シャオミが2020年にも日本のスマホ市場に参入へ!

スマートフォン(スマホ)などを中心とした中国の家電大手メーカーであるXiaomi Corporation(小米集団、以下、シャオミ)が2020年に日本市場に参入すると日本経済新聞が11月4日に報じています。これに対し、シャオミのプロダクトマーケティングディレクターを務める臧智淵氏が自身のWeiboアカウント( @zzyln )にて「その通り!」と投稿しています。

日本経済新聞では「複数のスマホを投入し、連動して使うブレスレット型のウエアラブル端末なども用意する。」として「近く日本に子会社を設立し、新規参入に備える。当初はインターネットなどで独自に販売する見通し。」としており、まずは他の中国メーカーと同様にSIMフリー製品で販売すると見られます。

なお、シャオミはこれまで日本市場においてTJCが2017年4月から正規代理店としてウェアラブルデバイス「Mi Band」シリーズやモバイルバッテリーなどの周辺機器を販売してきましたが、今年9月にTwitterにて日本市場向け公式と見られるアカウント( @XiaomiJapan )を開設しており、日本でのスマホなどの主力製品の展開が期待されていました。


シャオミは2010年に創業した中国のメーカーで、一時はシェアを落としていたものの、ここ1〜2年で復活して2018年通期ではサムスン電子(Samsung Electronics)やアップル(Apple)、ファーウェイ(Huawei Technologies)、オッポ(OPPO Mobile Telecommunications)に続く5位、直近の2019年第2四半期(4〜6月)ではオッポを抜いて4位となっており、オッポやヴィーヴォ(vivo Mobile Communication)と4位争いをしています(販売台数シェアはIDCより)。

日本市場ではSIMフリー製品を中心にファーウェイがシェアを伸ばし、昨年からはNTTドコモやauなどの大手携帯電話会社でも採用が増えていたものの、今年5月からはアメリカによる制裁による「ファーウェイ問題」の影響を受けてやや日本ではシェアを落としているように思われます。一方、上位3社を追うオッポも2018年2月に日本市場に参入し、同様にSIMフリーを中心に勢力的に製品展開をしています。


こうした中でシャオミも日本市場に2020年にも参入することがシャオミで海外事業を担当する王翔高級副総裁が明らかにしたということです。同氏は参入時期について「(日本で)性能テストを受ける必要があるために言えないが、20年には参入できるだろう。早ければ早いほどいい」とし、当初はオンラインによる通販などで販売し、ファーウェイやオッポも目標としていた大手携帯電話会社への提携もしたいとのこと。

ただし、現時点では「具体的な企業名は明かさなかった」ということで特に何も決まっていないと見られます。販売目標や投入製品については「目標よりも日本の消費者が好きな商品を日本に持ち込みたい」と明言しなかったとのことですが、昨年にはNTTドコモと移動通信技術に関する必須特許のライセンス契約を締結しており、今後もファーウェイ問題が長引くようであれば、早い段階でシャオミが大手携帯電話会社から販売される可能性もありそうです。


一方、4位争いをしている残るヴィーヴォも日本に事業拠点を設立することが明らかになっており、vivo Japan(ヴィーヴォジャパン)が2019年4月17日に設立されているという。また就職情報からヴィーヴォが工業デザインの経験者を募集しており、この拠点で開発拠点になるということですが、ヴィーヴォもまたシャオミに続いて日本市場参入となる可能性はまったくないということはなさそうです。

記事執筆:memn0ck


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