今後のトーンモバイルは富士通製!新スマホ「TONE m17」と新サービスで子どもを守る

既報通り、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)グループとフリービットによる合弁会社であるトーンモバイルは25日、同社がNTTドコモから回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している携帯電話サービス「TONEモバイル」において新しいスマートフォン(スマホ)「TONE m17」(富士通コネクテッドテクノロジーズ製)を8月1日に発売すると発表した。

また、女性誌「VERY」と共同開発したサービスの第1弾として、子どもを守りたいという思いに応えるサービス「TONE×VERY」宣言、「ジオフェンス」にロック機能を追加するなどを発表した。徹底したママ目線による「ママが子どもに持たせたい」スマホを追求する。

なお、今回発表したTONE m17は、NFCによる「お知らせメール」やジオフェンス機能の正確な位置情報などの新サービスに対応する。今回はトーンモバイルの新サービスと新端末のTONE m17を写真と動画で紹介していく。

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登壇したトーンモバイル 代表取締役社長 CEOの石田宏樹氏は「現在、スマートフォンの保有率56.8%、残りの43%はケータイも持っていない人もいます。利用状況は、子どもとシニアの利用が圧倒的に少ない」と話す。

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同氏は「MVNO市場は年率150%程度で成長していく」とし、それに伴って「さまざまな料金プランや端末の選択肢が増えることが顧客の混乱を招く」と指摘。そこでトーンモバイルはイノベーションによりコスト削減と付加価値向上を同時に実現すること、非顧客を対象として市場を広げること、明確な差別化戦略を重視しているという。

石田氏は「はじめてスマートフォンを使う顧客をターゲットとし、子どもそして“ガラケー”をもっているがスマートフォンを持っていないプレミアユーザー(シニア)をしっかり取ったあとに、iPhoneの2台目であるなど、最終的にiPhoneに並ぶようなサービスを長期戦略で取っていく」と語った。

今年の春商戦も手応えがあったようで「子どもという市場ではナンバーワンが取れているのではないか」とし、「3月、4月の商戦に関しては約6割5分の方々が10代のお客様になっています」とレッドオーシャンの中でもしっかりと数字が取れていることを明かす。

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雑誌VERYとの共同開発したTONE×VERY宣言として、子どもが中学生になるまでは夜10時から朝6時まではロックされてスマートフォンが使えなくなるというサービスの提供する。これは利用者登録の際に年齢を入れることを必須とし、登録することで自動的にこの設定となる。なお、ユーザー側で設定を変更することも可能としている。

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この機能を背骨として、位置情報から学校や塾などではスマホをロックする「ジオロック機能」を追加。これは従来の「TONE見守り」アプリの機能としてトーンの端末を持つ子どもが特定の場所に近付いた際に通知を行う「ジオフェンス」をさらに拡張したものとなる。

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9月以降リリース予定の「お知らせシール」機能は、スマートタグシールをスマホ本体に合わせることで、緊急連絡や位置情報を送ったり、設定をしたりできるもの。

お知らせシールは、ジオフェンス機能を“確実”により“細かく”動作させるための機能としても利用でき、子ども部屋にシールを貼ってスマホをかざすと、子どもが子ども部屋に入ったというGPSではできない正確な見守りを可能とする。

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こうした見守り機能は、親は利用を制限したいとする一方で、子どもは制限されたくないという双方の思いがある。これらをとりまとめるには”約束”必要であるとし、それを契約書とし合意した上で使うことが必要であるとしている。

また、スマホに対する親のリテラシーが低いことから、制限をどうすれば良いのかが分からないということもあるため、契約書によるアプリの利用制限はトーンが推奨する安全なアプリに対してのみ行えるよう配慮する。

この契約書をスマホのカメラで撮影するだけで、子どものスマホの設定ができる「TONE 撮るだけ設定」を用意。これは「TONE 見守り」アプリの機能として提供される。

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新端末TONE m17は、トーンモバイルおよびフリービットが持つ特許で共同開発し、富士通コネクテッドテクノロジーがODMとしてトーン端末を製造する。

【石田宏樹氏のプレゼンテーションとVERY編集長今尾朝子氏のトークセッション、そしてTONE m17の機能を動画で紹介】

動画リンク:https://youtu.be/ylsdnZ7rFto


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箱に置くだけでハードウェア診断を行う「置くだけでサポート2」やお知らせシールへの対応、子どもやシニア向けだけではなく、そしてフルスペックのスマートフォンとしても利用できるユーザーインターフェース(UI)を搭載、おサイフケータイ(FeliCa)、ワンセグ、防水・防塵、耐衝撃性能、泡ソープで洗うことも可能と、これまでのトーン端末にはない、様々な機能を盛り込んだものとなっている。

TONE m17に搭載するNFCは、新サービス「手のひらTSUTAYA」として、モバイルTカードとして利用可能となる。将来的にはTSUTAYAの動画コンテンツをパケットフリーで視聴可能とするという。

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TONE m17は、富士通コネクテッドテクノロジーズ製のSIMフリースマホ「arrows M04」をベースとしている。外観や機能など同じだが、トーン独自のプラットフォーム「TONE WARE」を搭載する。

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パッケージに置くだけで、ハードウェア診断が行える置くだけサポートは、特にバッテリーの初期不良などを診断し、問題があった場合はトーンのサポートへ電話ができるシンプルで分かりやすいものとしている。

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ディスプレイは約5.0インチHD(720×1280ドット)液晶、OSはAndroid 7.1.1(開発コード名:Nougat)、CPUはQualcomm「Snapdragon 410(MSM8916)」のほか、2GB内蔵メモリー(RAM)および16GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大256GBまで)を搭載。フロントカメラは約500万画素、リアカメラは約1310万画素、バッテリーは2580mAhだ。

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トーンモバイルでは「親子のスマホの約束」の契約書は、利用するアプリにチェックを入れ、利用可能な時間もしくは時間制限を書き込む。どんな設定にしているのかが一目瞭然で、これを撮影するだけで設定変更できるのは、分かりやすくて良いのではないだろうか。

トーンモバイルは今後プレミアユーザー向けのサービスも発表するとのことなので、こちらにも期待したい。

記事執筆:mi2_303


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