新しいフラッグシップスマホ「Galaxy S20・S20+・S20 Ultra」が登場!

Samsung Electronics(以下、サムスン電子)は11日(現地時間)、アメリカ・サンフランシスコにてグローバル製品発表会「Samsung Galaxy Unpacked 2020」を開催し、新しいフラッグシップスマートフォン(スマホ)として6.2インチの「Galaxy S20」および6.7インチの「Galaxy S20+」、6.9インチの「Galaxy S20 Ultra」を発表しています。

各機種ともに4Gまでのモデルのほか、5Gにも対応したモデルが用意されており、それぞれ型番がGalaxy S20の4Gモデルが「SM-G980**」、5Gモデルが「SM-G981**」、Galaxy S20+の4Gモデルが「SM-G985**」、5Gモデルが「SM-G986**」、Galaxy S20 Ultraが「SM-G987**」、Galaxy S20 Ultra 5Gが「SM-G988**」(**は任意の英数字)となっています。

各機種ともに昨年発売された前機種「Galaxy S10」シリーズの後継機種となり、iPhone 11シリーズのように昨年のGalaxy S10eがベースモデルのGalaxy S20、Galaxy S10が上位モデルのGalaxy S20+、Galaxy S10+およびGalaxy S10 5Gがまとめられて最上位モデルのGalaxy S20 Ultraというような位置付けだと思われます。

新たにフロントカメラ部分を画面に穴を開けてより全画面デザインを進化させた「Infinity-O Display」のパンチホールがGalaxy S10シリーズのような右上ではなく、Galaxy Note10シリーズと同じ画面上中央に位置したほか、チップセット(SoC)やカメラ機能などをグレードアップさせて5Gモデルが中心となり、5Gの高速・大容量・低遅延を活かした8Kムービーの撮影に対応するなどしています。

各機種ともにアメリカや韓国などの1次販売国・地域では2020年3月8日(金)に発売され、価格はアメリカではGalaxy S20 5Gが999ドル(約110,000円)、Galaxy S20+ 5Gが1199ドル(約132,000円)、Galaxy S20 Ultra 5Gが1399ドル(約154,000円)となっています。またGalaxy S20+ 5GにはオリンピックモデルのOlympic Games Editionも発売予定とのこと。

なお、日本での発売については明らかにされていませんが、Galaxy S10・S10+はNTTドコモおよびau(KDDIおよび沖縄セルラー)から販売されており、すでにGalaxy S20シリーズについても日本語ページ( http://www.galaxymobile.jp/galaxy-s20/ )もあることからGalaxy S20およびS20+、S20 Ultraが何らかの形で販売されるのではないかと予想されます。

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Galaxy S20シリーズは5Gモデルが中心と言える


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すでにGalaxy S20シリーズの製品ページが日本向け公式Webサイトにも掲載

Galaxy S20シリーズは昨年のGalaxy S10シリーズと同様のフロントカメラをディスプレイの裏側に内蔵してその部分に穴を開けた「Infinity-O Display」を採用した近未来的なほぼ全画面デザインを継承し、さらなるスペック向上を行った最新フラッグシップスマホです。なお、フロントカメラの穴であるパンチホールはGalaxy S10の画面右上とは異なり、Galaxy Note10と同様の画面上部中央となっています。

画面は各機種ともにHDR10+に対応したアスペクト比9:20と従来よりも縦長なQHD+(1440×3200ドット)Dynamic AMOLED 2X Infinity-O Display(有機EL)で、サイズがGalaxy S20では約6.2インチ(約566ppi)、Galaxy S20+が約6.7インチ(約524ppi)、Galaxy S20 Ultraが約6.9インチ(約509ppi)となっており、また“2X”が示すようにリフレッシュレートが従来機の60Hzから2倍の120Hzに対応しています。

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左からGalaxy S20およびGalaxy S20+、Galaxy S20 Ultra


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Galaxy S20シリーズの5Gモデルの価格


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DJ KOHに代わって新たにサムスン電子のモバイル部門のトップとなったTM ROH氏が掲げるGalaxy S20 5G

またGalaxy S10と同様に指紋センサーが超音波式画面内指紋センサーとなり、画面の下に配置されたセンサー部分に触ることで指紋認証が可能となっています。本体カラーはGalaxy S20がCosmic GreyおよびCloud Blue、Cloud Pink、Galaxy S20+がCosmic GreyおよびCloud Blue、Cosmic Black、Galaxy S20 UltraがCosmic GreyおよびCosmic Blackをラインナップ。ただし、カラーバリエーションは国・地域によって他のオプションカラーが用意される場合があるということです。

外装はアルミ素材のメタルフレームと強度の高いガラスを採用しており、サイズと質量はGalaxy S20が約151.7×69.1×7.9mmおよび約163g、Galaxy S20+が約161.9×73.7×7.8mmおよび約186g(約188g)、Galaxy S20 Ultraが166.9×76.0×8.8mmおよび約220g(約222g)。なお、カッコ内は5G mmWaveモデルのもの。

各機種共通でチップセット(SoC)に64bit対応で7nmプロセスで製造されたサムスン電子製「Exynos 9 Octa(Exynos 9825)」(オクタコアCPU「2.7GHzカスタムコア×2+2.35Hz Cortex-A75コア×2+2.0GHz Cortex-A55コア×4」+GPU「ARM Mali-G76 MP12」)または64bit対応で7nmプロセス(N7P)で製造されたQualcomm製「Snapdragon 865(SM8250)」(オクタコアCPU「2.8GHz Kryo 585 Goldコア×1+2.4GHz Kryo 585 Goldコア×3+1.8GHz Kryo 585 Silverコア×4」+GPU「Adreno 640」)のどちらかを搭載。

また防水・防塵(IP68準拠)に対応し、充電・外部接続端子はUSB Type-Cを採用しており、OSはAndroid 10、無線LAN(Wi-Fi)は2.4および5.xGHzデュアルバンドやHE80、MU-MIMO、1024QAMによって上下最大1.2Gbpsで利用可能なWi-Fi 6に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠、BluetoothはVersion 5.0 LE(最大2Mbps)に。

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Galaxy S20のカメラ


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Galaxy S20+のカメラ



カメラは背面のリアカメラがGalaxy S20がトリプルカメラ、Galaxy S20+とGalaxy S20 Ultraがクアッドカメラとなっており、構成はGalaxy S20がOIS(光学式手ブレ補正)に対応したSuper Speed Dual Pixelの約1200万画素CMOS/広角レンズ(画角79°・F1.8)および約1200万画素CMOS/超広角レンズ(画角120°・F2.2)、OISやPDAFに対応した約6400万画素CMOS/望遠レンズ(画角76°・F2.0)となっています。

またGalaxy S20+はGalaxy S20の3つのカメラに加えて奥行き用TOFカメラを搭載。さらにGalaxy S20 UltraはOISやPDAFに対応した約1億800万画素CMOS/広角レンズ(画角79°・F1.8)および約1200万画素CMOS/超広角レンズ(画角120°・F2.2)、OISやPDAFに対応した約4800万画素CMOS/望遠レンズ(画角24°・F3.5)、奥行き用TOFカメラを搭載。

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Galaxy S20 Ultraのカメラ


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Galaxy S20 Ultraには1億800万画素CMOSと屈曲望遠レンズが搭載
このうちのGalaxy S20 Ultraの1億800万画素センサーは9画素をひとまとめにして1200万画素相当で撮影することで明るく撮影できるnona-binning技術に対応しているほか、望遠レンズは屈曲光学を採用して光学10倍ズームに加え、ハイブリッド光学ズームとAIを使用したデジタルズームを含む超解像ズームの組み合わせによって最大100倍までズームに対応しているとのこと。なお、Galaxy S20とGalaxy S20+は光学3倍ズーム/最大30倍ズームまで。

フロントカメラはGalaxy S20およびGalaxy S20+がDual Pixel AFの約1000万画素CMOS/広角レンズ(画角80°・F2.2)、Galaxy S20 UltraがPDAFに対応した約4000万画素CMOS/広角レンズ(画角80°・F2.2)のシングルカメラとなっています。生体認証は指紋認証以外に顔認証に対応し、Galaxy S9シリーズまで対応していた虹彩認証(Iris Passport)は非対応となっています。

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Galaxy S20のカラーバリエーション


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Galaxy S20+ Olympic Edition

その他、NFC Type A/BやMST(磁気テープ)、3.5mmイヤホンマイク端子、ANT+、Google Cast、Miracast、位置情報取得(A-GPS・GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou)、加速度センサー、気圧センサー、環境光(RGB)センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、地磁気センサー、ホールセンサーなど。独自決済サービス「Samusung Pay」(NFC・MST)にも対応。

内蔵メモリー(RAM)および内蔵ストレージはGalaxy S20が8GB RAMおよび128GBストレージ、Galaxy S20 5Gが12GB RAMおよび128GBストレージ、Galaxy S20+が8GB RAMおよび128GBストレージ、Galaxy S20+ 5Gが12GB RAMおよび128または256、512GBストレージ、Galaxy S20 Ultra・Galaxy S20 Ultra 5Gともに12GB RAMおよび128または256GBストレージ、もしくは16GB RAMおよび512GBストレージに。

またRAMは全モデルともにより高速なLPDDR5を採用し、外部ストレージとしてmicroSDXCカードスロット(最大1TB)も搭載しています。バッテリー容量は各機種とも5Gモデルも同じでGalaxy S20が4000mAh、Galaxy S20+が4500mAh、Galaxy S20 Ultraが5000mAhとなっています。引き続いてWPC(Qi)およびPMA規格互換のワイヤレス充電に対応し、有線(Fast Wireless Charging 2.0)および無線(Wireless PowerShare)ともに充電は急速充電に対応。電池パックは取外不可。

携帯電話ネットワークは5Gモデルは3機種ともに5G NRのSA(スタンドアローン)とNSA(非スタンドアローン)の両方に対応しているものの、Galaxy S20+ 5GとGalaxy S20 Ultra 5GはSub-6(6GHz未満の低周波数帯)およびmmWave(6GB以上の高周波数帯)の両方に対応し、Galaxy S20 5GはSub-6のみサポートするとのこと。また4Gに利用している周波数帯を5Gで利用できる「DSS」にも対応しているため、通信事業者がDSSを導入すれば同機能が利用できるということです。

4GはLTE DL Catebory 20およびLTE UL Category 14をサポートし、Enhanced 4x4 MIMOや7CAに対応することで下り最大2.0Gbpsおよび上り最大200Mbpsに対応しています。またSIMはnanoSIMカード(4FF)サイズのスロットが1つとなっているほか、eSIMをサポートし、さらに国・地域によってはmicroSDXCカードスロットがnanoSIMカード(4FF)にもなるとのこと。なお、最大通信速度や利用可能なCAについては販売される国・地域によって異なるということです。







記事執筆:memn0ck


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