MacBook Proも充電可能なモバイルバッテリーを紹介!

スマートフォン(スマホ)やタブレットの普及に伴って充電にモバイルバッテリーを使っているという人も多いかと思います。黎明期は5000mAh程度の容量のバッテリーが主流でしたが、今となっては20000mAhをも超えるほどの大容量バッテリーも多数販売されています。

この度、バッテリーをはじめとしたサプライ品を販売するRAVPowerより最大30WのUSB PDに対応した26,800mAhの大容量バッテリー「RAVPower Type-C 26800mAh RP-PB058(以下、RP-PB058)」を提供いただきましたのでさっそく使用感をレビューして行きたいと思います。

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緑主体の優しい色合いでかわいらしいレイアウトの化粧箱

まずは化粧箱からご紹介。バッテリーといえば無機質なデザインの箱に梱包されていることが多いですが、RP-PB058は緑色の円を基調としたかわいらしいデザインを採用。左上には「RAVPOWER」のロゴマークが、中央下部には「POWER YOUR LIFE」とキャッチコピーが印字されています。

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内箱にはユーザーへの感謝の言葉がレイアウト

開封するとユーザーガイドと保証書が入っています。保証期間は18ヶ月となっていますが、ユーザー登録をすることによって最大30ヶ月まで延長することが可能。使用による劣化が激しいモバイルバッテリーで30ヶ月もの保証期間を設けている会社も少ないので、同製品を選ぶ1つのポイントとなるでしょう。

また内箱には「Thanks for choosing RAVPower!」と顧客への感謝の言葉が印字されています。小さな配慮ですがこういった言葉を目にすると、ユーザーとしてもとても嬉しい気持ちになリ、好感触です。

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モバイルバッテリー「RP-PB058」の付属品一式


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3本の充電用ケーブルが最初から付属する親切仕様

付属品はバッテリー本体や収納ポーチのほか、microUSBケーブル2本とUSB Type-Cケーブル1本が付属。今回のMacBook Proの事例だけではなく、スマホやタブレットなど、近年の製品の多くではUSB Type-C端子が採用され、これからも採用したデバイスが増え続けられることが予想されるため、最初からUSB Type-Cケーブルが付属しているのは嬉しいポイントでしょう。

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26800mAhの大容量でありながらも重量は控えめ

バッテリー本体のサイズは約173×81×23mm、重さは約456gとなっています。付属するポーチに収納したと仮定すると約500gになる計算で、モバイルバッテリーとしてはかなりの重量となっています。とはいえ、航空機の手荷物にギリギリ持ち込み可能な26800mAhの大容量で、30WのUSB-PDを用いた充電が可能であると考えると、人によっては許容できる範疇の重さに仕上がっているように感じます。

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航空機の手荷物にもギリギリ持ち込める容量なのもポイント


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この写真のケーブルは筆者の私物

ここからは筆者の私事ですが、最近、2016年モデルのMacBook Proを購入しました。MacBook Pro自体は発売から半年以上経過して目新しさもないので詳細は割愛しますが、大きな特長としてUSB Type-C端子以外の通信・充電端子の廃止がありました。

そのため、MacBookシリーズの既存ユーザーからすると周辺機器の買い替えが必須である一方で、Windowsを15年ほど愛用してきた筆者のようなタイプの人間からすると、すべて1つの端子(USB Type-C)で対応することができるという点は非常に大きな魅力です。

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システムレポートでは31Wの充電器として認識


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正常に充電されているのも確認できる

バッテリーとMacBook Proを付属するUSB Type-C - USB Type-Cケーブルを用いて接続したところ、システムレポートには31Wの充電器として認識され、正常に充電が開始されていることを確認できました。

モバイルバッテリーは各社から急速充電に対応した大容量バッテリーがすでに販売されており、消費者からすると、中々製品選びに苦労するジャンルだと言えます。MacBookシリーズをはじめとした一部のラップトップPCでは充電規格としてUSB PDを採用しており、そういったPCを充電したい人にとっては大きな選択肢となるでしょう。

なお、一部の製品では「45W以上の充電器でしか充電しない」などと制約している場合もあり、USB PD目的で購入を検討される際にはお手持ちの製品の対応を確認することをオススメします。



記事執筆:雪華


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