燻製で生ハムやバームクーヘンも深みのある味わいに変化! |
UPQ(アップ・キュー)は15日、都内にて「UPQブランド新製品および開発新体制発表会」を開催し、卓上フードスモーカー「REIKUN-Dome」(レイクン・ドーム)を発表した。また製品の事故や誤表記などの問題があったことからCerevoが量産設計以降の製造そして品質管理まで行うことを合わせて明らかにしている。
これにより、今後はUPQが製品のコンセプトからプロトタイプの設計を行い、Cerevoがその製品を量産する前に、例えば法的な部分や安全面を確認した上で製品設計をつめていく。これによってこれまで工場の外には見えてこなかった部品の安全性や製品仕様の把握ができることで、これまでの製品管理を是正するといった狙いであるという。
この開発の新体制で挑むのが「1人のみをちょっと贅沢に」をコンセプトとした卓上フードスモーカー(燻製機)REIKUN-Domeである。今回はこのREIKUN-Domeについて機能や販売方法について紹介していく。
バーベキューの料理も以前のようにただ焼くだけではなく、様々な調理法やワンランク上の食材の楽しみ方も拡がっている。その一つに熱と煙で調理する燻製がある。その一例が燻製ローストビーフなど、食材のうま味を引き出す調理法として人気がある。
REIKUN-Domeはその燻製のなかでも、食材に熱を加えずに煙で燻す冷燻製とよばれるものを手軽に楽しむための製品だ。熱を加えて調理するわけではないので、様々な食材に燻製ならではの深みと風味付けができることが特徴である。
熱を加える燻製であれば、煙の元となるチップに熱を加えて焦がした煙と熱で食材を調理するわけだが、冷燻製の場合は煙が必要だが熱は必要がない、熱だけは別の場所で用意する必要があるのである。
そこでREIKUN-Domeは、容器の上でチップに熱を加え、発生した煙を容器の中に充満させる工夫が施されている。
燻製にできるものは、コンビニやスーパーなどで売っている食材や乾き物のおつまみなど、アイディア次第である。どんな食材が燻製と合うのかを楽しむことも手軽に燻製が楽しめるREIKUN-Domeの魅力である。
チップによってフレーバーが変わるので、その組み合わせを楽しむのも良いだろう。このREIKUN-Domeはクラウドファンディングで資金を調達し、目標金額の1,500万円を達成できれば、Cerevoが品質管理をした製品が支援者の元に届くという仕組みである。
GREEN FUNDING上の「REIKUN-Dome」では現在(2019年2月28日時点)、約240万円の支援が集まっている。募集期間は2019年3月31日までだが、割引が適用された製品は既に完売しており、8%割引の単体をわずかに残すのみで、それ以外は金額が大きくなるセット製品のみとなるため動きが鈍化しそうである。
動画リンク:https://youtu.be/gyKuGLkCmVk
今回は卓上フードスモーカーというライフスタイルを楽しむための製品の発表だが、今後もUPQらしい製品を世に送り出したいとしている。スマートフォン(スマホ)の開発もまだ諦めてはいないようであった。
記事執筆:mi2_303
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