデルに採用するために同技術を採用したタッチパネルディスプレイをLGやSamsung、JDIといった主要ディスプレイメーカーに試作品を求めたとし、採用することでタッチ操作の感覚を高め、コスト削減を行え、さらに画面割れにも強くなると伝えています。

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日本では圧倒的なシェアで人気のスマートフォン(スマホ)となっているApple製のiPhoneシリーズですが、ここ数年は秋に新製品が発売されており、今年も9月頃に次期iPhone 7シリーズが投入されると見られています。

また、iPhoneシリーズは製品名に"iPhone 6"などのように「数字」のみのときにデザインなどが変更されるメジャーバージョンアップ、"iPhone 6s"などのように「数字+s(またはS)」のみのマイナーバージョンアップが1年ごとに繰り返されています。

ただし、今年のiPhone 7シリーズはこれが崩れ、iPhone 6シリーズやiPhone 6sシリーズとほぼ同じ外観やサイズのマイナーバージョンアップになり、iPhoneシリーズの10周年を記念する来年2017年にメジャーバージョンアップされると噂されています。

これらの噂を受けて、日本経済新聞が2016年5月31日付でiPhoneシリーズのメジャーバージョンアップが1年延長され、今年発表されるモデルでは「カメラの性能向上など小幅改良にとどまる」とし、「形状は現行モデル(中略)とほぼ同じで、主な改良点はカメラの機能向上やイヤホン穴の廃止など小幅にとどまる見通し。耐水性や電池の持続性能が改善し、上位機種は撮影時の補正などカメラの機能が向上するとみられるが、これまで2年ごとに実施してきた大幅モデル更新とは異なる対応になる。」紹介しています。

またそれに代わって、来年の2017年にはすでに紹介しているようにディスプレイが有機ELになり、デザインの変更が見込まれるほか、「複雑な感触を疑似的に生み出せる高性能小型モーターなどを駆使し、画面全体を振動させることでスマホを通じ今までにない革新的な操作感覚を生み出す方向で開発が進む」としています。

2017年モデルは「iPhone 7s」シリーズを飛ばして、iPhone 8シリーズになるとも言われており、ホームボタンをなくしてほぼ全画面のデザインになるともされており、画面の下に指紋センサーを内蔵して画面をタッチすれば指紋や手のひらの紋で認証できる仕組みを導入するとも予想されています。

スマホなどのモバイル好きとしてはメジャーバージョンアップした製品がどういった新技術や新機能が導入されるのか楽しみではありますが、一方で普段しっかりと使えるかどうかという点では逆にマイナーバージョンアップを重ね、地道にスペックアップをしている今年のiPhone 7シリーズのほうが良いのではとも思えますが、果たしてどうなるでしょうか。

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記事執筆:memn0ck


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