LINE Payカードの2%還元が5月31日で終了!

LINE Corp.傘下のLINE Payは26日、決済サービス「LINE Pay」のにおいてさらなるキャッシュレス・ウォレットレス化に向けて現在提供しているプラスチックカード「LINE Pay カード」の利用特典である利用金額の2%分(100円につき2ポイント)の「LINEポイント」還元を2018年5月31日(木)に終了すると発表しています。

LINE Payではスマートフォン(スマホ)での支払いを促進するため、スマホのみで支払いできる「コード支払い」を主軸としたサービスに移行していく予定で、それに伴って利用特典も6月1日(金)からリニューアルし、LINE Pay全体の利用に対してLINEポイントを最大2%還元する統合型の特典プログラムにするとしています。

LINE Payでは政府から昨年、2020年までにキャッシュレス環境を整えて今後10年間でキャッシュレス決済率を40%まで引き上げる戦略が発表されたことに合わせてより利用しやすいようにスマホだけで利用できるサービスの促進しています。

またその戦略の中には決済にかかるインフラコストや手数料を低廉化し、キャッシュレス決済可能店舗が増加、広く普及することで決済データの利活用を可能にするビジョンも含まれており、LINE Payにおいてもスマホだけで買い物できる社会が利用者と加盟店の双方にとってメリットになると信じて展開しているとのこと。

そのため、直近では定番コミュニケーションサービス「LINE」のスマホなど向けアプリにおいて「その他」タブを「ウォレット」タブに変更してより簡単に素早くLINE Payなどの決済サービスが利用できるようにするなどしています。

またLINE Payにおけるコード支払いに対応するLINE Pay加盟店を2018年内に100万店舗まで拡大する事業目標を掲げ、コンビニやドラッグストア、飲食チェーンなどで立て続けに対応を開始しており、日本においてはコミュニケーションインフ­­ラの提供するモバイル決済サービスとしての強みとして、今後も続々対応する予定です。

これに合わせて利用特典も新たにリニューアルし、これまでのLINE Payカードでの利用に対するものだけでなく、LINE Pay全体の利用に対するプログラムに変更します。そのため、現在提供しているLINE Payカードにおける利用特典はリニューアルされる6月1日の前の5月31日で終了となります。

なお、LINE Pay カードは新プログラム移行後も引き続き利用可能。LINE Pay カードは、LINE Payのチャージ残高を国内外のJCB加盟店での支払いに利用できるプリペイドカード(入会金・年会費無料)として2016年3月から発行しており、これまではLINE Payを知ってもらい、“身近な場所に使える場所がない“といった不自由なくショッピングに利用することを目的に提供してきました。

このような経緯で、LINE PayではまずはLINE Payというサービスをより多くの人に知ってもらうための第一歩としてLINE Pay カードの利用を促進するためにLINE Pay カードの利用金額のみを対象に特典を付与していましたが、すでにその時期は終わって次のステージに進むためにもLINE Pay全体でのプログラムに切り替えるということです。

一方でこれまでLINE Payカードで2%ポイント還元だったのが、6月1日以降に提供されるプログラムでは詳細は今後、別途案内されるとしているものの、最大2%となるのでLINE Payカードを中心に使っていた場合には還元率が下がる可能性が高くなりそうです。

なお、すでに紹介しているように現在、4月8日までローソンおよびナチュラルローソン、ローソンストア100にてLINE Payのコード支払いで買い物をすると購入金額の15%分がLINE Payの残高として還元されるキャンペーンが実際されています。

記事執筆:memn0ck


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