Windows 10 Anniversary Updateが提供開始!Windows 10 Mobileスマホではまだ先に

Microsoftは2日(現地時間)、同社が開発・提供するパソコンなど向けOS「Windows 10」において今年3月30日から4月1日に開催した開発者向けイベント「Build 2016」にて発表した大型アップデート「Windows 10 Anniversary Update」(開発コード名:Redstone 1)を順次提供を開始したと発表しています。

バージョンは「1607」で、昨年11月に提供開始したバージョン「1511」(開発コード名:Threshold 2)以上のアップデートとなっており、 Webブラウザー「Edge」や音声サポート機能「Cortana」などが強化されているほか、開発者向けとして「Windows Subsystem for Linux(Beta)」が搭載され、コマンドラインツール「bash」が使えるようになります。

なお、スマートフォン(スマホ)など向け「Windows 10 Mobile」へのAnniversary Updateは数週間後に提供開始される予定であることも明らかにされています。

アップデートは順次提供されていますが、通知が行われていない場合でも「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」から「詳細設定」を選び、Webページ「Windows 10の更新履歴」が表示されるので「Anniversary Updateを入手する」を選択してダウンロードできるアプリから手動で実施することができます。

専用アプリ「Windows 10 アップグレード アシスタント(Windows10Upgrade28084.exe)」はダウンロード後に実行して、画面に従って操作すればOKです。

なお、今回のAnniversary Updateによって32bit版では必要要件のうちの内蔵メモリー(RAM)が1GBから2GBに増加しているのでご注意ください。なお、Microsoftアカウントにライセンス認証の情報が紐づけられ、ハードウェア構成を変更した場合に再認証可能となっています。



記事執筆:memn0ck


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