Galaxy S20 UltraはGalaxy S20シリーズと基本的な製品コンセプトは同じとなっており、より大画面かつ高性能な最上位モデルで、サイズは166.9×76.0×8.8mm、質量は約220g、本体カラーはCosmic GreyおよびCosmic Blackとなっています。なお、ミリ波（mmWave）対応モデルの質量は約222g。

画面はHDR10+に対応した上部中央にパンチホールのあるアスペクト比9：20の縦長な約6.9インチQHD+（1440×3200ドット）Dynamic AMOLED 2X Infinity-O Display（有機EL）を搭載し、また“2X”が示すようにリフレッシュレートが従来機の60Hzから2倍の120Hzに対応しています。


主な仕様は防水・防塵（IP68準拠）やAndroid 10、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、位置情報取得（A-GPSなど）、microSDXCカードスロット（最大1TB）、5000mAhバッテリー、急速充電、ワイヤレス充電、画面内指紋認証、顔認証など。

チップセット（SoC）はSnapdragon 865またはExynos 9 Octaで、内蔵メモリー（RAM）および内蔵ストレージは12GB RAMおよび128または256GBストレージ、もしくは16GB RAMおよび512GBストレージがグローバル版には用意されています。


カメラは背面に光学手ブレ補正（OIS）や像面位相差オートフォーカス（PDAF）に対応した約1億800万画素CMOS／広角レンズ（画角79°・F1.8）および約1200万画素CMOS／超広角レンズ（画角120°・F2.2）、OISやPDAFに対応した約4800万画素CMOS／望遠レンズ（画角24°・F3.5）、奥行き用TOFカメラのクアッドリアカメラを搭載。

1億800万画素CMOSは9画素を1画素として1200万画素相当で撮影することで明るく撮影できるnona-binning技術に対応しているほか、望遠レンズは屈曲光学を採用して光学10倍ズームに対応し、AIを使用した最大100倍まで超解像ズームに対応しているとのこと。フロントカメラはPDAFに対応した約4000万画素CMOS／広角レンズ（画角80°・F2.2）のシングル構成。


なお、auは最近では「Galaxy Fold（型番：SCV44）」や「Galaxy Z Flip（型番：SCV47）」のようにグローバル版とハードウェアは共通の製品も販売しているため、現時点でおサイフケータイ（FeliCa）などの日本向け仕様に対応しているかどうかは不明です。

とはいえ、すでに日本でもNTTドコモやau、SoftBankといった移動体通信事業者（MNO）から5G対応スマホとしてGalaxy S20シリーズが発表されており、それらの中にはGalaxy S20 Ultraがなかったため、日本でGalaxy S20 Ultraは販売されないと思われていましたが、auから発売されることになりそうで正式発表が楽しみです。







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