スポーツタイプのスマートウォッチ「HUAWEI WATCH 2」が発売!

既報通り、華為技術日本(以下、ファーウェイ・ジャパン)が6月9日よりOSに「Android Wear」を採用した腕時計型ウェアラブルデバイス(スマートウォッチ)「HUAWEI WATCH 2」の販売開始した。価格はオープンながら市場予想価格が34,800円(税別)。

HUAWEI WATCH 2は、初代「HUAWEI WATCH」と同様に丸型の約1.2インチAMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載し、昨年発売したウェアラブル端末「HUAWEI FIT」のパーソナルトレーニング機能を併せ持つスポーツタイプのスマートウォッチだ。

主なスペックとして画面解像度390×390ドットのほか、420mAhバッテリーやBluetooth 4.1、IEEE 802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、768MB内蔵メモリー(RAM)、4GB内蔵ストレージ、防水・防塵 IP658など。バッテリーは通常使用で約2日間、GPSと連続心拍データ稼働で約7時間、ウオッチモード(歩数計測時)で約3週間としている。

今回は6月6日に開催されたファーウェイ・ジャパン新製品発表会のタッチ&トライコーナーにてHUAWEI WATCH 2の実機を触ることができたので、外観や気になる特長を写真や動画を交えて紹介していく。

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初代のHUAWEI WATCHは、装飾品としての価値を高めたスマートウォッチで、中でも女性向けのスワロフスキーを68個使った「HUAWEI WATCH Elegant & Jewel」なども販売されていた。一方でトレーニング機能を強化したHUAWEI WATCH 2は、そのイメージをダイバーズウォッチのような外観にまとめ上げている。

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アナログ風の文字刻印が印象的なセラミックベゼルは質感が高く、さらに軽さに加えてステンレススチールの6倍の強度を持つという。

カラーは「カーボンブラック」と黄色のデュアルクラウン(竜頭型ボタン)が特徴的な「コンクリートグレー」の2色。

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コンクリートグレーは、ボタンの視認性の高さと、ベルト部分の細かな模様に特徴がある。

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スマートウォッチとしてのコントロールは、画面のタッチ操作と側面の2つのボタンで機能を呼び出す。ボタンそれぞれの機能は、上側のボタンにAndroid Wearとしての機能呼び出しボタンが割り当てられており、下側のボタンにはファーウェイ独自のフィットネスメニュー呼び出しが割り当てられている。

「Google Fit」などといったAndroid Wearアプリのフィットネス系アプリがあるが、呼び出すための操作に手間が掛かるため、こうした専用ボタンの採用はフィットネス用として専用機に近い使い勝手が実現できる。

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背面には中央部分に心拍センサー、その右には充電用の端子がある。

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Android Wearとしての機能メニューは、丸型のディスプレイを意識した表示となっている。上下スワイプでスクロールさせアイコンをタッチして機能を呼び出す。

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スマートフォン(スマホ)との連携で電話やメールの着信確認が可能だ。なお、通話はスマホ側で行う必要があるとのこと。Bluetoothデバイスとしてのハンズフリー通話ができないのは残念なところ。

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ウォッチフェイスは丸型のディスプレイと言うこともあり、アナログ時計系デザインがよく似合う。これだけで十分楽しめる要素だ。

ウォッチフェイスのウィジェットは、連携するスマートフォンからではなくHUAWEI WATCH 2側で設定変更できるのが便利。使いながら簡単な操作で都度カスタマイズできるので、スマートウォッチ初心者でも安心だ。

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ウォッチフェイスごとにウィジェットが用意されている。変更したいウィジェットを長押しして項目を入れ替えるだけの簡単操作。

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下側のボタンで呼び出すフィットネス系のメニューはテキスト表示を主体としており、こちらは丸型ディスプレイを特に意識はしていないようだ。

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様々なセンサーに加えて単体でGPSも搭載しているため、スマホなしでトレーニングに利用できる。

【HUAWEI P10、P10 Plus、HUAWEI P10 lite、HUAWEI WATCH 2を動画で紹介】

動画リンク:https://youtu.be/CbT1VpvtgiY

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HUAWEI WATCH 2は、画面表示とベゼルが上手く調和するデザインにまとまっており、普段使うスマートウォッチとしての魅力は十分あると感じた。

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価格が34,800円と、HUAWEI WATCHよりも抑えられており、取り扱いも家電量販店に加えて、一部の仮想移動体通信事業者(MVNO)などでも販売されている。気になる人は是非店頭などでチェックしてみて欲しい。



記事執筆:mi2_303


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