エイスースが2020年Q1決算説明会を開催!COVID-19の影響なども説明(写真は「ROG Phone II」)

ASUSTeK Computer(以下、ASUS)は13日(現地時間)、台湾・台北にて同社の2020年第1四半期(Q1:1〜3月)決算説明会を開催し、次世代のスマートフォン(スマホ)を2020年第2四半期(Q2:4〜6月)の終わりから第3四半期(Q3:7〜9月)のはじめに投入すると明らかにしています。

次世代のスマホとはQualcommによってハイエンド向けチップセット(SoC)「Snapdragon 865」を搭載する製品として開発が明かされている次期フラッグシップスマホ「ZenFone 7」とゲーミングスマホ「ROG Phone III」のことを指しています。

同社では決算説明会の質疑応答にてZenFone 7とROG Phone IIIはいつ発売されるのかとの問いに「計画ではQ2からQ3のはじめを予定している」とした上で「今はQualcommと足並みを揃えている」と回答し、最終的なスケジュールを決定したらお知らせするとしています。

なお、ROG Phone IIIについては「ROG Phone II」が「Snapdragon 855+」を搭載していたようにクロックアップされた「Snapdragon 865+」を搭載するとも噂されており、それが「足並みを揃えている」につながるのかもしれません。

同社では以前としてスマホ事業が低迷しており、特に2020年Q1の売上高は前年同期比△69.8%の23億6,400万台湾ドル(約84億7,300万円)と同社全体の連結売上高のうちの3.7%となり、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響があったものの、新製品の投入サイクルの影響もあると説明していました。

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ASUSではスマホ事業の不振によって2018年よりラインナップを絞ってより高付加価値の製品を投入していく計画を継続しており、2019年上期にその路線変更が完了した結果、赤字幅は徐々に減っており、2020年Q1には純損失が前年同期比△37.7%の3億4,500万台湾ドル(約12億3,600万円)となっています。

またスマホ事業では旧機種と新機種の内訳別に記載されており、2019年Q1は売上高の5%に満たない新機種が純損失の約35%を占める状態でしたが、2020年Q1は純損失こそ新機種が多くを占め、旧機種は純利益を挙げているものの、売上高における新機種の割合が40%に増加しています。

同社では引き続いてハイエンドおよびゲーミングにターゲットを絞ってスマホ事業を継続していき、特にゲーミングについてはすぐに結果が出ないとして3年計画で進行しており、パソコン(PC)と違ってマウスやキーボードなどがないため、ユーザーインターフェース(UI)やゲーム中の機能をいかに便利に使えるものにするかに注力していると説明しています。

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全体としては2020年Q1は売上高が640億4,300万台湾ドル(約2,294億円4,300万円)で前四半期比△28%、前年同期比△23%、純利益が88億8,000万台湾ドル(約318億1,900万円)で前四半期比△66%、前年同期比△59%となり、減収減益となっています。

なお、2020年Q2の展望としてPCは前年同期比で+30%、スマホを含むコンポーネントは△10%を見込んでおり、特にChromebookは教育市場で好調となっていてQ2〜Q4も引き続いてこの傾向が続いて2020年は前年比100%以上の増加で3倍程度になるのではないかと予想しています。

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記事執筆:memn0ck


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