ゼロから始めるスマートフォン

日本でもNTTドコモおよびau、SoftBankから6月14日に発売されたソニーブランドの最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Xperia 1」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)。

ここ数年ですっかり定着した縦長画面をさらに伸ばした「シネマワイドディスプレイ」や後塵を拝していたカメラ機能でもトリプルカメラを搭載するなど、他社の製品と比べても魅力のある製品に仕上がっています。

そんなXperia 1ですが、筆者もNTTドコモ版となる「Xperia 1 SO-03L」を入手したので、今回は開封から同梱品のチェックまでの様子を感想を添えてお届けします。

【開封】

フラッグシップモデルにしては簡素な化粧箱ですが、中央に記載された「Xperia 1」の文字が角度によって虹色に光って綺麗です。

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お世辞にも高級とは言えない化粧箱。とはいえ、たかが箱なので存分にコストカットしてもらって結構

化粧箱の蓋を開けると、Xperia 1本体がお目見え。その下に同梱物が収められています。

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写真を何度か取り直しているうちにビニールがくしゃくしゃになってしまったのはご容赦を


【同梱物】

同梱物は「3.5mmイヤホン変換・テレビアンテナケーブル(SO01)」および「クイックスタートガイド」、「ご利用にあたっての注意事項」の3点です。

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ACアダプターやUSBケーブル、microSDカードは付属しないので、必要であれば別途購入する必要がある

変換ケーブルはイヤホンジャックを持たないXperia 1に有線イヤホンを接続すためのものです。

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テレビアンテナを兼ねているのでワンセグ・フルセグ視聴時にも利用


【本体デザイン】

・かたち

長いです。他のスマホよりも明らかに縦に長く、最初はちょっと戸惑いました。数日使ってようやく慣れてきました。

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明らかにこれまでのスマホよりも縦に長い

ノッチやパンチホールがある流行りの「オールスクリーンデザイン」ではないものの、上下左右のベゼルは十分に狭くて野暮ったさは感じません。むしろ誤魔化していない分、より洗練されているようにも見えます。

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Xperia 1のベゼル幅はiPhone XSのノッチ部分の幅とほぼ同じ。十分に狭い

背面はフラットです。まるで1枚の薄い板のように見えるところはかつてのXperia Zシリーズを彷彿とさせますね。

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一枚の板のよう

でも、ただ元に戻ったわけではありません。エッジが丸まった優しいフォルムは、Xperia XZシリーズ初期のループサーフェスデザインやひとつ前のアンビエントフローデザインの面影をはっきりと残しています。同じ土台の上に築かれた“至極のデザイン”といったところでしょうか。

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写真では伝わりにくいですが、各エッジは角が落とされていて周りの環境と調和するような優しいフォルムとなっている


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カメラリングは本体カラーと同系色になっていて上手にまとめられている


・色と質感

今回はXperia 1のプロモーションカラーとなっている「パープル」を選びました。青みが強いビビッドな紫色で、ハイテク×パワフル×個性が感じられる、ワクワクするようなカラーとなっています。

光の当たり方によって微妙に色が変化して赤味が強い渋めの色に映ることもあり、派手すぎる印象はありません。中高年の方が持っても違和感は感じないと思います。

前面と背面はガラスで出来ています。艷やかでとても高級感があります。表面のテクスチャは非常に滑らかで、布地のソファーやベッドのうえに置いておくと、まるで氷の上を滑っていくようにスーッと動いていってしまうほどです。

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でも持ってみると肌にしっとりとした抵抗が残り、吸い付くようにフィットする

フレーム部の素材はメタルです。これまでのように塗装が厚塗りでないのでメタルの質感がしっかり残されていてソリッドな印象を受けます。

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フレームはメタルの質感を残した仕上げになっている



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SIMカード・microSDカードスロットは上側面にある


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下側面にはUSB Type-Cジャックやスピーカーなどがある


・ボタン

ボタンの素材ももちろんメタルです。パープルの場合、指紋センサーの色が黒く、締まった印象で格好が良いです。

インターフェースが片側に集中していてややごちゃごちゃした感じがします。このあたりの使い勝手については別の記事で紹介したいと思います。

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指紋センサーは黒くて格好良い


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SIMカード・microSDカードスロットのトレイはこれまで同様の形状です。上から差し込むのがちょっと新鮮に感じます






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Xperia 1を入手!開封して本体外観や同梱物をチェックしてみました – ゼロから始めるスマートフォン

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