ファーウェイ・ジャパンが11月14日に新スマホを発表!HUAWEI nova 5Tに相当する製品が技適取得済み

華為技術日本(以下、ファーウェイ・ジャパン)は1日、同社の公式Twitterアカウント( @HUAWEI_Japan_PR )にてティザー画像を公開し、新しいスマートフォン(スマホ)を2019年11月14日(木)に発表すると予告しています。

投稿には「さぁ、新たなディスプレイ体験を。2019.11.14 New Smartphone Debut」とともにパンチホールのあるディスプレイを搭載した製品の一部が示されている画像が添付されており、製品名やスペックなどの具体的な情報は他に何も明かされていません。

一方、同社は8月30日付けでメーカー型番「YAL-L21」を認証技術支援センターを通して工事設計認証(いわゆる「技適」)を取得していることが総務省によって公開されており、YAL-L21は海外では「HUAWEI nova 5T」もしくは「HONOR 20」として展開しているため、これらの製品が発売される可能性が高そうです。


HUAWEI nova 5TおよびHONOR 20はディスプレイの左上にパンチホールを採用したアスペクト比9:19.5の縦長な約6.26インチFHD+(1080×2340ドット)液晶に加え、チップセット(SoC)に「HUAWEI Mate20 Pro」や「HUAWEI P30 Pro」と同じ「Kirin 980」を搭載したハイエンドスマホです。

背面には約4800万画素CMOS/F1.8レンズと約1600万画素CMOS/F2.2レンズ、約200万画素CMOS/F2.4レンズ、約200万画素CMOS/F2.4レンズのクアッドリアカメラ、前面には約3200万画素CMOS/F2.0レンズのシングルフロントカメラを搭載し、背景ボケや広角撮影などに対応しています。

その他の主な仕様は6GBまたは8GB内蔵メモリー(RAM)および128GB内蔵ストレージ、3750mAhバッテリー、USB Type-C端子(USB 2.0)、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0、位置情報取得(デュアルバンドA-GPSなど)、指紋・環境光・ジャイロ・近接・重力・ホールセンサーなど。

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HUAWEI nova 5T

OSはAndroid 9.0(開発コード名:Pie)をベースにした独自ユーザーインターフェース「EMUI 9.1」をプリインストール。サイズは約154.25×73.97×7.87mm、質量は約174g、本体カラーはMidsummer PurpleやCrush Blue、Blackなどがラインナップされています。なお、3.5mmイヤホンマイク端子は非搭載。

ファーウェイ・ジャパンが公開したティザー画像も紫をテーマカラーに使っており、HUAWEI nova 5TもしくはHONOR 20のMidsummer Purpleを彷彿とさせます。なお、日本では「HONOR」シリーズは2017年に発売した「honor 9」が最後となっており、それ以降は「HUAWEI」ブランドのみとなっていることもあり、HUAWEI nova 5Tとして展開される可能性が高そうです。

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総務省が公開しているYAL-L21の工事設計認証の情報


記事執筆:memn0ck


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総務省 電波利用ホームページ | 技術基準適合証明等を受けた機器の検索 | YAL-L21