auが新スマホ「V30+ L-01K」を発表!2017年12月下旬発売

KDDIおよび沖縄セルラー電話は21日、都内にて「au HOME 発表会 with au 2017 冬モデル」を開催し、今冬以降に発売する「2017年冬モデル」として約6.0インチQHD+(1440×2880ドット)有機EL(OLED)フルビジョンディスプレイ(約538ppi)を搭載したプレミアムスマートフォン(スマホ)「isai V30+(型番:LGV35)」(LG Electronics製)を発表しています。

発売時期は2017年12月下旬を予定し、auショップなどの店頭や公式Webストア「au Online Shop」などにて事前予約受付が実施される予定。なお、2017年11月22日(水)より「au SHINJUKU」や「au SENDAI」、「au NAGOYA 」、「au OSAKA」、「au FUKUOKA 」にて先行展示されるということです。

isai V30+は海外で今年8月に発表されたクアッドDACやデュアルカメラなどを先進的に取り入れてきたプレミアムスマホ「LG V」シリーズの最新機種「LG V30+」(「LG V30」の内蔵ストレージ128GBモデル)のNTTドコモ版で、昨年にauから発売された「LG V20」のカスタマイズモデル「isai Beat(型番:LGV34)」の後継機種です。

isai V30+は新たに縦長画面を搭載し、アスペクト比9:18の縦長6インチ画面を搭載した“ほぼ全画面デザイン”を採用し、また防水(IPX5およびIPX8準拠)や防塵(IP6X準拠)だけでなく、米軍調達基準「MIL-STD 810G」のおける14項目の落下耐性試験をクリアした耐衝撃性能にも対応しています。

またau版では、NTTドコモ版「V30+ L-01K」と同様に日本市場でニーズの高いおサイフケータイ(FeliCa)やワンセグ、フルセグにも対応。さらにLTE UE Category 15・16による3波のキャリアアグリゲーション(CA)と4x4 MIMO、256QAMを組み合わせた下り最大708および上り最大75Mbpsに対応しています。

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isai V30+はLGの最上級スマホの最新機種で、6インチ縦長ディスプレイやDaydream、デュアルカメラ、クアッドDACなどのハイエンドスマホです。ディスプレイはHDR 10に対応し、sRGBで148%と表示色域が広く有機ELでコントラストの高い鮮やかな表示が可能となっています。

外装はディスプレイを覆う前面だけでなく、背面も強化ガラス「Corning Gorilla Glass 5」(カメラ部分のみ「Corning Gorilla Glass 4」)を採用し、背面は光沢がある質感になっています。本体色はオーロラブラックおよびクラウドシルバー、モロッカンブルーの3色展開。また本体側面の角も滑らかに湾曲させて手にフィットし、6インチながら持ちやすくなっています。

サイズは約152×75×7.4mm(最厚部約7.7mm)、質量は約158g。グローバルモデルがベースとなっている機種ながら防水・防塵だけでなく、MIL準拠の14種の耐性能を備え、耐久性と引張強度を高めるためにメタルフレームに建造物の端を結合する手法「H形鋼構造」を新たに採用しています。

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また性能を最大限に引き出すためにヒートパイプと冷却パッドを内蔵することで、内部の熱を素早く放熱することが可能。なお、ほぼ全画面デザインとなったことで、セカンドディスプレイは廃止され、有機ELの特性を活かした常時点灯機能「Always on Display (AOD)」とフローティングバーに対応しました。

背面にはisai Beatに続いてデュアルカメラを搭載し、標準レンズと広角レンズという構成を継承し、レンズの明るさなどを強化してメインのほうはスマホ初のF1.6でガラスのクリスタルクリアレンズを搭載。画角とレンズの明るさ、センサーはそれぞれ標準レンズが71°、F1.6、約1650万画素センサー(1画素1.0μm)、ワイドアングル撮影に対応した広角レンズが120°、F1.9、約1310万画素センサー(1/3.4型、1画素1.0μm)。

またメインの標準レンズのほうは光学式手ブレ補正(OIS+ 2.0)や電子動体ブレ補正(EIS)、レーザー検知オートフォーカスとフェーズ検知オートフォーカスを統合したハイブリッドオートフォーカスに対応。さらにデュアルカメラモジュールはLG V20+と比べて小型になっており、背面のでっぱりは小さくなってより平面に近づいています。なお、フロントカメラは画角90°でF2.2のレンズと約510万画素センサーを搭載。

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カメラ機能では「CINE EFFECT」やポイントズーム機能による「CINE VIDEO MODE」機能で誰でもプロのような動画制作を行うことが可能なほか、ポイントズーム機能によってズームスライダーによってフレーム内の被写体の位置に関わらず、任意の被写体上でスムーズにズームインすることができます。

音響面でもisai Beatに続いて「Quad DAC」を搭載し、DACのICにESS Technologies製ハイエンドチップ「Sabre ES9218P」を搭載した「32bit Advanced Quad DAC」に進化。B&O PLAYによるサウンドチューニングに加え、新たにスマホで初めてMQA(Master Quality Authenticated)技術に対応し、ハイレゾオーディオのストリーミングが可能になりました。

またカスタマイズも充実しており、デジタルフィルター(ショート・シャープ・スロー)とHi-Fiサウンドプリセット(エンハンス・ディテール・ライブ・ベース)を用意。録音機能も向上し、通話用受話器をOFFにしてマイクとして使うことでより高品位な録音可能な「HDオーディオレコーダー」に対応しています。

主な仕様は64bit対応のQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 835(MSM8998)」(オクタコアCPU「2.45GHz×4+1.9GHz×4」)および128GB内蔵ストレージ、microSDカードスロット(最大256GBBまで)、USB Type-C端子(USB 3.1互換)、NFC Type A/B、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0 BLE、UX 6.0+、nanoSIMカード(4FF)、VoLTE、指紋認証、顔認証、ハイレゾ音源、au世界サービス(VoLTE/LTE/UMTS/GSM)、緊急速報メールなど。

電池容量は3300mAhバッテリー(取外不可)で、急速充電「Quick Charge 3.0」やワイヤレス充電にも対応。連続通話時間は約1200分(au VoLTE)、連続待受時間は約420時間(LTE・WiMAX 2+)、電池持ち時間は約95時間、連続テレビ視聴時間はワンセグで約8時間50分、フルセグで約8時間10分。OSは最新のAndroid 8.0(開発コード名:Oreo)をプリインストール。



記事執筆:memn0ck


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