日本のSIMフリースマホ市場で力を増すファーウェイのブースをご紹介!

千葉県・幕張メッセにて2016年10月4日(火)から7日(金)の4日間に渡って開催されているIoT(Internet of Things)の総合展示会「CEATEC JAPAN 2016」。

これまでシャープやレノボのブースを紹介してきましたが、今回は日本でもSIMフリーのスマートフォン(スマホ)市場などで一般の人の認知度も増してきている華為技術日本(以下、ファーウェイ)のブースの様子をお届けします。

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honor 8の展示区画

まずは発売されたばかりのSIMフリースマホ「honor 8」が一番目立つ区画に展示されていました。以前に発表会や楽天モバイルのイベントにおける実機レビューを紹介していますが、CEATEC JAPAN 2016でもまだ発売直後ということもあり、手に取って試用している来場者も多く、反応も上々だったようです。

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先日発売のhonor 8。写真は1番人気の「サファイアブルー」

先月28日に発売されたばかりのhonor 8ですが、担当者によると楽天モバイルのイベントと同様に「サファイアブルー」が1番人気で、初回出荷に間に合わないほどの予約が入ったとのことです。

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HUAWEI P9 liteの展示区画


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初心者やスマホ2台目にもオススメなHUAWEI P9 lite

続いて、IIJmioや楽天モバイルなどの仮想移動体通信事業者(MVNO)での取り扱いも多い低価格帯のSIMフリースマホ「HUAWEI P9 lite」。すでに発売から4ヶ月経過しているため、量販店での価格も下落傾向にあり、契約なしの単体で2万円台後半からとお求めやすい価格になっているのも魅力です。

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MateBookの展示区画


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タブレットPC部門に参入したファーウェイの初作「MateBook」

さらにWindows 10を搭載したタブレットPC「MateBook」は、CPUに省電力性に優れたインテル「Core m」を搭載しており、2160×1440ドットの12インチディスプレイを採用しています。

液晶タブレット製品で有名なワコムとの提携によって開発されたペン入力など、付加価値が多いPCでありながらも、最廉価モデルは69,800円(税別)からと比較的手を出しやすい価格帯であることもポイントです。

キーボードカバーは本体とは完全に独立しているため、タブレットとして使用したい場合にはキーボードカバーを外して単体で使用できます。

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5G技術については、NTTドコモと実証実験を行っている

ファーウェイは携帯電話の基地局などのインフラ設備の開発も行っており、NTTドコモと共同で次世代通信規格「5G」の実用化に向けて実証実験を行っています。

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ファーウェイが推し進めるIoTソリューション

その他、ファーウェイはLTE技術を用いたIoTインフラの構築に多く関わっています。実例として、阪神電気鉄道の「地域BWA構築」が挙げられていました。実際に阪神電気鉄道のBWAに接続ができる端末の例として他社製ながら10月7日に発売予定のASUSTeK Computer製「ZenFone 3」が挙げられていました。

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なぜかファーウェイブースに展示されるZenFone 3

ファーウェイのブースはそのスペースのうちの多くはスマホなどのコンシューマー向け製品の展示区画となっていました。基地局ベンダーとして通信インフラを支える立場は継続しつつも、コンシューマー向けの製品開発・販売に力を入れようとしているファーウェイの心意気を感じました。

先月発売されたhonor 8もコストパフォーマンスに優れた素晴らしい製品で、今後も日本のみならず世界中において素晴らしい製品を出し続けることを望みます。

記事執筆:雪華


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CEATEC JAPAN 2016 ( シーテック ジャパン 公式サイト )