WikoがViewシリーズやAndroid Goスマホ「Tommy 3」を発表!

Wikoは26日(現地時間)、スペイン・バルセロナにて2018年2月26日(月)から3月1日(木)まで開催される「Mobile World Congress 2018(以下、MWC 2018)」に合わせてプレスイベントを開催し、新しくより縦長なアスペクト比9:19の画面を搭載した「View 2」および「View 2 Pro」、アスペクト比9:18の画面を搭載した小型モデル「View Lite」および「View Go」、大容量4000mAhバッテリー搭載モデル「View Max」、廉価モデル「Jelly 3」および「Lenny 5」、そして同社初のAndroid Oreo (Go Edition)搭載モデル「Tommy 3」といったスマートフォン(スマホ)などを発表しています。

各機種とも2018年3月より地元フランスをはじめとした各国・地域で順次発売され、価格はView 2が199.99ユーロ(約26,000円)、View 2 Proが299.99ユーロ(約40,000円)、View Liteが159.99ユーロ(約21,000円)、View Goが189.99ユーロ(約25,000円)、View Maxが149.99ユーロ(約20,000円)、Jerry 3が79ユーロ(約10,000円)、Lenny 5が99ユーロ(約13,000円)、Tommy 3が99.99ユーロ(13,000円)などとなっています。

なお、日本における販売については明らかにされていませんが、Wikoは昨年日本に参入し、Tommyの前機種でもある「Tommy」やView 2・View 2 Proの前機種「View」、そして今月にはgooのスマホとして「View Prime」ベースの「g08」を発売しているだけに、今回発表された新機種も投入されることが期待されます。

【View 2およびView 2 Pro】

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View 2およびView 2 Proは画面アスペクト比が他の流行りの9:18やGalaxyシリーズの9:18.5よりもさらに縦長な19:9の約6.0インチHD+(720×1528ドット)IPS液晶を搭載した“ほぼ全画面デザイン”を採用し、同じく縦長画面を搭載した「Essential Phone」や「AQUOS R compact」のような“ちょび髭”のような横幅の短い切り欠き(ノッチ)が画面上部中央に存在するようになっています。

また前面は2.5Dラウンドガラス「Corning Gorilla Glass」で覆われ、背面および側面はCNC加工されたメタルフレームデザインで、サイズおよび質量はView 2が約154.5×72×8.3mmおよび約153g、View 2 Proが約153×72.6×8.3mmおよび約164g、本体カラーはView 2がAnthraciteとGold、Greyの3色展開、View 2 ProがAnthraciteとGoldの2色展開。

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より広い表示領域の9:19に


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View 2の各色


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View 2 Proの各色

主な違いはView 2がQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdagon 435(MSM8940)」(1.4GHzオクタコアCPU)および3GB内蔵メモリー(RAM)、32GB内蔵ストレージなのに対し、View 2 Proは「Snapdagon 450」(1.8GHzオクタコアCPU)や4GB内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージとなっている点。また両機種ともリアカメラはデュアルレンズカメラとなっていますが、画素数や絞りが異なっています。

デュアルリアカメラは標準レンズと画角120°の超広角レンズの構成で、View 2 Proのイメージセンサーは2つとも約1600万画素CMOS(F1.75レンズ)、View 2のイメージセンサーは2つとも約1300万画素CMOS(F2.0レンズ)となっており、オートフォーカス(AF)はSuper PDAFに対応。背面にはデュアルトーンLEDフラッシュや指紋センサーも搭載。なお、フロントカメラは両機種とも約1600万画素CMOS(F2.0レンズ)を搭載。

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View 2 Proの背面はデュアルレンズカメラ


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UIはPure Androidでシンプルに

その他の多くの仕様は共通で、microSDXCカードおよび3000mAhバッテリー、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GPS)、照度センサー、近接センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、電子コンパス、3.5mmイヤホンマイク端子、microUSB端子(USB 2.0・OTG対応)、LTE UE Category 6による下り最大300Mbpsおよび上り最大50Mbs、Android 8.0(開発コード名:Oreo)など。

対応周波数帯は4GのFDD-LTE方式でBand 1および3、7、8、20、3GのW-CDMA方式で850および900、1900、2100MHz、2GのGSM方式で850および900、1800、1900MHz。SIMカードはデュアルSIMで、サイズは両方ともnanoSIMカード(4FF)ながら片方はmicroSDカードと共有となっており、VoLTEにも対応しています。

https://world.wikomobile.com/m2124-view2
https://world.wikomobile.com/m2123-view2-pro

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【View Lite】

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View Liteはアスペクト比9:18の約5.45インチHD+(720×1280ドット)IPS液晶やMediaTek製SoC「MT6739WW」(1.5GHz ARM Cortex-A53コア×4CPU)、2GB内蔵メモリー(RAM)などを搭載したエントリースマホで、前面は2.5Dラウンドガラスで覆われています。

本体カラーはAnthraciteおよびGold、Cherry Redの3色展開で、サイズは約148.4×70.7×8.5mm、質量は約147g。背面にはPDAFに対応した約1300万画素リアカメラや指紋センサー、前面には約1600万画素フロントカメラを搭載。

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その他の仕様はmicroSDXCカードおよび3000mAhバッテリー、IEEE802.11b/g/n Wi-Fi、Bluetooth 4.2、位置情報取得(A-GPS)、加速度センサー、照度センサー、近接センサー、ジャイロセンサー、電子コンパス、デュアルマイク、3.5mmイヤホンマイク端子、microUSB端子(USB 2.0・OTG対応)、Android 8.1(開発コード名:Oreo)など。

対応周波数帯は4GのFDD-LTE方式でBand 1および3、7、8、20、3GのW-CDMA方式で850および900、1900、2100MHz、2GのGSM方式で850および900、1800、1900MHz。LTE UE Category 4をサポートし、下り最大150Mbpsおよび上り最大50Mbsで利用可能。SIMカードはデュアルSIMで、サイズは両方ともnanoSIMカードながら片方はmicroSDカードと共有となっています。

https://world.wikomobile.com/m1946-view-lite

【Tommy3】

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Tommy3は同社初のAndroid Goプログラムを採用したモデルで、アスペクト比9:18の約5.45インチFWVGA+(480×960ドット)IPS液晶やMediaTek製SoC「MT6739WA」(1.3GHz ARM Cortex-A53コア×4CPU)、1GB RAM、16GB内蔵ストレージなどを搭載したエントリースマホです。

本体カラーはAnthraciteおよびGold、Bleen、Cherry Red、Social Blueの5色展開で、サイズは約149x71.8x9.3mm。

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その他の仕様はmicroSDXCカードおよび2500mAhバッテリー、約800万画素リアカメラ、約500万画素フロントカメラ、IEEE802.11b/g/n Wi-Fi、Bluetooth 4.2、位置情報取得(A-GPS)、加速度センサー、ジャイロセンサー、電子コンパス、3.5mmイヤホンマイク端子、microUSB端子(USB 2.0・OTG対応)など。

対応周波数帯は4GのFDD-LTE方式でBand 1および3、7、8、20、3GのW-CDMA方式で850および900、1900、2100MHz、2GのGSM方式で850および900、1800、1900MHz。LTE UE Category 4をサポートし、下り最大150Mbpsおよび上り最大50Mbsで利用可能。SIMカードはデュアルSIMで、サイズは両方ともmicroSIMカードとなっており、VoLTEも利用可能です。

https://world.wikomobile.com/m2087-tommy3


Wiko EP 1 MWC18 : Press event


記事執筆:memn0ck


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