2.45インチ超小型スマホ「Jelly Pro」がついに日本で技適マークを取得して正式発売!

Unihertzが約2.45インチワイドQVGA(240×432ドット)液晶を搭載したLTE対応の超小型スマートフォン(スマホ)「Jelly Pro」(型番:JPRO-02)を日本で正式販売開始しています。販売はAmazon.co.jpにて行われており、価格は13,799円(税込)。

同社では昨年12月に公式に日本国内でローミング以外で法的に利用して良いことを示す技術適合証明などの認証(いわゆる「技適マーク」)の取得に取り組んでいると明らかにし、今年1月9日に技適マークを取得したことを案内していました。

SIMフリーで、携帯電話ネットワークにおける対応周波数帯には4G(FDD-LTE方式)のBand 1や3、8、19、3G(W-CDMA方式)のBand IやVIIIがあるため、NTTドコモやソフトバンク、その仮想移動体通信事業者(MVNO)などで利用可能となっています。


Jelly Proは昨年5月に発表され、発表時点ではLTEに対応した世界最小スマホで、当初はクラウドファウンディング「Kickstarter」にて資金調達していましたが、無事に成功して昨夏から出荷が開始されていました。

こういったサイズ感の機種では4Gに対応していなかったり、スペック的にやや常用するのは厳しそうなものが多い中、それなりに使える性能と、なによりも日本でNTTドコモが利用するBand 19やソフトバンクが利用するBand 8といった周波数帯(いわゆる「プラチナバンド」)を含めてBand 1や3にも対応し、日本での利用もできそうな製品となっていました。

そういった中で、日本からの多くの要望によって公式に技適マークを取得し、今回、正式に発売されました。サイズは約92.4×43×13mm、質量は約60.4g、本体カラーはパールホワイトおよびスカイブルー、スペースブラックの3色展開。

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基本仕様では1.44GHzクアッドコアCPUおよび2GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大256GBまで)、約800万画素リアカメラ、約200万画素フロントカメラ、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.1、位置情報取得(GPS)、加速度センサー、電子コンパス、ジャイロセンサー、950mAhバッテリー、3.5mmイヤホンマイク端子、microUSB端子など。

OSはAndroid 7.0(開発コード名:Nougat)を採用し、USBケーブルと説明書が同梱されますが、ACアダプターは別途用意する必要があるとのこと。nanoSIMカード(4FF)が2つのデュアルSIM対応(ただし、片方のSIMカードスロットは2Gのみに対応するので日本では利用不可)。また高音質通話サービス「VoLTE」に対応し、NTTドコモやソフトバンクで利用可能。携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。

GSM: 850(Band5)/900(Band8)/1800(Band3)/1900(Band2) MHz
WCDMA: 850(Band5)/900(Band8)/1900(Band2)/2100(Band1) MHz
FDD-LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/
TD-LTE:Band 40




記事執筆:memn0ck


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