新しいスティック型STB「Fire TV Stick(Newモデル)」が発売! |
Amazon(アマゾン)が2月20日に発表したテレビなどのHDMI端子のある画面に動画や写真などを出力して利用するスティック型セットトップボックス(STB)の新モデル「Fire TV Stick(Newモデル)」が日本で2017年4月6日(木)に発売しました。
アマゾン ジャパンが運営する「Amazon.co.jp」では価格が4,980円(税込)。新モデルではプロセッサー(CPU)がデュアルコアからクアッドコアに強化されたほか、無線LAN(Wi-Fi)も新たに11acに対応するなど、スペックが強化されています。
Fire TV Stickはスティック型の小型STBで、日本では初代が2015年10月に発売しました。いわゆる箱型のSTB「Fire TV」より小さいため置く場所が必要なく、テレビの裏に各種ケーブルとともにまとめておけるようになっています。
新しいFire TV Stickは上述通り、CPUがクアッドコアになりました。旧型Fire TV StickはBroadcom製最大1.0GHzデュアルコアCPU「Capri 28155」(ARM A9ベース)やGPU「VideoCore4」でしたが、新型Fire TV StickはMediaTek製最大1.3GHzクアッドコアCPU(ARM Cortex-A53ベース)やGPU「Mali450 MP4」となりました。
また従来のFire Stick TVは音声認識対応のリモコンが通常版は付属せず、リモコン付属版のみでしたが、新型Fire TV Stickでは音声認識リモコンが付属する通常版のみとなりました。付属品はその他にUSBケーブルおよび電源アダプター、HDMI延長ケーブル、単4電池2本(リモコン用)となっています。
その他の仕様では、2.4および5.xGHzデュアルバンドおよびデュアルアンテナ(MIMO)に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.1、microUSB端子(電源用)、HDMI端子、Dolby Audio、5.1chサラウンド、2chステレオ、最大7.1chのHDMIオーディオパススルーなど。
サイズは約85.9×30.0×12.6mm、質量は約32.0g。音声認識リモコンはサイズが約38.4×150.7×16.7mm、質量が約45g(電池込で約68g)。
従来のFire TV StickやFire TVとの比較は以下の通り。新型のFire TV Stickの発売に伴って旧型の初代Fire TV Stickはほぼ販売が終了しており、リモコン付きモデルが新型のFire TV Stickと同じ4,980円で販売されているのみ。
機種 | Fire TV Stick (Newモデル) | Fire TV Stick | Fire TV |
価格 | 4,980円 | 4,980円 | 11,980円 |
CPU | 4コア | 2コア | 2コア |
解像度 | FHD | FHD | 4K Ultra HD |
RAM | 1GB | 1GB | 2GB |
ROM | 8GB | 8GB | 8GB |
Wi-Fi | 11a/b/g/n/ac | 11a/b/g/n | 11a/b/g/n/ac |
有線LAN | ― | ― | ◯ |
microSD | ― | ― | ◯ |
USB端子 | ― | ― | ◯ |
記事執筆:memn0ck
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