エイスースの最新フラッグシップスマホ「ZenFone 6 ZS630KL」が8月23日発売!

ASUS JAPAN(以下、エイスース)は20日、都内で『スマートフォン・ノートPC新製品発表会「WISER TOGETHER~30 Years Together」』を開催し、最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「ZenFone 6(型番:ZS630KL)」を2019年8月23日(金)より順次発売すると発表しています。

日本で販売されるZenFone 6 ZS630KLは内蔵メモリー(RAM)と内蔵ストレージが6GB RAMおよび128GBストレージと8GBおよび256GBストレージの2モデルで、価格はオープンながら希望小売価格はそれぞれ6GB RAM・128GBストレージが税別69,500円(税込75,060円)、8GB RAM・256GBストレージが税別82,500円(税込89,100円)となっています。

販路は直営店「ASUS Store Akasaka」や公式Webショップ「ASUS Store」のほか、量販店やECサイト、仮想移動体通信事業者(MVNO)の各所となっており、すでにASUS Storeなどでは予約販売が開始されています。なお、ASUS Storeでは12GB RAMおよび512GBストレージの30周年記念モデル「ZenFone 6 Edition 30」も販売され、価格は税別103,030円(税込111,272円)とのこと。

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ZenFone 6 ZS630KLは最新フラッグシップスマホで、画面にノッチやパンチといった切り欠きのないアスペクト比9:19.5の縦長な約6.4インチFHD+(1080×2340ドット)IPS液晶ディスプレイやSnapdragon 855を搭載したハイエンドスマホです。また最大の特徴は背面側に収納されてるデュアルカメラが回転して前面側に向いてフロントカメラにもなるフリップ式を採用している点となります。

これにより、高性能かつ超広角撮影に対応したリアカメラをフロントカメラとしても使え、高画質な写真や動画がセルフィーでも撮れるということです。また従来のZenFoneのフラッグシップスマホはベースモデルとプレミアムモデルがラインナップされていましたが、戦略転換によってZenFone 6ではSnapdragon 855を搭載したプレミアムモデルとなるZS630KLの1機種となっています。

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オールスクリーンナノエッジディスプレイで画面占有率92%を実現


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フリップカメラを搭載


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カメラの主なスペック

リアカメラとフロントカメラを兼ねるカメラはメインがソニー製の約4800万画素裏面照射積層型CMOSイメージセンサー「IMX586」(1/2型・1画素0.8μm)と35mm換算で26mm相当(画角79°)のF1.79レンズ(6枚構成)で、4つの画素を束ねるQuad Bayer構造に対応して約1200万画素・1画素1.6μm相当(5枚構成)となってより明るく撮影可能です。

またレーザーオートフォーカス(Laser AF)や像面位相差オートフォーカス(PDAF)、デュアルLEDフラッシュに対応し、HDR+撮影やポートレート撮影、パノラマ撮影、プロモード(RAW保存可能で32秒の長時間露光に対応)、そして新たに「Super Night」モードが追加されて暗い場所や夜景も綺麗に撮れるということです。

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フリップカメラ機構


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フリップカメラモーター


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フリップカメラは2段階のスピードで開閉


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フロントカメラとしても4K+EISで動画撮影が可能

また動画も4K UHD(3840×2160ドット)の60fpsをサポートし、3軸電子式手ブレ補正(EIS)、モーショントラッキング、タイムラプス、スーパースローモーション(720p・480fpsまたは1080p・240fps)などに対応。サブは約1300万画素裏面照射型CMOSイメージセンサーと35mm換算で11mm相当(画角125°)の超広角レンズで、グループセルフィーなどもしやすく、さらにフリップを自由に途中で止めることができ、90°で固定すれば低い場所なども撮影しやすくなると紹介していました。

カメラのフリップ部分はリキッドメタル素材(アモルファス)とステッピングモーターで回転する仕組みを採用し、セルフィーを1日28回使っても約5年耐える10万回開閉してもOKだとしています。ステッピングモーターは13枚のギアによって一般的なポップアップカメラと比べて減速比1:120のトルクが2倍に。なお、カメラ部分にはカメラだけでなく、重力センサーやジャイロセンサー、ホールセンサー、スピーカーも搭載し、直径2mmに32本のシグナルケーブルと17本の電源ケーブルが収めされています。

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ディスプレイは強化ガラス「Corning Gorilla Glass 6」で覆われており、画面占有率は92%に達し、明るさ600nitや色域96%(NTSC比)で、DCI-P3やHDR10をサポートしているとのこと。またマルチタッチは10点で、ブルーライトカットにも対応しえいます。サイズは約159.1×75.4×8.4〜9.1mm、質量は約190g、本体カラーはミッドナイトブラックおよびトワイライトシルバーの2色展開。なお、発売日はトワイライトシルバーの8GB RAM・256GBストレージのみ8月30日(金)となっています。

また新たに本体右側面の上のほうに「Smart Key」を搭載し、初期設定では1度押すと「Googleアシスタント」が起動、長押しで話しかけるモードでGoogleアシスタントが起動できるほか、カメラの起動やシャッター、マナーモード切替、自動画面回転やフラッシュライトのオン・オフ、スクリーンショット撮影などとしても利用可能となっています。

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基本スペックはQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 855」(オクタコアCPU「2.8GHz×2+2.4GHz×2+1.7GHz×4」、Adreno 640 GPU)およびmicroSDXCカードスロット(最大2TBまで)、2x2 MIMOに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0、NFC、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子など。RAMの規格はLPDDR4X。

位置情報取得はデュアルバンドGPS(L1+L5)およびGLONASS(G1)、BDS(B1)、デュアルバンドGALILEO(E1+E5a)、デュアルバンドQZSS(L1+L5)をサポートし、センサーは加速度センサーや近接センサー、環境光センサー、電子コンパスのほか、背面のカメラの下に指紋センサーを搭載。またフロントカメラがないので実用性はわかりませんが、機能としては顔認証にも対応しているとのこと。

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音響面ではステレオダイナミックスピーカー(5マグネット)やNXP製デュアルアンプ「TFA9874」、FMラジオ、マイク×2を搭載し、ハイレゾ音源やDTSなどに対応。電池は5000mAhバッテリーで、急速充電「Quick Charge 4.0」(9V・2A/18W)をサポートし、連続待受時間はWi-Fiによる連続利用時間は最大23.6時間となっています。なお、ワイヤレス充電には非対応。

OSはAndroid 9(開発コード名:Pie)および独自ユーザーインターフェース「ZenUI 6」をプリインストールし、次期バージョン次の「Android 10 Q」の新機能である「ダークモード」を先行して導入しているほか、少なくとも2回のOSバージョンアップを保証。携帯電話ネットワークはキャリアアグリゲーション(CA)やau VoLTEを含めたマルチVoLTEをサポートし、SIMカードスロットはmicroSDカードスロットとは別にnanoSIMカード(4FF)サイズが2つあるトリプルスロットで、対応周波数帯は以下の通り。

FDD-LTE (B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28)
TD-LTE (B38/B39/B41/B46)
キャリアアグリゲーション (5CA(DL)/2CA(UL) 対応)
WCDMA (B1/B2/B3/B4/B5/B6/B8/B19)
GSM/EDGE (850/900/1,800/1,900MHz)


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記事執筆:memn0ck


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