イオングループで非接触決済サービス「Visa payWave」が導入に!

イオンおよびビザ・ワールドワイド・ジャパンは16日、全国の総合スーパーやスーパーマーケット、ドラッグストアなどのイオングループ各店舗約10万台のレジにNFC(NTC Type A/B方式)による非接触決済サービス「Visa payWave」を2019年3月から2020年3月にかけて順次導入すると発表しています。

イオングループではすでに独自の電子マネー「WAON」をはじめとして「Suica」などの鉄道系や「iD」、「QUICPay」、各ブランドのクレジットカードが利用できるようになっていますが、新たにVisa payWaveによる支払い方法が追加されます。さらに2018年9月からはVisaの非接触決済機能に対応したクレジットカード「イオンカード」も発行するとのこと。

同社では2020年に開催される東京オリンピックに向けてて訪日外国人(インバウンド)の増加がますます見込まれる中、新たにすでに日本でもマクドナルドなどで導入がはじまっており、世界70以上の国・地域でVisa payWaveに対応することでさらなるキャッシュレス化を推進していくとしています。

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海外ではヨーロッパやオーストラリア、アジア各国において国際標準のタッチ決済が広く普及しており、イオングループでもすでにWAONやクレジットカードを中心に現金以外での決済比率が高まっていることも加味し、東京オリンピックで訪日した人の利用率が高まることが予想されるため、海外で普及しているVisa payWaveを導入することになりました。

またビザ・ワールドワイド・ジャパンとしても先月より新ブランディングキャンペーン「New Normal」を展開しており、消費者と加盟店により安全で利便性の高い決済手段を提供し、国内決済市場においてキャッシュレス化を推進することをめざしているため、両社の提携によってVisa payWaveが追加されます。

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Visa payWaveは他のWAONなどの非接触決済サービスと同様に対応するスマートフォン(スマホ)やVisaのICカードを内蔵したプラスチックカードなどをレジのリーダー(読取機)にかざすだけで支払いができ、一定金額(原則1万円)までなら支払い時にサインや暗証番号の入力も不要となっています。

イオングループは主力のスーパー「イオン」の他に「マルエツ」や「マックスバリュ」、「いなげや」、「ダイエー」、「まいばすけっと」、コンビニエンスストア「ミニストップ」、弁当を中心とした外食チェーン「オリジン東秀」、ドラッグストア「ハピコム」など多く存在し、1万6千店舗以上展開していますが、具体的にどういった店舗に導入されるかは明らかにされていません。



記事執筆:memn0ck


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イオングループ、Visa のタッチ決済を導入 - イオン(PDF)
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