SIMフリースマホ「HUAWEI Mate 10 Pro」がau VoLTE対応に!

華為技術日本(以下、ファーウェイ・ジャパン)は13日、昨年12月に発売したSIMフリーのプレミアムスマートフォン(スマホ)「HUAWEI Mate 10 Pro(型番:BLA-L29)」に対してau回線において高音質通話サービス「VoLTE」を使えるようにするソフトウェア更新を2018年11月13日(火)17:00以降より順次提供開始するとお知らせしています。

約1ヶ月ですべての対象製品がアップデート可能となる予定で、更新ファイルサイズは約695.87MB。ビルド番号は更新後が「BLA-L29 8.0.0.151(C635)」、更新前が「BLA-L29 8.0.0.140(C635)」。主な変更点は以下の通り。

1)au VoLTE機能追加
2)GPU Turbo機能追加
3)Googleセキュリティパッチによる端末セキュリティの強化
など



HUAWEI Mate 10 ProはHuawei Technologies(以下、ファーウェイ)の昨年後半に発売されたプレミアムスマホで、流行りの縦長ディスプレイを搭載した“ほぼ全画面デザイン”を採用し、初のAI(人工知能)の処理に特化したNPUを内蔵するチップセット(SoC)「Kirin 970」を搭載したハイエンドモデルです。

主な仕様はアスペクト比9:18の縦長な約6.0インチFHD+(1080×2160ドット)OLED(有機EL)ディスプレイ(約402ppi)および6GB内蔵メモリー(RAM)、Leica監修のデュアルリアカメラ、Android 8.1(開発コード名:Oreo)などで、現在、Android 9.0(開発コード名:Pie)の先行テスターを募集中です。

au VoLTEへの対応を予定していましたが、時間がかかったものの、ようやくソフトウェア更新によって提供されました。またGPU Turbo機能によって「PUBG MOBILE」などのアプリの描画がスムーズになるという。ビルド番号の確認方法は「設定」→「端末情報(メニューの一番下)」→「ビルド番号」より。

更新は更新ソフトウェア配布開始後、ネットワークに接続した状態でステータスバーや「設定」アイコンに更新の通知が表示されるので、通知エリアの「システム更新」をタップ、あるいは「設定」→「システム更新」と選択してシステム更新画面よりアップデートを実施します。

なお、先行テスターで提供されるAndroid 9.0 Pieではau VoLTEへの対応が未実装なため、利用するためにはAndroid 8.1 Oreoへダウングレードする必要があるとのこと。その場合には個別にファーウェイ・ジャパンに問い合わせする必要があります。

先行テスターは抽選で限定200人のみとなり、Android 9.0 Pieの正式版は2019年1月中旬以降に提供される予定。その他、au VoLTEへの対応を含むソフトウェア更新に際する注意事項は以下の通り。

・電池残量が半分以上残っている状態で更新を行ってください。
・アップデートする前に、個人データをバックアップすることをお勧め致します。
・LTE/3G回線を利用してソフトウェア更新を行う場合はパケット通信料がかかります。
・システムの更新には2GB以上の空き容量が必要です。




記事執筆:memn0ck


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