ASUSが「ZenFone 3 Max」と「ZenFone 3 Laser」も日本で発売へ

ASUSTeK Comuputer(以下、ASUS)が先月14日にベトナムにて発表した新スマートフォン(スマホ)「ZenFone 3」シリーズの派生モデルである大容量バッテリーを搭載したモデル「ZenFone 3 Max(型番:ZC520TL)」および第2世代のレーザーオートフォーカス(AF)に対応した「ZenFone 3 Laser(型番:ZC551KL)」の2機種についてスペックなどの詳細仕様を公開しています。

また公開された携帯電話ネットワークの対応周波数帯によると、ZenFone 3 Maxには「TW/JP version」、ZenFone 3 Laserには「TW/JP/HK/PH version」があり、ともに日本向けが用意され、日本にて発売される可能性が高いことが明らかになっています。

【ZenFone 3 Max】

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ZenFone 3 Maxは日本でも販売されている「ZenFone Max」と同様に大容量バッテリーを搭載したミドルレンジスマホです。

バッテリー容量はZenFone Maxの5000mAhよりも少ない4130mAhとなりましたが、その分、スリムで軽く実用的になりました。また、ZenFone Maxでも対応していた他のスマホなどを充電できるモバイルバッテリー(外部充電)機能に対応。なお、電池パックは内蔵式となっています。

一方、バッテリー容量は減ったものの、電池持ちは連続待受時間(3G)ではZenFone Maxと同様に30日(約720時間)となっており、連続通話時間(3G)は約30時間(約1800分)、連続通信時間(4G)は約20時間、連続動画再生時間は約15時間。Super Saveモードにも対応。

ディスプレイは約5.2インチHD(1080×1920ドット)IPS液晶を搭載し、ZenFone 3シリーズのデザインを継承し、端が湾曲した2.5D強化ガラスによってディスプレイが覆われ、メタルボディーによる立体的なデザインを採用しています。

新たに背面には0.2秒で画面ロック解除ができる指紋センサーを搭載。サイズは約149.5×73.7×8.55mm、質量は約149g。カラーバリエーションはTitanium Gray、Glacier Silver、Sand Goldの3色を用意。

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その他の仕様は64bit対応MediaTek製クアッドコアCPU「MT6735」および約1300万画素CMOSリアカメラ、約500万画素CMOSフロントカメラ、2GBまたは3GBのLPDDR3内蔵メモリー(RAM)、16GBまたは32GB内蔵ストレージ(eMMC)、microSDカードスロット(最大32GBまで)、モノラルスピーカー、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0+EDR、Wi-Fi Direct、A-GPS、加速度センサー、電子コンパス、近接センサー、照度センサー、microUSB端子、3.5mmイヤホンマイク端子など。

OSはAndroid 6.0(開発コード名:Marshmallow)を採用し、独自ユーザーインターフェース(UI)の「ZenUI 3.0」を搭載。携帯電話ネットワークではLTE UE Category 4による下り最大150Mbpsおよび上り最大50Mbpsに対応。デュアルSIMに対応し、1つはmicroSIMカード(3FF)、1つはnanoSIMカード(4FF)となっており、ともに2G・3G・4Gに対応。対応周波数帯は以下の通り。

WW version:
2G:
850/900/1800/1900
3G:
WCDMA: Band: 1/2/5/8
TW/JP version:
2G:
850/900/1800/1900
3G:
WCDMA: Band: 1/2/5/6/8
4G:
FDD: Band: 1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28
TD: Band: 38/41
IN/ID version:
2G:
850/900/1800/1900
3G:
WCDMA: Band: 1/5/8
4G:
FDD: Band: 1/3/5/8
TD: Band: 40
CN version:
2G:
850/900/1800/1900
3G:
WCDMA: Band: 1/2/5/8
TD-SCDMA: Band: 34/39
4G:
FDD: Band: 1/3/7
TD: Band: 38/39/40/41
US version:
2G:
850/900/1800/1900 3G:
WCDMA: Band: 1/2/4/5/8 4G:
FDD: Band: 1/2/3/4/5/7/8/17



【ZenFone 3 Laser】

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ZenFone 3 Laserは約5.5インチフルHD(1080×1920ドット)IPS液晶を搭載したスマホで、日本でも販売されて低価格ながらそれなりに使えるとして人気となった「ZenFone 2 Laser」の後継機種です。ZenFone 2 Laserは画面サイズの違いによって何機種かありましたが、現時点ではZenFone 3 Laserは5.5インチのみとなっています。

外観はZenFone 3シリーズで共通したCorning製「Gorilla Glass 3」の2.5Dガラスやメタルボディーを採用し、プレミアムに細工された金属製のダイヤモンドカットとなっています。サイズは約149×76×7.9mm、質量は約150g、カラーバリエーションはSand GoldおよびGlacier Silverの2色展開。新たに背面に搭載された指紋センサーを搭載。

特長はAF速度が0.03秒まで短縮された第2世代レーザーAFに対応し、リアカメラはF2.0レンズの約1300万画素裏面照射積層型CMOS(ソニー製「IMX214」)を搭載。暗いところでの撮影も強化されているという。フロントカメラはF2.0レンズの約800万画素CMOS。

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その他の仕様では64bit対応Qualcomm製1.2GHzオクタコアCPU「Snapdragon 430 MSM8937」や2GBまたは4GB LPDDR3 RAM、32GBまたは64GB eMMC、microSDカードスロット(最大128GBまで)、新5マグネットスピーカー、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、Wi-Fi Direct、位置情報取得(A-GPS・GLONASS・BDSS)、FMラジオ、3000mAhバッテリー、加速度センサー、電子コンパス、ジャイロセンサー、近接センサー、磁気センサー、照度センサー、RGBセンサー、microUSB端子、3.5mmイヤホンマイク端子など。

OSはAndroid 6.0 MarshmallowおよびZenUI 3.0を採用。デュアルSIMに対応していますが、片方はmicroSDカードスロットと共有で、ともに2G・3G・4Gに対応していますが、3G・4Gは同時には使えないとのこと。対応周波数帯は以下の通り。

TW/JP/HK/PH version:
3G:
WCDMA: Band: 1/2/5/6/8/19
4G:
FDD: Band: 1/2/3/5/6/7/8/18/19/28
TD: Band: 38/41


記事執筆:memn0ck


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