テレビの見れるSIMフリースマホ「ZenFone Go TV(型番:ZB551KL)」を購入!

今年5月末~6月初旬にかけて台湾で開催されたイベント「COMPUTEX TAIPEI 2016」において新たなフラッグシップスマートフォン(スマホ)「ZenFone 3」シリーズを発表したASUSTeK Computer(以下、ASUS)。日本国内においてもSIMフリースマホ市場で強さを発揮し、多彩な特徴を持つモデルを次々とリリースしています。

そんなASUSが海外で展開するモデルとして以前、TVチューナーを搭載するSIMフリースマホ 「ZenFone Go TV(型番:ZB551KL)」を台湾で実際にタッチ&トライした模様をさらりと紹介しましたが、先日、筆者は再度、台湾に行く機会があり、その際にZenFone Go TVを購入して持ち帰ってきました。

そこで今回から数回に分けて、このZenFone Go TVの購入レビューをお届けしたいと思います。初回となる今回はその外観デザインを改めてじっくりと紹介していきます。

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今回は藍色(ブルー)の本体カラーを購入

ZenFone Go TVは、日本国内において「ZenFone Go」として発売されているモデルにTVチューナーを搭載したモデルです。またこのテレビ機能の他にも一部の仕様が変更されています。

今回は台湾の台北市内にある三創生活園區内のASUSストアで購入。現地での価格は5,490台湾ドル(購入時のレートで約17,700円)と、日本国内向けのZenFone Go(定価では税込21,384円)より安価で購入できる点も嬉しいところ。

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箱は国内向けモデルと同様の作り

箱はスライドして引き出すデザイン。ずるりと中箱を取り出すと、ZenFone Go TV本体がさっそく姿を現します。

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パッケージに同梱されている内容物一式

パッケージに同梱されているのは端末本体のほか、イヤホンや付替え用のイヤーピース、充電器、TVアンテナケーブル、USBとケーブル、説明書・保証書類。点数は多めです。

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TV機能を利用するためには国内スマホ同様アンテナケーブルが必要

テレビの見れるスマホといえば、日本国内ではフルセグ・ワンセグを搭載したモデルが珍しくありませんが、海外ではなかなか珍しい製品となっています。テレビを使用する際には国内のスマホ同様、アンテナケーブルが必要です。もちろん同梱されています。

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フロントパネルはブラック

今回購入したブルーのZenFone Go TVですが、フロントパネルはブラックとなっています。基本的なデザインは2015年のフラッグシップスマホ「ZenFone 2」がベースとなっており、見た目は見覚えのある感じです。

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ディスプレイ上に輝くASUSロゴ

外観デザインは国内向けのZenFone Goとほぼ変わらず、ディスプレイ上にはASUSのロゴがデザインされています。またサブカメラ(セルフィーカメラ)は約500万画素で、こちらもZenFone Goと同じです。

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ナビゲーションキーは静電タッチ式の物理キー

ナビゲーションキーはタッチ式の物理キーとして搭載。その下にはいまや「ZenFone」シリーズ共通の特徴となっているスピンデザインももちろん採用されています。

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側面(上)には電源キーとイヤホンマイク端子を配置


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側面(右)にはリアカバー着脱用の溝が切ってあるのみ


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側面(下)に設けられた外部入出力端子はmicroUSB規格


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側面(左)は何もなく平ら

側面はフロントパネル側のパーツにブルーのリアカバーが覆い被さる設計となっています。イヤホンマイク端子や電源キーなどが周囲に配置されている一方、音量上下キーは側面には見当たりません。

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リアパネルは今の季節にうれしい涼し気なブルー

今回購入したブルーは涼しさの感じられる明るい青が印象的。暑いちょうど今のシーズン、気持ち的に目にも優しい色味が素敵です。

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約1300万画素のメインカメラ下には音量上下キー

側面に見当たらなかった音量上下キーは背面のメインカメラ下に配置。このキーにもスピン加工が施されています。なお、リアパネル側も外観はZenFone Goと基本的に変わらないものの、メインカメラの画素数は約1300万画素にグレードアップされています。

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スピーカーは背面下部に配置

またリアカバー下部には薄っすらと「Zenfone」と文字がデザインされており、その下にはスピーカーを配置。

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ゆるやかにカーブしたリアカバー

リアカバーは他のZenFone 2シリーズ同様、左右にかけてゆるやかに丸みを帯びています。

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リアカバーは取り外し可能


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バッテリーも着脱可能


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向かって右側にSIMスロット1


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向かって左側にSIMスロット2とSDカードスロット

またリアカバーは取り外しが可能。バッテリーも同じく脱着可能で、SIMカードやSDカードもカバーの下から差し込みます。

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サイズのわりには持ちやすい

約5.5インチと決して小型ではないディスプレイを搭載していますが、背面のカーブした形状が思っている以上に持ちやすさを感じさせてくれます。頑張ったら片手操作もいけるかもしれません。

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何度見ても涼し気な青は魅力的

リアカバーは左右にカーブしていることで、光を当てると中央と左右の端で違う色味に見える点がきれいです。

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背面の音量上下キーは指が自然に届きやすい

最近では背面に音量上下キーや指紋認証センサーなどを搭載するモデルも増えてきていますが、この位置は片手操作時でも持ち替えなしで自然に指を伸ばすことができ、扱いやすさに大きく貢献しているように感じます。

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上に配置された電源キーは持ち替えして押すことになる

一方で上に配置された電源キーを押す際には持ち替えが必要です。このあたりは好みが分かれそうですね。

国内向けのZenFone Goでも採用されているブルーの本体カラーは今の季節になって改めて見ると、とても季節にもマッチした魅力的な色に見えます。

その他の基本的なデザインもほぼZenFone Goと代わりはないものの、販売されている価格なども考えれば十分といえる質感です。

今回はとりあえずここまで。次回はソフトウェアやアプリなど、端末の中身やベンチマークスコアなどをチェックしていきます。

日本で発売されていないのが残念なZenFone Go TVですが、台湾に行った際に購入したり、一部、Amazon.co.jpなどで販売されているので欲しい人は是非チェックしてみてください。



記事執筆:そうすけ


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