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サムスン電子製スマートフォン(スマホ)「Galaxy Note7」は、世界各地で発火・発煙などの爆発事故が相次いだとして航空機内への持込が禁止になっている。爆発事故が多く報告されているアメリカなどに続き、国土交通省航空局の指示によって全日本空輸(ANA)などの日本国内の航空会社も2016年10月15日(土)付けでGalaxy Note7の機内持込を禁止する措置を発表している。

Galaxy Note7が販売されていた台湾でも販売店ではモック展示となっていた。なお、日本では販売されていないが、海外で購入したり、Web通販などで購入した場合に対し、サムスン電子ジャパンでは返金に対応している。

なお、サムスン電子ジャパンでは10月12日付けで『海外やオンラインで販売された「Galaxy Note7」について』の案内ページを更新し、交換前・交換後に関わらず電源を切り、購買した店舗に連絡するか、Galaxyカスタマーサポートセンターまで連絡するように案内している。

サムスン電子社製 ギャラクシーノート7に内蔵されているリチウムイオン電池が、発火する事象が発生しております。国土交通省航空局からの指示により、当該製品の航空機での輸送は禁止されております。

サムスン電子社製 ギャラクシーノート7の航空機での輸送禁止について - ANA SKY WEBより

航空機への持ち込み並びにお預かりが禁止されております。
機内持ち込み手荷物、お預かり手荷物としてお引き受けできません。 ※バッテリーを外した状態でも輸送はできません。

JAL - サムスン電子社製「ギャラクシーノート7」の輸送禁止についてより

また、日本を発着する海外系のLCC(格安航空会社)でも同様の措置が発表されており、Galaxy Note7の機内持込禁止は多くの航空会社で同様の対応が取られる見通しだ。遅かれ速かれ、世界中の航空機に持込が禁止されるものと思われる。



Galaxy Note7は、従来より航空会社から「預け入れの禁止」および「機内では使用しないこと」が求められていた。新たに発表された「機内持込の禁止」によって、航空機でのGalaxy Note7の輸送が一切禁止される。

このため、何らかの理由によってGalaxy Note7を輸送する場合は、航空機以外での移動が必要となる。

なお、サムスン電子ではGalaxy Note7の製造・販売・交換を終了した上で、全世界の利用者に対して電源をオフにして端末を使用しないように要請、返金またはGalaxy S7 edgeなどの機種との交換対応を行うことを発表している。

記事執筆:shimajiro@mobiler


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Galaxy Note7が日系航空会社でも機内持込禁止、航空機での輸送が不可能に | shimajiro@mobiler

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