shimajiro@mobiler

ソフトバンクおよびウィルコム沖縄は18日、都内にて発表会「Y!mobile 2017 Spring」を開催し、携帯電話ブランド「Y!mobile(ワイモバイル)」向けの春商戦施策や新商品などを発表した。

発表会の囲み取材では、登壇したソフトバンク執行役員 プロダクト&マーケティング統括 Y!mobile事業推進本部 本部長の寺尾 洋幸氏への囲み取材も行われた。

その中で家電量販店などでは、Y!mobileの新規契約(MNP含む)時にSIMフリーのスマートフォン(スマホ)などの製品を同時購入すると、SIMフリー機の本体代金が割引されており、実質的なキャッシュバックが行われていることについて「お役所のガイドラインの範囲内」であるとコメントしている。



発表会後の囲み取材については上記のジャーナリスト・石川温氏のYouTubeにて公開されている。該当部分の記者とのやり取りは以下の通り。

記者:最近、店頭やネットで非常にキャッシュバックを実施しているが、キャッシュバックはあくまでSIMカードについてくるものなのか?

寺尾氏:お役所のガイドラインは当然守っている。その中です。

これまでにもY!mobile契約によるSIMフリースマホの本体代割引について何度か紹介してきた。量販店などでY!mobileを契約するとSIMフリースマホが割り引かれるキャンペーンそのものは継続して開催されているものの、割引額は店舗・タイミングによって異なるので注意して欲しい(トップにある写真は年末・年始にかけて実施されていたキャンペーンのもの)。

Y!mobileが実施しているSIMフリースマホ同時購入による本体代割引については、総務省の定める各種ガイドラインが禁止している「スマートフォンの販売に対する過剰な割引」は行っていない(Y!mobileが販売する製品ではない)という建付で行われており、現時点ではガイドラインに違反しているとは言い難い。

それを意識してか、店頭でも原則としてSIMカードを購入した製品に挿して動作確認などを行わない状態で商品が手渡しされていた。

なお、Y!mobile新規契約とSIMフリー製品の同時購入による割引は、現時点では規制対象とはされていないけれど、今後はガイドライン改定に伴って制限される可能性も考えられるので、今後の動向に注目したいところだ。



記事執筆:shimajiro@mobiler


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ワイモバイル、家電量販店やネットでのキャッシュバックは「お役所のガイドラインの範囲内」

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