お手軽に遊べる東方のバブルシューターアプリなんていかが?!

東京・お台場の東京ビッグサイトにて2016年8月12日(金)~14日(日)の3日間に渡ってサブカルチャー関連を扱う世界最大の同人関連イベント「コミックマーケット90」(以下、コミケ90)が開催されました。

コミックマーケットでは同人誌などの俗にいう「薄い本」が多く頒布されているため、あまり目立ちませんが「同人ソフト」と呼ばれるゲームなどのアプリの頒布も少なくありません。

そして、Android向けには公式アプリ配信マーケット「Google Playストア」などでは入手できない題材のアプリやゲームなども数多くあり、これらを買うことができるのもコミケの醍醐味かと思います。

今回はサークル「しるふ・わーくす」のサークルスペースにて頒布されていたAndroid用のゲームアプリ「東方泡沫劇」を紹介します。

【Windows版からの移植作】

東方泡沫劇は元々、しるふ・わーくすが2014年に制作したWindowsパソコン(PC)用同人ソフトで、本作はAndroid向けに移植したものとなります。

移植にあたりPC用のモニターにあわせた横長画面からスマートフォン(スマホ)やタブレットの縦持ちにあわせた縦画面化を含むレイアウトの変更やタッチ操作への対応などがなされています。

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タイトル画面

ゲームシステムはパズルボブルなどでお馴染みの「バブルシューター」で、画面内の泡(ボール)にプレイヤーが泡を投げて同じ色の泡が3つ以上くっつくと消える、といったものです。

・2つ+αのゲームモード

本作ではストーリーに沿って全4ステージクリアをしていく「STORY」、エンディングがなくゲームオーバーまでひたすら遊ぶ「ENDURING」の2つと、1ステージだけのおまけエピソードを見ることができる「EXTRA」のメインモード2つとおまけモードが1つの全3つのゲームが遊べます。

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STORYのゲーム画面(写真=左)とENDURINGのゲーム画面(写真=右)。STORYではキャラクターの入った泡があります

東方キャラの掛け合いを見ることができるSTORYでは、はじめに主人公を2名からどちらかを選び、各ステージではキャラクターの入った泡をすべて画面内から消すことができればステージクリア。次のステージへ進みます。

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ステージ開始時に消すべき泡の説明が出ます

ENDURINGではひたすらにハイスコアを目指して泡を消していきますが、バブルシューターゲームのスコア稼ぎのテクニックとして「泡を消したときにくっついている他の泡はまとめて落ちて得点になる」というルールがあり、これにより「わざと泡を画面内にため込んでまとめて落として高得点」というテクニックで高得点を狙うことがができます。

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もちろん泡が画面下まできたら終わりなので、どこまで溜めて消すかが腕の見せどころ


・登場キャラクター

プレイヤーキャラ(主人公)は博麗霊夢と霧雨魔理沙の2人で、どちらかを選んでゲームを進行していきます。

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東方の主人公といえばこの2人

各ステージに登場するキャラクターはSTORYモードから4人とEXTRAのさとりを加えた全5名。

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左からチルノ、射命丸文、フランドール・スカーレット


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左から河城にとり、古明地さとり

スマホやタブレットで遊ぶのに適したパズルゲームなので、Android版は気軽に遊べて実に良い感じでした。

現時点ではコミケなどのイベントでサークルスペースに足を運ばないと入手はできませんが、Windows版はダウンロードショップのDLsite.comで購入可ですし、是非ダウンロードショップなどで頒布してくれるといいですね!買い切りのゲームなので末永く遊べる良作ですよ!!

記事執筆:河童丸


アプリ名:東方泡沫劇
価格:会場頒布価格500円
カテゴリ:パズル
開発者:しるふ・わーくす
バージョン:不明
ANDROID 要件:不明
動作メモリ(RAM):不明



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