次期スマホ「iPhone 8」は3モデルで5インチモデルが存在か?

日本経済新聞の英文メディアであるNikkei Asian Reviewは26日、来年秋にも投入されると見られているAppleの次期スマートフォン(スマホ)「iPhone 8」(仮)シリーズにおいて画面サイズが現行の4.7インチと5.5インチに加えて5インチも追加された3モデルあると報じています。

業界に詳しい関係筋からの情報として伝えており、以前から噂があるように背面もガラスを採用した新しいデザインになり、曲面有機ELディスプレイを採用するとしています。

有機ELは大型の5.5インチモデルのみで、他の2モデルは現在の「iPhone 7」シリーズなどと同様に低温ポリシリコンTFT液晶になるとのこと。

ただし、同メディアではシングルカメラのiPhone 7 Plusを発表の半年前以降に中止したとして、計画は変更される可能性があると付け加えています。

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Appleでは来年に「iPhone」シリーズの10周年に当たり、本来はここ最近のサイクルではiPhone 7シリーズでリニュアルされるタイミングでしたが、それに合わせるために今年はリニューアルを避け、iPhone 7シリーズは従来のiPhone 6・6sシリーズとほぼ同じデザインを採用しました。

これにより、より来年に投入されるiPhoneはリニューアルが期待されており、さらに名称もiPhone 7sシリーズではなく、iPhone 8シリーズになると噂されています。

また、これまでにディスプレイの下中央にある物理キーによるホームボタンが廃止され、画面内に表示されるオンスクリーンのホームボタンに変更され、全面ディスプレイによる背面もガラスボディーのラウンドデザインになると伝えられています。

また、この画面に表示されるホームボタンもiPhone 7シリーズで導入されたTapTic Engineによって押したように感じられるようになるほか、特許などの情報から画面の下に指紋センサーが埋め込まれ、画面を触ると指紋認証されて画面ロック解除できるなど、これまでと同じような操作性となると見られています。

今回新たに画面サイズが4.7インチと5.5インチに加え、5.0インチもラインナップされるという情報が追加され、さらに背面のガラスパネルの供給メーカーとして中国のBiel Crystal ManufactoryとLens Technologyの2社を採用するとも。

一方で、AppleInsiderが5.0インチモデルは出ないとも伝えており、従来通り2モデル展開であるとしています。ただ、噂のように全面ディスプレイになればホームボタンの分だけ縦の長さは短くなり、曲面ディスプレイを採用すればより狭額縁になって横幅も狭くなるため、同じ画面サイズを採用すれば小さくなるはず。

また、ホームボタンがオンスクリーンになれば同じ解像度なら表示領域も少なくなります。もちろん、解像度が高くなるという方向性もありますし、サイズをほぼ同じにする必要もありませんが、最近の流れからあえて小さくする可能性は高くないかなとも思われます。

であるならば、例えば、4.7インチを5.0インチに、5.5インチを5.7〜5.8インチにというような画面サイズのアップさせて本体サイズをほぼ同じから若干大きくなるくらいにするというシナリオはありそうですし、そのうちの5インチを既存の2モデルと違うと誤認したというのはありえなくなりかなとは思いました。

もしくは、3モデルあるのであれば、iPhone SEの後継機種として4.0インチが4.2〜4.3インチくらいになるというのは個人的には理想的なのかなと。さてまだまだ先ですが、どうなるでしょうか。

最後にラウンドガラスボディーという条件で有志によって作られたiPhone 8のコンセプトムービーを紹介しておきます。なお、画像もこのムービーから画像として使わせてもらっています。


動画リンク:https://youtu.be/4fgXobk4VOY

記事執筆:memn0ck


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