SIMフリースマホ「NuAns NEO [Reloaded]」と「NuAns NEO」を比べてみた!

トリニティから6月9日に発売されたおサイフケータイ(FeliCa)にも対応したSIMフリースマートフォン(スマホ)「NuAns NEO [Reloaded](型番:NA-CORE2-JP)」。前回の購入&開封レポートから少し間が空いてしましましたが、今回は前機種のWindows 10 Mobileを搭載した初代「NuAns NEO」と比較してみたいと思います。

そもそもNuAns NEO [Reloaded]とNuAns NEOはOSがWindows 10 MobileからAndroidになって各種仕様がFeliCaだけでなく、指紋センサーによる生体認証が追加され、ディスプレイやカメラ、CPUなども各々向上していますが、外観はほぼ同じではあります。

ほぼ同じではありますが、細かな点でNuAns NEO [Reloaded]は初代から変化しており、そういった点も含めて紹介していきます。とはいえ、デザインはほぼ変えずに背面カバーの「TWOTONE」と「FLIP」が共通で使えてというのはとても良いですね!

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まず前面はNuAns NEO [Reloaded]が約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)液晶に大きくなり、ディスプレイ下中央にホームキーも兼ねた指紋センサーを搭載しました。

初代NuAns NEOに多少余裕があったというわけではないと思いますが、ディスプレイの周囲(ベゼル)を狭くすることで見事に同じ本体サイズで大画面化かつ指紋センサーの搭載に成功しています。

正直、お見事という他なく、他のメーカーもこういうのは見習って欲しいところです。特にあまりデザインが変わらないXperiaとか少ししか変わらないならまったく変えないほうが良いような気がします。Xperia XZとXperia XZsはそんな感じではありますが。

惜しいところでは指紋センサーにホームキーの機能を持たせるならHUAWEI P10やFREETEL REIなどのように戻るや履歴の機能も持たせて画面内からナビゲーションボタンを消せるモードも欲しかったところ。

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背面はカバーを付けてしまうと違いはほぼないですが、NuAns NEO [Reloaded]のLEDフラッシュライトのカバーガラスが光を反射しないような素材になっています。傾けたりして光を反射させようとすると、NuAns NEOはリアカメラとLEDフラッシュライトの両方が反射しますが、NuAns NEO [Reloaded]ではリアカメラのほうだけです。

NuAns NEO [Reloaded]ではNuAns NEOにはできなかったという部品へのこだわりも多くあり、ディスプレイのパネルはシャープ製に変わり、カメラのセンサーは背面・前面ともにソニー製となりました。

背面カメラは約1300万画素裏面照射型センサー(F2.0・28mmレンズ)で同じで、前面はF2.4・24mmレンズは同じですが、画素数が約500万画素から約800万画素の裏面照射型センサーに変わっています。主な仕様の違いは以下の通り。

機種NuAns NEO [Reloaded]NuAns NEO
画面5.2型FHD
(428ppi)
5.0型HD
(295ppi)
大きさ141.6×74.2×11.3mm141×74.2×11.3mm
重さ150g150g
SoCSnapdragon 625Snapdragon 617
CPU2.0GHz×81.5GHz×8
RAM3GB2GB
ストレージ32GB16GB
microSDXC(最大256GB)XC(最大128GB)
背面カメラ1300万画素1300万画素
前面カメラ800万画素500万画素
電池容量3450mAh3350mAh
FeliCa
NFC
USBType-C(3.0)Type-C(2.0)
生体認証◯(指紋)
au VoLTE

背面カバーを外すとともに向かって右上にSIMカード・microSDカードのスロットがありますが、NuAns NEO [Reloaded]では防滴のためかパッキンのようなもので覆われています。

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せっかくなので背面カバーのTWOTONEを入れ替えてみましたが、きちんと交換できました。持った感じも手に当たる部分が基本的に背面カバーになるので当たり前ですが差はないですね。

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電源キーや音量上下キー、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、ストラップ穴、外部スピーカーといった部品配置もまったく同じ。見た目の違いで言えば、NuAns NEO [Reloaded]では上下側面がボツボツして加工がされていて滑りにくくなっているくらいでしょうか。

仕様上ではUSB Type-C端子がNuAns NEOではUSB 2.0やQuick Charge 2.0でしたが、NuAns NEO [Reloaded]ではUSB 3.0およびQuick Charge 3.0となっています。どちらもOTGをサポートは同じところ。

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センサー類は、加速度(3軸)およびジャイロ(3軸)、地磁気(3軸)、近接、環境光、ホールを搭載は同じ。その他、NuAns NEO [Reloaded]ではau VoLTEに対応しています。

OSがAndroid 7.1.1(開発コード名:Nougat)とWindow 10 Mobileなのでまったく使用感は違いますが、Androidかつおサイフケータイ対応ということでかなり広い購買層に拡大したと思いますし、もともとNuAns NEOの背面カバーを変えられる仕様やハードウェア品質は良かっただけにより多くの人に訴求できるようになったのかなという感じです。

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記事執筆:memn0ck


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