Google Pixel 4・4 XLがauのIOT完了製品に!

既報通り、グーグル(以下、Google Japan)およびソフトバンクは16日、最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Pixel 4」および「Pixel 4 XL」を2019年10月24日(木)に発売すると発表しています。

販路はGoogleの公式Webショップ「Google ストア」およびソフトバンクショップや量販店などのSoftBank取扱店、公式Webストア「ソフトバンクオンラインショップ」となっており、すでに各所で本日10月16日より予約受付を開始しています。

価格(税込)はGoogle ストアではPixel 4の64GBが89,980円、128GBが103,950円、Pixel 4 XLの64GBが116,600円、128GBが128,700円、ソフトバンクオンラインショップではPixel 4の64GBが87,840円、128GBが101,760円、Pixel 4 XLの64GBが114,240円、128GBが126,720円で、SoftBankでは「トクするサポート」の対象機種となっており、48回払いで購入して各種条件を満たすと24回分の割賦金が免除されます。

一方、これまで「Pixel 3」や「Pixel 3 XL」、「Pixel 3a」を販売してきたNTTドコモはPixel 4およびPixel 4 XLを取り扱わず、また従来通りにKDDIおよび沖縄セルラー電話でも携帯電話サービス「au」にてPixel 4およびPixel 4 XLを取り扱わないことが明らかとなりました。ただし、auではすでにPixel 4およびPixel 4 XLについてau回線で利用できる相互接続性試験(IOT)をクリアしたIOT完了製品に追加しています。

これにより、Pixel 4およびPixel 4 XLは日本ではGoogle ストアで販売されるSIMフリー版およびSoftBankで販売される製品をSIMロック解除した場合にauやau回線の仮想移動体通信事業者(MVNO)を公式に利用可能となっています。なお、NTTドコモでは現時点でPixel 4およびPixel 4 XLをIOT完了製品に追加していませんが、問題なく利用できると思われます。

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auの開発者向け情報Webサイト「au OPEN DEVICE DEVELOPER SITE」においてPixel 4およびPixel 4 XLがIOT完了製品に追加され、au網で利用するために定めされた接続試験に合格したことで、auやau回線のMVNOで利用可能となっています。

公開された資料では、Pixel 4およびPixel 4 XLがau回線において音声・データともに利用でき、通信規格としてはLTE Category 18をサポートしているとされており、キャリアアグリゲーション(CA)が利用できるものと見られます。また対応するSIMカードは「au Nano IC Card 04」となっており、対応する周波数帯は以下の通りに。

なお、auでは今年6月よりSIMフリースマホを利用するためのインターネット接続サービス「LTE NET」のアクセスポイント(APN)情報を公開しており、データ端末用の「LTE NET for DATA」(税抜500円/月)を契約する必要はなくなっています。日本向けモデルのPixel 4(モデル「G020N」)およびPixel 4 XL(モデル「G020Q」)の対応周波数帯およびLTE NETのAPN情報は以下の通り。

[Pixel 4およびPixel 4 XLの対応周波数帯]
GSM / EDGE クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)
UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
LTE: 対応バンド 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 25 / 26 / 28 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 66


[「LTE NET」のAPN情報]
APN名  :uno.au-net.ne.jp
ユーザー名:685840734641020@uno.au-net.ne.jp
パスワード:KpyrR6BP
認証タイプ:CHAP




記事執筆:memn0ck


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