au向け新スマホ「Xperia XZ1 SOV36」が11月中旬に発売!

KDDIおよび沖縄セルラー電話は11日、今秋以降に発売する新商品「au 2017 秋モデル」として約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)IPS液晶やオクタコアCPU、4GB内蔵メモリー(RAM)などを搭載したAndroid 8.0(開発コード名:Oreo)採用の最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Xperia XZ1(型番:SOV36)」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を発表しています。

発売時期は2017年11月中旬を予定し、auショップなどの店頭や公式Webストア「au Online Shop」などにて事前予約受付が実施される予定。価格(税込)は本体代金90,720円(分割3,780円/月×24回)で毎月割1,890円/月×24回(総額45,360円)の実質負担額45,360円(分割1,890円/月×24回)から。

Xperia XZ1 SOV36はSonyブランドのフラッグシップモデル「Xperia XZ」シリーズの最新機種「Xperia XZ1」のau版で、今夏に発売された「Xperia XZs(型番:SOV35)」から新たにQualcomm製ハイエンドチップセット「Snapdragon 835(MSM8998)」となりました。

これにより、カメラの起動から撮影までが最速0.5秒になったほか、LTE UE Category 15・16による4×4 MIMOや3CC CA、256QAMに対応し、au版では下り最大708Mbpsおよび上り最大75Mbpsで利用可能なほか、日本市場でニーズの高いおサイフケータイ(FeliCa)やワンセグ、フルセグにも対応しています。

また10月12日から発売日までに予約した上で購入した場合にもれなく3,000円相当の「au WALLETポイント」をキャッシュバックするほか、抽選で100人に「PlayStation VR(PlayStation Camera同梱版)」をプレゼントするキャンペーンを実施します。なお、auではAQUOS senseなどの新製品を2017年10月12日よりau SENDAIやau SHINJUKU、au NAGOYA、au OSAKA、au FUKUOKAおよび全国のauショップにて先行展示すると案内しています。

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Xperia XZ1はSonyブランドの「Xperia」シリーズにおけるフラッグシップモデルにおいて従来の「Xperia Z」シリーズから続く5.2インチサイズを引き継ぐ最新機種で、Xperia XZsと同様に960fpsのスーパースローモーション撮影に対応した「Motion Eyeカメラ」を搭載しています。

また新たにチップセットSnapdragon 835(2.45GHz×4コア+1.9GHz×4コア)となったことで、カメラの起動から撮影までがXperia XZsの0.6秒から0.5秒に短縮され、新機能の「3Dクリエーター」に対応。Motion EyeカメラはSonyが独自開発した1/2.3型(1画素1.22μm)の有効画素数約1900万画素メモリー積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS for mobile」によって実現。

これにより、最大960fpsスーパースローモーション機能に対応し、新規開発された「Predictive Capture(先読み撮影)」機能では被写体の動きを検出すると、自動的に最大4フレーム分の画像をバッファリングし、シャッターが押される直前の画像も記録することが可能となっています。

またマニュアルモードも強化され、新たにISO調整機能が追加されたほか、4Kムービー撮影がXperia XZsなどでは別アプリとなっていたが、カメラアプリのビデオ撮影に統合されました。フロントカメラもXperia XZ Premiumと同様にF2.0の明るく広角22mmレンズを採用した1/3.06型約1300万画素積層型CMOSセンサー「Exmor RS for mobie」を搭載。ディスプレイを点灯させてフラッシュの代わりにする「ディスプレイフラッシュ」機能を新搭載。

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一方、新機能の3Dクリエーターはカメラで被写体を撮影するだけで立体的な3Dオブジェクトとして生成できる。作った3DデータはOBJ形式で保存されるため、パソコン(PC)などで3Dモデリング・レンダリングなどのアプリにも取り込んで使えます。OBJ形式なので3Dプリンターで出力するといったことも可能で、Xperia XZ1でもいろいろと活用でき、CGと合成してアバターとして表示したり、メッセンジャーアプリなどでスタンプとして使ったり、ライブ壁紙に設定できたりといったことができるということです。

画面はHDRに対応した約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)IPS液晶「トリルミナスディスプレイ for mobile」を搭載し、ディスプレイを覆うのは端が湾曲した2.5Dガラス「Corning Gorilla Glass 5」で、外観もこれまでのつぎ目のない「Unified Design」を継承し、Xperia XZやXperia XZsと同じく持ったときのフィット感をより強くするために側面に丸みを持たせて断面が上下左右対称のループのように見える「Loop Surface」デザインを採用しています。

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ただし、これまでのXperia XZ・XZsでは背面下部にアンテナラインが存在していましたが、au版のXperia XZ1でもなくなっており、一方で側面にアンテナラインが移動しています。またXperia XZ1 Compactと同様にフレームを押し出し一体成型の「バスタブ構造」としたことで、強度を増強し、背面や側面の素材はアルミ素材を採用。

なお、Xperia XZやXperia XZsで使用していた神戸製鋼のアルミニウム純度・輝度が高い金属素材「アルカレイド」ではないとのこと。本体色はブラックおよびウォームシルバー、ムーンリットブルー、ヴィーナスピンクの4色展開。サイズは約148×73×7.4mm(最厚部約8.1mm)、質量は約156g。引き続き、防水・防塵(IP65・IP68準拠)に対応。

本体右側面に音量上下キーおよび指紋センサーを兼ねた電源/スリープキー、カメラ/シャッターキー、本体左側面にmicroSDカードおよびnanoSIMカードのスロット、本体上側面に3.5mmイヤホンマイク端子、本体下側面にUSB Type-C端子が配置。またFeliCaやNFCの読み取りは前面上部から背面上部のレーザーAFセンサーなどと並べられ、FeliCaマークもデザイン的にすっきりまとめられています。

電池は2700mAhバッテリー(取外不可)で、Smart Stamina 3.0やQnovo Adaptive ChargingやBattery Care、スタミナモード、急速充電「Quick Charge 3.0」、USB給電に対応。日本国内使用時における連続通話時間(音声通話時)は約1420分、連続待受時間(4G LTEエリアおよびWiMAX 2+エリア)は約420時間、電池持ち時間は約100時間、充電時間は約160分、テレビ連続視聴時間はワンセグで約9時間40分、フルセグで約8時間10分。

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音響面はS-Forceフロントサラウンドに対応したステレオスピーカーやステレオ録音、デジタルノイズキャンセリング、Clear Audio+、ハイレゾ音源、LDAC・aptX・aptX HD対応などで、特にステレオスピーカーはXperia史上最大音量に対応し、従来比機種比で約50%アップしています。

その他の仕様は64GB内蔵ストレージ(UFS)やmicroSDXCカードスロット(最大256GBまで)、2.4および5.xGHzデュアルバンド対応でIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GPS・GLONASS)、Google Cast、DLNA、Miracast、PS4リモートプレイ、緊急速報メール、ハイレゾ音源、auシェアリンク、au世界サービス(LTE/VoLTE・GSM・UMTS対応)、nanoSIMカード(4FF)「au Nano IC Card 04」など。

au公式アクセサリー「au +1 collection」からカバーを閉じたまま操作ができるソニー純正ケースの「Xperia XZ1 Style Cover Touch」や保護ガラスといった定番アイテムに加えて、Xperia XZ1と調和のとれたカラーのワイヤレスステレオヘッドセット「h.ear on (TM) 2 Mini Wireless(型番:WH-H800)」や左右独立型のワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000X」が順次発売します。なお、ソニーモバイルTVアンテナケーブル02は付属していますが、USB Type-C端子になっているので、USBケーブルまたは変換アダプターが別途必要なのでご注意ください。



記事執筆:memn0ck


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