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日本HPのブースでハイエンドWindowsスマホと単独でネット接続可能な2in1が展示!!キミならどっち!?

千葉県にある幕張メッセにて2016年10月26日(水)から10月28日(金)の3日間に渡ってリードエグジビジョンジャパン主催の8つの展示会(クラウドコンピューティングエキスポ 秋・情報セキュリティエキスポ 秋・Web&デジタルマーケティングエキスポ 秋・モバイル活用展 秋・データセンター展 秋・ビッグデータ活用展 秋・通販ソリューション展 秋・M2M展 秋)からなる法人向けを中心としたIT関連の総合展示会「2016 Japan IT week 秋」が開催されました。

モバイル関連の企業も多数出展しているということで、今回も取材へ行ってまいりました。そこで回にわたってブースレポートなどをお送りしていきたいと思います。

まずはじめの本記事は、モバイル活用展エリアの日本HP(ヒューレット・パッカード)のブースにて、先日販売開始されたばかりのOSにWindows 10 Mobileを採用したSIMフリーフラグシップスマートフォン(スマホ)「HP Elite x3」やLTEデータ通信に対応したWindowsタブレットPC「HP Elite x2 1012G1」が展示されていましたので紹介します。


・HP Elite x3
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Windows 10 Mobile搭載のハイエンドスマホHP Elite x3

先日発売開始となったばかりのOSにWindows 10 Mobileを搭載したフラグシップモデルのスマートフォンです。

CPUにQualcommのフラグシップ向けCPU「Snapdragon 820」(MSM8996・2.15 GHz 2コア+1.6 GHz 2コア)に4GB RAMの動作メモリ、64GB ROMの本体ストレージという現時点でのWindows 10 Mobileスマートフォンとしては最上位の性能をもった端末となります。
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大手キャリア向けハイエンドスマホにも肩を並べられる文句なしのハイスペック

基本スペックの高さ以外にもIP67相当の防水・防塵機能やMIL-STD-810G認証(アメリカ国防総省認定の米軍への納入品に求められる規格)の耐衝撃性能といった堅牢性に有線接続によるContinuum機能(モニターとスマートフォンを接続することでWindows PCのようなデスクトップ画面を表示し、利用できる機能)など、Windows 10 Mobileスマートフォンとしてトップの性能をもつ一台です。

ブース内ではElite x3を活用するセミナーや登壇が行われており、業務利用における優位性などをアピールしていたほか、有線接続でのContinuumを行うためのデスクドッグや接続することで単独でのContinuum相当の機能を活用できるノートPC型の周辺機器であるノートドッグなどが展示されていました。
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デスクドッグによる有線接続でのContinuumのデモ(写真=左)と有線・無線両方で接続可能でContinuum機能を利用できるノートドッグ(写真=右)

法人向けという立ち位置の端末ですが、個人向け販売も通常通りに行っているので是非チェックですよ!


・HP Elite x2 1012 G1
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HP Elite x2 1012 G1(オプションのトラベルキーボード装着時)

HP Elite x2 1012 G1(以下、Elite x2 1012 G1)はOSにWindows 10 を採用したタブレットPCで12インチディスプレイと大きめの画面サイズとWindows タブレットでの搭載はまだ珍しいThunderbolt 3(USB Type-Cと同じ形状のコネクタでPCI Express 3.0・DisplayPort 1.2・USB 3.1の3つの規格をサポートする)端子を搭載しています。

また、2048段階筆圧検知可能なWacom AESペンが全モデルに付属しており、ビジネスワークマシンとしてだけではなく、手書きによるイラスト作業への利用にも活躍できます。

HPのPCらしく非常にきめ細かいスペックの設定も可能で、CPUはIntel製のモバイル向けCPU Core M3-6Y30(900MHz - 2.2GHz/4MB)、 Core M5-6Y54(1.1GHz - 2.7GHz/4MB)、Core M7-6Y75(1.2GHz - 3.1GHz/4MB)から選択可能で、動作メモリ(RAM)は4GBから8GB、本体ストレージは128GBから256GBのSSDを選ぶことができます。

また、モバイルネットワーク対応モデルも用意されており、NTTドコモおよびau(KDDI)のLTEおよび3Gでのネットワーク接続ができます。

対応バンドは以下の通りとなっています。
・NTTドコモ
LTE:バンド1、バンド19、バンド21
W-CDMA:バンド1、バンド5、バンド6、バンド19

・au(KDDI)
LTE:バンド11、バンド18
CDMA2000:800MHz帯、2.0GHz帯


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Elite x2 1012 G1表面(写真=左側)と背面(写真=右側)

本体表面には12インチの解像度WUXGA+(1920×1280)のタッチパネルディスプレイ、約200万画素CMOSセンサーのインカメラ、Windowsキー(静電式)・照度センサーが配置されています。

背面側には約500万画素のCMOSセンサーのメインカメラ、撮影用LEDフラッシュライト、指紋認証センサー、キックスタンドがあります。
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キックスタンドは150°まで稼働する。

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Elite x2 1012 G1の天面(写真=左側)と底面(写真=右側)

天面側にはBang & Olufsen監修の高音質ステレオスピーカーとノイズキャンセリング機能搭載のステレオマイク、底面にはオプションのトラベルキーボードを接続するための拡張端子があります。

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Elite x2 1012 G1の左側面(写真=左側)と右側面(写真=右側)

左側面側には電源キー、音量キー、SIMカードスロットとセキュリティロックケーブル用の穴が配置されています。対応SIMカードはmicro SIM(3FF)サイズとなっています。

右側面には通知用LEDランプ、USB Type-C(Thunderbolt 3およびUSB 3.1対応)端子、microSDカードスロット、USB3.0端子、3.5mmイヤフォンマイクジャックが配置されています。

外形は幅30mm×高さ213.5mm×圧さ8.05mmで、本体重量は約820g。バッテリー容量は4セル、40WHrのリチウムイオンバッテリーを内蔵(取り出し不可)、モバイルネットワーク以外での無線機能としては802.11a/b/g/n/acの無線LAN(Wi-Fi)にBluetooth 4.2に対応。モバイルネットワーク対応モデルにおいてはGPSも搭載となります。

触ってみた感触としては、メタルボディに12インチとタブレット端末としてはやや大き目で重量もありますが、薄型で持ってみると重量を気にすることなく保持できます。

防水機能こそないものの、薄型のフルWindowsタブレットでありながらMIL-STD 810G テスト(アメリカ国防総省認定の米軍への納入品に求められる規格)における湿度・高温・低音・高度環境・急激な温度差・塵・砂・凍結・解凍・爆発環境・落下・振動・衝撃テストをクリアしており、耐久性も十分。

付属のWacom AESペンの感触もよく、レスポンスはバッチリで絵を描かれる方にもオススメできる1台となっていました。

充実のバリエーションとスペック、そしてモバイルネットワーク対応にThunderbolt 3搭載で拡張性もぬかりのないフルスペックなWindowsタブレットではないでしょうか。


・来場者限定!の衝撃のキャンペーン
HPブースでは本イベント中にブースへ来場しアンケートに参加した法人に対して、今回紹介した「HP Elite x3」(および周辺機器のデスクドッグ・ノートドッグ)と「Elite x2 1012 G1」を40%割引で販売(法人1社につき各1機種ずつ限定)するという「お試し購入キャンペーン」を行っています。

どちらも通常の価格と比べると非常に大きな割引(Elite x2 1012 G1の最上位モデルの場合は21万2,800円が12万7,680円に。Elite x3+ノートドッグ+デスクドッグなら13万4,600円が80,760円に)となるため、業務利用などでElite x3やx2 1012 G1の導入を考えてるのであれば是非利用したいところ(すべて税別)。

目的としては「法人や企業などに一括導入してもらうためのテスト用に試してもらう」という趣旨のキャンペーンではあるそうですが、説明員に訊いたところ「キャンペーンの適用については個人事業主でも問題ない」とのことでした。

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チャンスは3日目の今日まで!


記事執筆:河童丸


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