より低価格なスタミナスマホ「moto e6s(型番:XT2053)」が技適通過!日本で発売へ

総務省が「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のデータベースを更新し、新たにLenovo傘下のMotorola Mobilityが「XT2053-4」(認証番号:018-200157)の工事設計認証(いわゆる「技適」)を2020年5月25日付けで認証技術支援センターによって取得しています。

XT2053はすでに海外にて発表されている低価格なエントリースマホ「moto e6s」の2020年度版であることがわかっており、欧州にて84.99ユーロ(約1万円)で販売されているほか、同等製品がLenovoブランドで「Lenovo K11」として中国などで販売されています。

これまで日本でも「moto e」シリーズは販売されてきましたし、どの程度の価格になるのか気になるところですが、すでに紹介しているように5000mAhバッテリー搭載のより低価格な「moto g8 power lite」とともに現状の「moto g8」ファミリーよりもさらに安い価格帯の製品を投入してくるようです。

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moto e6sは2019年9月にインドで発売され、その後、2020年になってスペックやデザインが若干変更されたモデルが追加され、XT2053はその追加されたモデルで、非常に低価格なエントリースマホとなっています。

ディスプレイは画面上部中央に水滴型ノッチ(切り欠き)の配置されたアスペクト比9:19.5の縦長な約6.1インチHD+(720×1560ドット)ISP液晶(約282ppi)で、画面占有率が87.5%とのこと。本体カラーはPeacock BlueおよびSunrise Red、サイズは約155.6×73.0×8.5mm、質量は約160g。外装はプラスチック製。

主な仕様はMediaTek製チップセット(SoC)「Helio P22」(2.0GHz×8コアCPU、650MHz IMG GE8320 GPU)および2GB内蔵メモリー(RAM)、32GB内蔵ストレージ、microSDXCカードストット、3000mAhバッテリー、microUSB端子(USB 2.0)、3.5mmイヤホンマイク端子。

カメラは背面が像面位相差オートフォーカス(PDAF)に対応した約1300万画素CMOS(1画素1.12μm)/広角レンズ(F2.2)と約200万画素CMOS(1画素1.75μm)/奥行き測位用(F2.4)のデュアル構成、前面が約500万画素CMOS(1画素1.12μm)/広角レンズ(F2.2)のシングル構成。

その他、背面のMotorolaロゴのところに指紋センサーを搭載し、IEEE802.11b/g/b準拠(2.4GHz)の無線LAN(Wi-Fi)およびBluetooth 4.2、位置情報取得(A-GNSS・GPS・GLONASS)、加速度センサー、近接センサー、環境光センサーなど。OSはAndroid 9.0(開発コード名:Pie)。

総務省が公開している工事設計認証を取得した周波数帯は4GにおけるFDD-LTE方式のBand 1および3、8、19、26、28、3GにおけるW-CDMA方式のBand IおよびVI、VIII、Wi-FiおよびBluetoothの2.4GHzとなっています。

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総務省が公開する工事設計認証の認証情報


記事執筆:memn0ck


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