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ASUS JAPANから10月に発売された最新スマートフォン(スマホ)「ZenFone 3(型番:ZE520KL)」(ASUSTeK Computer製)。SIMフリー市場で人気の「ZenFone」シリーズの新製品で、新たに2.5D強化ガラスとメタル素材による洗練されたボディーが魅力となっている。

そんなZenFone 3のカメラ機能を紹介するために10月中旬に札幌・小樽に滞在したので、ZenFone 3で撮影した写真をいくつか紹介する。なお、撮影は基本的にオートで行っているが、夜景は一部「夜景モード」に設定した上で撮影した。

ZenFone 3 ZE520Kは、約5.2インチ フルHD(1080×1920ドット)Super IPS+液晶、Qualcomm Snapdragon 625プロセッサー、3GB内蔵メモリー(RAM)、32GB内蔵ストレージ、microSDカードスロットなどと、フラッグシップとなっているが、どちらかというとハイエンドというよりはミドルハイレンジモデルとなっている。

カメラはリアがF2.0レンズに約1600万画素で、3軸の電子手ぶれ補正(EIS)だけでなく、4軸の光学手ブレ補正(OIS)にも対応し、位相差やコントラスト、そして、レーザーの3つの方式によるオートフォーカス(AF)によって0.03秒とより高速になった「TriTechオートフォーカス」を利用可能だ。

ではさっそくZenFone 3で撮影した写真を並べていく。なお、掲載のためにリサイズのみ行っている。まずは札幌市内、大通り公園、北海道大学といったところで撮影した写真だ。

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ZenFone 3のカメラ撮影「大通り公園」


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ZenFone 3のカメラ撮影「北海道大学」


04ZenFone 3のカメラ撮影「北海道大学」


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ZenFone 3のカメラ撮影「北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)」


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ZenFone 3のカメラ撮影「すすきの交差点(昼)」

これらの写真を撮影していて、過去に「ZenFone 5」(初代ZenFone)などのASUSTeK Computer(以下、ASUS)のスマホを使っていた過去から同社のスマホカメラはイマイチという印象があった。

しかしながら、今回、ZenFone 3のカメラについては従来製品と比べて大きく改善されているのを実感できた。続いて、小樽運河で撮影してみた。

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ZenFone 3のカメラ撮影「小樽運河」

イマイチだと思っていたことに加え、個人的に印象深いのは、国内向けにZenFone 5を発売するに当たって、ASUS会長のジョニー・シー氏がプレゼンテーションで説明したZenFone 5のカメラ性能をアピールした以下のスライドだった。

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日本国内では2014年11月に発売されたZenFone 5のカメラ性能をアピールするASUS会長ジョニー・シー氏

この写真がZenFone 5で撮影されたものである旨がアピールされた時には「そんなにキレイに撮れないけどなぁ……」と思っていたけれど、ZenFone 3では陽が落ちた後の街中でも十分に撮影撮影できる程度には改善されていた。

続いて、そんな夜の街すすきの交差点にてZenFone 3で撮影した写真を掲載する。

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ZenFone 3のカメラ撮影「すすきの交差点(夜)」


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ZenFone 3のカメラ撮影「すすきの交差点(夜)その2」

一方、従来シリーズと比べればかなり改善されていることが良くわかったZenFone 3のカメラだが、すすきの交差点よりも暗い夜の大通公園(照明が少ない)では明るさが足りない印象を受けた。さっぽろテレビ塔を撮影した写真が以下となる。

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ZenFone 3のカメラ撮影「大通公園からさっぽろテレビ塔を撮影」


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ZenFone 3のカメラ撮影「夜の大通公園およびさっぽろテレビ塔」

参考までにサムスン電子製「Galaxy S7 edge」で同じ時刻かつ同じ場所で撮影した写真は以下のようになった。ZenFone 3と比べるとかなり明るいのがわかる。

■夜の大通公園・さっぽろテレビ塔を撮影(Galaxy S7 edge)
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Galaxy S7 edgeのカメラ撮影「夜の大通公園およびさっぽろテレビ塔」


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