NTTドコモ独自ブランドのシンプルスマホ「MONO MO-01J」の感想をまとめ!

NTTドコモから12月9日に発売された同社オリジナルブランドのスマートフォン(スマホ)「MONO MO-01J」(ZTE製)。端末購入翌月から12か月の間にプラン変更や解約・機種変更に制限の発生するいわゆる縛りが発生する代わりに大幅な端末価格の割引を得られる施策「端末購入サポート」によって一括価格税込648円で購入可能ということで話題となっています。

MONO MO-01Jは、おサイフケータイ(FeliCa)やワンセグなどのテレビ機能などを搭載していないものの、CPUにはミドルハイクラスの「Snapdragon 625」を採用するなど、前回紹介した内蔵アプリやホーム画面、ベンチマーク結果などの記事でも示したように機能面ではシンプルながら動作そのものは快適に動くようになっている製品となっています。

一方で、前々回の開封レポートでわかった通り、付属品も少なく、製品そのものの質感などはかなり良いものの、本当にシンプルと言う言葉が当てはまると思われます。そこで今回は、筆者が「MONO MO-01Jを実際に利用していて気がついたこと良い点や悪い点」などをまとめてみました。


【MONO MO-01Jの良いところ】

・値段を感じさせない質感

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安っぽさはまったくないシンプルなデザイン

まずは外観。さすがに今流行りのメタルボディーとはいきませんが、シンプルなブラックやホワイトなボディーはクセがなく、持つ人を選ばない良いデザインではないかと思います。また樹脂製ながら質感や作りも良くまとまっています。

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側面のツヤ消しもよい選択だと思います


・スライドスイッチでマナーモードは便利!

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他のスマホにも是非とも欲しい機能ではないでしょうか

また製品特徴でもある本体側面にあるマナーモードスイッチを操作するだけで即座にマナーモードにできるのはやっぱり便利です。メディアやアラーム音がそのままでミュートしないなどの改善してほしい点もありますが、1アクションでマナーモードにできるのは非常に便利だと思います。

・やはり安いのは正義!

このMONO MO-01Jを語る上で値段について言及しないわけにはいかないでしょう。そこそこ高めのスペックで防水機能にハイレゾ音源再生対応(対応イヤホン使用時)のスマホが特別な施策を適用したうえでの価格とはいえ648円という価格は驚きの価格ではないでしょうか。

メインカメラも約1330万画素と低くはなく、多彩な設定が可能であり、お得感の非常に高いスマホとなっていると思います。

【MONO MO-01Jの気になったところ】

・内蔵アプリがシンプルすぎて初心者に不親切

内蔵アプリの紹介でも書いている通り、MONO MO-01JにはカメラやAndroid搭載かつGoogle Play対応製品には必ず搭載されているGmailなどのGoogle関連のアプリを除くと、後はほぼNTTドコモ公式アプリだけがプリインストールされています。

スマホをどう使うかについては人によってまちまちとは思いますが、TwitterやFacebook、LINEなどの定番SNSアプリすら入っていないため、これまで従来型携帯電話(フィーチャーフォン、いわゆる「ガラケー」)を使ってきた人で、初めてのスマホとしてMONO MO-01Jを買った場合はGoogleのアカウントを取得してPlayストアからアプリをダウンロードし、各SNSのアカウントを取得するといった準備をしないといけません。

シンプルであることは良いのですが、もう少し操作面やアプリを利用するための敷居を下げるフォロー(NTTドコモの製品を購入すると「スマホ・タブレットまるわかりBook」という冊子がもらえますが、もっとわかりやすいチラシを同梱するなど)があってもよかったように思います。

使う上で必須の周辺機器を揃えると意外に高くつく

こちらは開封レポートでも触れていますが、MONO MO-01J本体セットには充電をするための充電器にmicroUSBケーブル、そしてイヤホンすら同梱されていません。

さらに内蔵ストレージが初期状態でも16GB中半分近くが使われており、8GBちょっとしかユーザーエリアがないため、別途、microSDカードが必要になるかと思います。

これらはサードパーティー製のものを秋葉原などといった電気街や量販店、ネット通販などで探せば非常に安価にそろえることはできます。ですが、詳しくない人や近隣にそういったお店のない人の場合はドコモショップ(または公式Webストア「ドコモオンラインショップ」)で揃えることになる場合もあるかと思います。

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筆者の部屋に落ちていた周辺機器。普通はこれだけのものは遊んでないですね


仮にドコモオンラインショップでこれら(microUSBケーブルと充電器、microSDメモリーカード)の純正の周辺機器(ドコモセレクト)で揃えると結構な金額になります。

ここでは通常のスマホを購入すると付いてくるであろうイヤホンやmicroUSBケーブルなどをすべてそろえた場合で試算してみようと思います。なお、microSDカードは32GBとしています。

例:ドコモセレクトですべて揃えた場合
・USB接続ケーブル HW05……864円
・ACアダプタ HW06……972円
・microSDHCカード Ultra PLUS(32GB)……7,020円
・イヤホンマイク L01……1,512円
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合計……10,368円(税込)

※価格は原稿執筆時でのドコモオンラインショップでのものになります。

NTTドコモの公式取扱製品とはいえ、さすがにちょっと高いかと思います。microSDメモリーカードは同等品を安い店で探せば見つかるかと思いますが、USBケーブルやイヤホンすら入っていないのは(使わない人やすでに自前で用意できている人は別として)ちょっと親切ではないかなぁ、と思いました。

そのため、はじめて購入するスマホとしておすすめというよりも「とにかく安くスマホが買いたい」という人向けの製品なのだろうと感じました。

ちなみにサードパーティー製ではありますが、大手Webストア「Amazon.co.jp」でこれらの物品を揃えると以下のようになります。あくまでサードパーティ製ですが、およそ半額ですべて揃えることができます。

(2,680円)
(699円)
(657円)
(1,417円)
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合計……5,889円(税込)

※価格は原稿執筆時のものとなります。


【MONO MO-01Jを使ってみてまとめ】

MONO MO-01Jそのものは非常にシンプルで無駄の少ない製品に仕上がっていますが、内蔵アプリも最小限となっており、それゆえに使い方を理解した上で安く導入できるそこそこ性能の高いスマホという印象を受けました。

同梱品は最小限で、使っていくためには周辺機器を持っていない人はそれなりの値段で揃えないと使うことができないあたりは、初心者向けのいわゆるエントリーモデルという認識は持たないほうが良さそうです。

しかし、それを差し引いて税込648円+周辺機器代金で考えても十分すぎるほどにおトクであることに違いはありません。そのため、身内や相談できる友人などに初めは教えてもらいながら使っていくというのであればオススメできるかもしれません。

そして、それなりにスマホに慣れたユーザーならシンプルな構成となっているMONO MO-01Jを自由にカスタマイズできる楽しさもあるのでさらにオススメなのです。

今回、筆者も実際に購入して1週間ちょっとくらい使っていますが、すでに本体ケースを自分色に染め上げるなどしてカスタムを楽しんでいます。みんなもいろいろといじって自分らしいスマホにちゃいましょう!

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「また赤か、お前は」は言いっこなしです♪




記事執筆:河童丸


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