ファーウェイがP9やMateBookの魅力がわかるファンミーティングを開催!

華為技術日本(以下、ファーウェイ・ジャパン)が都内にて「モバイルプリンスのファーウェイ王国ファンミーティング」を11月25日に開催した。

同イベントは、11月18日の名古屋を皮切りに、11月25日の東京、12月9日の大阪、12月16日の福岡という4都市でHuawei Technologies(以下、ファーウェイ)製のライカのダブルレンズを搭載するスマートフォン(スマホ)「HUAWEI P9」やWindows 10タブレットPC「HUAWEI MateBook」の魅力を伝える目的で開催されている。なお、これから開催される大阪や福岡についてもすでに申込受付は終了している。

イベントではファーウェイ・ジャパンの須藤孝夫氏によるP9およびMateBookの製品紹介のほか、トークセッションや製品タッチ&トライが行われた。中でもトークセッションでは、沖縄を中心にライター・講師・ラジオパーソナリティーとして活動中のモバイルプリンスこと島袋コウ氏とAndroid総合情報サイト「GAPSIS(ガプシス)」編集長の長田卓也氏がP9とMateBookの魅力について語った。今回は、東京会場の模様をレポートしていく。

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ファーウェイ・ジャパンの須藤孝夫氏


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まずはじめにファーウェイ自体の説明が行われ、同社は2015年に世界第3位の出荷量を誇るスマホメーカーであるという実績を紹介された。続いて、グローバルで展開しているスマホのラインナップについて触れた。

現在はフラグシップモデルを含む「Mate」シリーズや「P」シリーズ、今年新たに投入された「Nova」シリーズ、そしてその下のモデルになる「G&Y」シリーズ、さらにファーウェイのインナーブランドの「honor」シリーズという大きく5つのシリーズ展開をしているという。

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日本市場では、Mateシリーズは「Mate 7」(発売時は「Ascend」ブランドで「Ascend Mate7」)や「Mate S」、Pシリーズは「P8lite」や「P8max」、G&Yシリーズは「GR5」や「Y6」、そして昨年発売されたGoogleのリファレンスモデル「Nexus 6P」も同社が開発・製造している。また最新の「P9」を展開中で、P9の兄弟機「P9 lite」は2016年7月~10月まで4か月第1位を獲得しているとのことで、国内市場でも好調であるとのこと。

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そしてP9の紹介に移り、最大の特長は「世界初の"ライカ(Leica)"のダブルカメラスマホ」であることがアピールされた。これはカメラ・レンズメーカーの老舗であるライカ基準のレンズクオリティーをクリアした、ライカ画質で写真が撮れるスマホとのことだった。

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P9のダブルカメラにおけるダブルセンサーは1つがカラー、もう1つがモノクロとなっており、それぞれ役割は、カラーセンサーで色を認識し、モノクロセンサーで光やディテールや輪郭などを認識することで、より素早く、より綺麗で多くの情報を取り込むことができるのだという。

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またカメラのレスポンスにもこだわっており、シャッター押してから長くても1秒でシャッターが切れるようにしている。これは世界初の震度計算ISP(イメージシグナルプロセッサー)や専用DSP(デジタルシグナルプロセッサー)などさまざまなハードと、独自の画像処理アルゴリズムによるもの。もちろん、速さだけではなく同時に前述したライカ画質を実現しているのだ。

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オートフォーカスは、「レーザーフォーカス」、「Depth(深度)フォーカス」、「コントラストフォーカス」のハイブリッドフォーカスによって、暗い場所でも明るい場所でも素早くピントを合わせることが可能になったとのことだった。

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さらに独自機能であるライカ画質の「スマートフィルムモード」について説明が行われた。実物に近い色の「標準」、躍動感のあるビビッドカラーの「鮮明」、落ち着いた色合いの「ソフト」というライカ品質の独特の写真が楽しめる。

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カラーだけではなく、ライカのイメージでもある芸術的なモノクロ撮影ができる「ライカモノクロモード」も搭載している。須藤氏は「他のスマホはカラーフィルター越しの光をモノクロに変換しているが、P9の場合はモノクロセンサーがあるのでスマホで撮ったとは思えない、非常に綺麗なモノクロ写真を撮影することが可能」であると説明した。

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撮影する前だけでなく、撮影した後からでもボケ味を調整できる「ワイドアパーチャ」機能は、「芸術的なボケ味のある写真が撮れる」と語り、イベント参加者に向けて後ほどタッチ&トライの機会に試してみて欲しいとアピールした。

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綺麗に撮るだけではなく、それを観るディスプレイの綺麗さについても解説が行われた。約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)IPS液晶ディスプレイは「ハリウッドシネマ規格の色域に完全対応し、色の表現力が優れている。動画、YouTubeなども綺麗に観ることができる」とのことだった。

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須藤氏のプレゼンテーションに続いて、モバイルプリンス氏と長田氏によるトークセッションが行われた。Webブラウザーのタブを20~30枚も開いて使うこともあるという長田氏は、P9はタブを多く開いても重くならないと使用感を説明。そして、AnTuTu Benchmarkで95764をマークしており、その実力の高さを示した。

長田氏のP9のパフォーマンスの高さに補足する形で、モバイルプリンス氏は名古屋のブロガーイベントでファーウェイ・ジャパンの岩崎基弥氏とのやりとりを取り上げた。P9などに搭載されているファーウェイ傘下のHiSilicon製チップセットに使われている名称「Kirin」の由来について、「(競合のQualcomm製チップセットの)Snapdragonが多くのデバイスで使われているんですけど、Snapdragonがドラゴンで龍だから、それに対抗してじゃないんですけど”麒麟”とつけているのではないかという話をしました」と語った。

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続いて、モバイルプリンス氏による実写をもとに写真画質についての説明が行われた。プロモードで撮影すれば、シャッタースピードなどを変更できるので思い通りの写真に仕上げられることを紹介。

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沖縄の北谷町で深夜に撮影した写真は、シャッタースピードが2秒ということもあり、三脚を使ったということだが、「拡大してもちゃんと描写していて凄いカメラ」と大きなスクリーンに写真を拡大して説明を行った。

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モノクロセンサーを搭載しているので「普通のスマホとは違う味のある写真が撮れる」ことや「普通の写真もドラマチックに撮れる」ことについても解説した。

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トークセッション終了後のタッチ&トライでは、P9の夜景撮影やワイドアパーチャ機能、フロントカメラによる「パーフェクトセルフィー」機能を試していた。

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また、MateBookのタッチ&トライでは短い時間ながら各々がよく使うアプリや写真アプリをインストールして使い勝手を試していたるようだった。

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カバーになるMateBookのキーボードは、スーツにも似合う上品なデザインだ。

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キーボード脱着式のMateBookだが、長田氏は電車の座席に座ってヒザの上でも作業ができることを報告し、それを実践してみせた。折りたたんだカバー部分がマグネットで固定されるため、意外と倒れずに粘るようだ。

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東京メトロ新宿駅イベント会場

残念ながら大阪、福岡で開催されるブロガーイベントはすべて受け付け終了となっているが、引き続き合わせて開催されている街頭タッチ&トライイベント「HUAWEI Touch and Try Tour 2016」もあり、残りの日程は、東京が本日12月4日(日)まで東京メトロ新宿駅、大阪が12月10日(土)~12日(月)まで阪急ビッグマン広場、福岡が12月16日(金)~12月18日(日)まで西鉄天神駅にて開催される。

すでに終了した東京のJR品川駅の模様についてレポートしたが、各会場では今回紹介したP9やMateBookのほかにP9 liteや「honor 8」、タブレット「MadiaPad T2 7.0 Pro」、「MadiaPad T2 10.0 Pro」、Wi-Fiルーター「E5383」、スマートウォッチ「HUAWEI WATCH Elegant & Jewel」を手に取ってじっくりと試すことができるので、足を運んでみて欲しい。





記事執筆:mi2_303


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