docomoスマホ「AQUOS R2 SH-03K」がAndroid 9 Pieに!

NTTドコモは23日、同社が「2017年夏モデル」として2017年7月に発売したシャープ製フラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R SH-03J」に対して最新プラットフォーム「Android 9.0(開発コード名:Pie)」を含むソフトウェア更新を2019年1月23日(水)より提供開始したとお知らせしています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)もしくはFOMA、Xi回線によるネットワーク経由(OTA)による方法が用意されており、更新にかかる時間は約34分。ただし、更新にかかる時間は回線環境やバックアップするデータ量によって異なる場合があるとのこと。

更新後のビルド番号は「03.00.01」、過去のビルド番号は「01.00.03」または「01.00.05」、「01.00.07」、「01.00.08」、「02.00.01」、「02.00.02」、「02.00.03」、「02.00.04」、「02.00.05」、「02.00.09」。主な更新内容は以下の通り。

○主なアップデート内容
1)自動調整バッテリー
 自動調整バッテリーを設定すると、使用頻度の低いアプリをスマートフォンが自動的に制限することで、電池が長持ちします。アプリの使用状況は時間の経過とともに、スマートフォンが学習します。

2)ワンタッチ固定
 縦画面に固定中、横画面の表示に変更したいシーンはありませんか?画面に表示されるボタンをタップすることで、ワンタッチで横画面に固定することができます。
 ※本機能に対応したアプリを利用する必要があります。

3)ファイル管理アプリの刷新
 ファイル管理アプリが「ファイルアプリ」から「コンテンツマネージャーアプリ」に刷新。より使いやすいUIになり、本体/SDカードに保存されているファイルをまとめて管理できます。

4)エモパーの進化
 外出中に端末を耳にあてることで、役立つ情報をお話してくれるようになります。

○改善される事象
5)より快適にご利用いただけるよう品質を改善いたします。

※上記以外にも、より快適にご利用いただくためのアップデートや一部仕様および表示変更などが含まれています。


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AQUOS R SH-03Jはシャープ渾身のフラッグシップモデル「AQUOS R」第1段として投入された約5.3インチWQHD(1440×2560ドット)ハイスピードIGZO液晶やQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 835(MSM8998)」、4GB内蔵メモリー(RAM)などを搭載しているハイエンドスマホです。また日本市場でニーズが高い防水・防塵やおサイフケータイ(FeliCa)、ワンセグ・フルセグにも対応。

発売時はAndroid 7.1(開発コード名:Nougat)を搭載していましたが、その後、2017年12月よりAndroid 8.0(開発コード名:Oreo)へのOSバージョンアップを提供しており、さらに今回、最新のAndroid 9 PieへのOSバージョンアップが配信開始されました。なお、すでにAQUOS Rについてはau向け「AQUOS R SHV39」およびSoftBank向け「AQUOS R 605SH」には昨年12月よりAndroid 9 PieへのOSバージョンアップの提供を開始しています。

更新方法は「設定」アプリを起動し→「端末情報」→「ソフトウェアアップデート」から行い、詳細は「Android OS バージョンアップ実施手順 | お客様サポート | NTTドコモ」をご確認ください。また、ビルド番号の確認方法は「設定」アプリを起動し→「システム」→「端末情報」→「ビルド番号」で行います。

主な変更点はシャープの公式Webサイト「docomo Android 9 Pie対応 OSアップデート|OSバージョンアップ情報|サポート|AQUOS:シャープ」でも確認可能。なお、シャープではAQUOS Rも含めて発売から2年間で最大2回のOSバージョンアップを保証しています。

その他、なお、同社では日頃使っているアプリをより快適に使うために、アプリのアップデートも合わせて実施するように案内しています。アプリアップデートは「Playストア」および「設定」から。詳細は「Androidのアプリアップデートについて | お客様サポート | NTTドコモ」をご参照ください。更新に際する注意点は以下の通りです。

・アップデート手順をよく読み、お客さまの責任において実施してください。
・アップデートすると、以前のソフトウェアバージョンへ戻すことはできません。
・アップデートの際は、必要に応じて、事前にデータをバックアップしてください。
・携帯電話(本体)をフル充電してから実施してください。電池残量が不足している場合はアップデートできません。
・端末本体(Xi/FOMA)でのアップデートにはドコモ契約のあるドコモnanoUIMカードおよびspモードの契約が必要です。
・国際ローミング中に端末本体(Xi/FOMA)でのアップデート、もしくは、圏外中に端末本体(Wi-Fi、Xi/FOMA)でのアップデートを実行すると「Wi-FiまたはFOMA/Xiの電波が受信できない場所ではインストール処理を開始できません」と表示されます。
・アップデートの際、本端末固有の情報(機種や製造番号など)が、自動的に当社のサーバーに送信されます。当社は送信された情報を、Androidバージョンアップ以外の目的には利用いたしません。
・アップデート中は、絶対に電源をOFFにしないでください。
・アップデートに失敗し、一切の操作ができなくなった場合は、お手数ですがドコモショップなどの故障受付窓口までご相談ください。
・アップデート後にGoogle Playストアなどからアプリケーションをアップデートしてください。
・アップデートすると、一部の設定が引き継がれません。バージョンアップ完了後、再度設定を行ってください。
・アップデートすると、スグ電設定がONの場合、常時通知が表示されます。
・アップデートすると、音量キーの割り当てが着信音/通知音からメディア音量に変更されます。
・アップデートすると、データ使用量の単位が変更になります。
・アップデートすると、アラームの音量を最小値に設定しても音が鳴ります。アラーム音を消す場合は「時計」アプリからアラーム音を「なし」に設定してください。(ただしバージョンアップ前に「アラームの音量」を最小値に設定していた場合は音量を変更するまでアラーム音はなりません。)
・アップデートすると、Wi-Fi設定より「WPSプッシュボタン」「WPS PIN入力」が削除されます。WPS機能以外の接続手段をご利用ください。
・バージョンアップ前に接続されていたアクセスポイントは引き続きご利用になれます。
・アップデートすると、設定>システム>端末情報>機器の状態>稼働時間の項目が削除されます。
・アップデートすると、長エネスイッチ内で自動的に最適化され、個別設定不要となったため「スリープまでの時間を最小にする」「自動同期をOFFにする」「Wi-FiをOFFにする」「ヒカリエモーションをOFFにする」が削除されます。
・アップデートすると、マナーモードの名称が変更されます。詳細はメーカFAQを参照ください。
・アップデートすると、Clip Nowの「一時メモ」機能が削除されます。
・アップデートすると、時計アプリの「通常マナー中の鳴動」が削除されます。
・アップデートすると、電話アプリのデザインが変更となります。詳しくは「電話アプリのデザイン変更概要(PDF形式:876KB)」をご確認ください。
・アップデートすると、「+メッセージアプリ」が削除不可のアプリとして搭載されます。

※Android 8.0向けのアプリケーションはAndroid 9では正常に動作しない場合があります。
※Android 9に非対応のアプリによって携帯電話の動作が不安定になったり、機能が正常に動作しなくなる場合があります。
※各アプリケーションのAndroid 9対応有無については、アプリケーションの提供元にご確認ください。




記事執筆:memn0ck


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AQUOS R SH-03Jの製品アップデート情報(2019年1月23日) | お客様サポート | NTTドコモ