話題の次世代スマホ「iPHone X」が分解でより詳細な仕様が判明!

Appleがスマートフォン(スマホ)「iPhone」シリーズの10周年を記念して次の10年を見据えた次世代モデルとして開発した「iPhone X」。11月3日に発売され、当初は相当な品薄が懸念されていましたが、オンラインでは公式Webストア「ドコモオンラインショップ」をはじめとして在庫はないようで、Apple直営(Apple.com内およびiOS向けアプリ「Apple Store」)では3〜4週間待ちとなっています。

一方で、思っていたよりは在庫はあるようで日本にて販売するNTTドコモおよびau by KDDI、ソフトバンクといった各大手携帯電話会社やAppleでは店頭における当日在庫があるところもあるようで、この3連休に購入してじっくりと初期設定や操作の慣れなどを行なった人も多いかと思います。

そんな見た目も操作方法も大きく変わったiPhone Xですが、さっそくiFixitや修理サービス「あいさぽ」を展開する白狼などが分解し、どういった部品を使ったり、設計になっていたりといったことを調査していますので気になった部分を紹介したいと思います。

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一番の注目は電池パックが2個に分かれていることでしょう。片方が4.93Whr、もう片方が5.52Whrで、若干そのまま数字を足した合計になっていませんが、パッケージに記載されている合計は10.35Whr(3.81V・2716mAh)となっています。

これにより、むしろiPhone 8などの4.7インチサイズのほうに近いとすら感じるサイズ感ながらiPhone 8 Plusなどの5.5インチサイズ級の電池容量を装備しています。

とはいえ、画面が大きく解像度も高いことから省電力な有機ELながら電池持ちについてはiPhone 8などの4.7インチサイズのほうに近く、iPhone 8 Plusなどの5.5インチサイズよりも持たないといったところです。

iPhone画面大きさ [mm]重さ
[g]
SoCRAM電池容量
[mAh]
X5.8型143.6×70.9×7.7174A113GB2716
8+5.5型138.1×67.0×6.9202A113GB2691
84.7型138.4×67.3×7.3148A112GB1821
7+5.5型158.4×78.1×7.5188A103GB2900
74.7型138.3×67.1×7.1138A102GB1960
6s+5.5型158.4×78.1×7.5192A92GB2750
6s4.7型138.3×67.1×7.1143A92GB1715

また内蔵メモリー(RAM)は3GB LPDDR4xと、事前の情報通りで、iFixitが分解したオーストラリアで購入したA1865ではSK Hynix製「H9HKNNNDBMAUUR」が使われていました。携帯電話用モデルチップはA1865ではQualcomm製「Snapdragon X16(MDM9655)」、TechInsightsが分解したA1901ではIntel製「XMM7480(PMB9948)」とのこと。

この辺りはiPhone 8シリーズと同様で、NFC用モジュールも同じNXP製「80V18」となっています。ストレージはA1865では東芝製「TSB3234X68354TWNA1」(64GB)となっていますが、メーカーなどは個体によって違う可能性もあります。

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その他、白狼では分解してみた印象としてこれまでの液晶から有機ELに変わったことで、ディスプレイ部分が薄くなっているほか、スピーカー周りに部品が増え、予測に範囲としながらもオーディオシステム関連の回路が追加されて音質が良くなっているとしています。

また全体的にもチップセットから出ているコネクター(接続部分)が増えており、全体的に小型化が進んでいるとのこと。分解のしやすさについてもiFixitではiPhone 8シリーズと同じ「6」(10段階評価)としており、マイナス点はiPhone 8シリーズど同様にやはり背面のガラスパネルが割れやすいといったことが大きいようです。

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記事執筆:memn0ck


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