SAS、Cisco UCSサーバーとSAS Analyticsを連携した、IoTソリューションを提供!

SASは3日(現地時間)、Ciscoと連携して同社が提供する統計解析ソフト「SAS Institute」のうちのSAS AnalyticsとCisco UCSサーバーを連携させた統合IoTソリューション「Cisco SAS Edge-to-Enterprise IoT Analytics Platform」を提供すると発表しています。

Cisco SAS Edge-to-Enterprise IoT Analytics Platformは、IoT(Intenet of Things)が提供するデータを解析するための企業向けプラットフォームで、IoTにおいてもビッグデータを活用できるようになります。

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IoTにおいて重要な点は、IoTデバイス自体ではなく、IoTが提供するデータにあります。CiscoのIoTゲートウェイと、同社のSAS Event Stream Processingを組み合わせることで、デバイスやセンサーの間に流れている莫大なデータを瞬時に分析することができます。

得られた分析結果を用いて、ビジネスを飛躍させることができるようになります。最近になりビッグデータに注目が集まっていますが、IoTにおいてもビッグデータは非常に大きな意味を成します。

今まではネットワークに接続されることがなかったが、ネットワークに繋がることによってさらに膨大なデータがネットワークを流れることが容易に想像できます。

日本でも先日、さくらインターネットがIoT向けプラットフォーム「sakura.io」を正式発表しましたが、ようやくIoTでも得られたデータを活用する次のステップに来ているようです。Cisco SAS Edge-to-Enterprise IoT Analytics Platformを利用することで、さらに便利な世の中になることを期待したいですね。

記事執筆:YUKITO KATO


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