昨年はパナソニックのカメラ+SIMフリースマホ「LUMIX DMC-CM10」の展示もあった!今年の注目は……

カメラ映像機器工業会(CIPA)は7日、カメラと写真映像のワールドプレミアムショー「CP+(シーピープラス)2017 事前記者説明会」を開催し、2017年の「CP+」への取り組みについて発表を行った。

8年目を迎えるCP+はカメラと写真映像のワールドプレミアショーと題して2017年2月23日(木)~26日(日)の4日間、神奈川県にある「パシフィコ横浜」での展示をメインとし、今回はアート・コミュニティスペース「PHOTO HARBOUR(フォト・ハーバー)」の会場を「BankART Studio NYK」に設けて実施する。

イベントはカメラだけでなく、スマートフォン(スマホ)のカメラアクセサリーや、ワンランク上の写真を撮るためのカメラ選びなど役立つものとなっており、カメラに詳しくなくても楽しめるようになっている。

入場料は一般1,500円(障害者手帳を持参の方、小学生以下の方は無料)だが、Web事前登録をすることで入場が無料となるので、参加してみようという場合には事前登録をしておくのがオススメだ。

現在ではCP+2017出展メーカーの出展内容については、一部のメーカーを除いてプレスリリース発表待ち状態だ。そこで今回はCP+2017に関するイベントや開催の背景などを紹介していく。

01

これまでのカメラマニアが来場するイベントというイメージから、若者や女性、家族で来場してもらうためにキービジュアルを一新。女性や子どもでも楽しめる内容を盛り込み、写真に興味を持って貰うことを狙うという。

02

まず、今回の目玉の一つとしてJ-WAVEとのタイアップを行う。24日には「ALL GOOD FRIDAY SPECIAL〜PHOTOGRAPHY NOW〜 supported by CP+」を放送し、CP+2017の会場レポートやリスナーからの写真にまつわるエピソードなど写真をテーマとして、CP+2017というイベントを行っていることを広く周知するとしている。

さらに26日には、パシフィコ横浜のイベントスペースにてLiLiCoさんと稲葉友さん、写真家の池田晶紀氏によるJ-WAVEスペシャルトークショー「ALL GOOD FRIDAY ハッピー・フォト・セッション」を行う。カメラの魅力や上手い写真の撮り方が学べるイベントだ。

03

また、「カワイイ」をきっかけとして写真が撮りたくなるそんなイベントとして、人気ムック「#まみれ」シリーズとのコラボイベント「#まみれ展」を開催する。ねこやとり、いぬといった被写体を集めた人気ムックに掲載されなかったカットの展示もあるとのことなので、ファンでも楽しめる展示となっているようだ。

04

事前登録が必要なイベントだが、こちらも目玉企画としてプロカメラマンに最高の一枚を撮影してもらえるイベント「鈴木心写真館@CP+2017」。鈴木氏は、トークで笑わせながら25日・26日の2日間で300人を撮影するという。

撮影後、A4サイズのプリントと撮影データが貰えるとのこと。参加料は無料だが、既に申し込みが多数であるため抽選となっているものの、当日空きがあれば受付してくれるとのことだった。抽選にはずれても当日に確認してみると良いかもしれない。

05

家族で楽しめるイベントとして、ブルーバック合成で写真撮影が楽しめる「ドリーム・フォト・スタジオ」も開催する。こちらは当日受付で撮影は無料だ。

目玉としては、ブルーバック合成をモニターで確認しながら行えるので、恐竜に食べられているように見えるようポーズを決めて撮影することができるとのこと。そのほか、日本写真館協会/日本写真文化協会による気軽な「ファミリー写真館」も開催する。

学生必見のイベントも開催する。それは次世代を担う学生のための「公募から就職までを考える」と題したセミナー&ポートフォリオレビューも開催する。広告業界が求める資質やスキルなどを学べるほか、ポートフォリオレビューでは持参したBOOKや作品についてアドバイスが受けられる。

CP+2017は写真とのふれあい、撮影するきっかけ作りの場を目指し、多くの人にカメラを手に取って貰えるよう務める。また、女性や家族連れの来場者でも楽しめるよう、各社の展示ブースにおけるイベントのレギュレーションを厳格化し、通路に人がはみ出さないよう努力するなどして、ベビーカーでも気を遣わずに通れる通路づくりもしていくという。

06

また、ユニークな取り組みとして閉会の音楽を「蛍の光」から「二人で写真を撮ろう」という歌詞が含まれるSuperflyの「愛を込めて花束を」に変更する。これは現地でどのような化学変化が起きるのか楽しみな要素でもある。

昨年は、ライカレンズを搭載するファーウェイのスマートフォンが人気となったが、そのほかにもカメラにゆかりがある製品としてソニーモバイルコミュニケーションズのXperiaシリーズのソニーの「G」レンズ、シャープAQUOSシリーズの「GR certified」はリコーイメージングの「GR」シリーズがり、会場ではその本物を確認することができるだろう。自分の持っているスマートフォンに搭載されているものがどれほど凄いのかを確認してみるのも良いではなかろうか。

最後に、CP+2017の無料事前登録はCP+のホームページから行えるので、忘れずに登録することをオススメする。

記事執筆:mi2_303


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
CP+ 関連記事一覧 - S-MAX
CP+2017 カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)」