板タブ「Parblo A610 Pro」をWindowsパソコンやスマホで使ってみた!

以前に液晶ペンタブレット(以下、液タブ)「Parblo Coast10」を購入して紹介しました。Parbloは2015年に設立された液タブや板ペンタブレット(以下、板タブ)などのドローイング・タブレット専門メーカーです。

Parblo 公式Webサイト
https://bit.ly/2CtoPkK

今回はそんな同社の板タブ「Parblo A610 Pro」をご提供頂いたので、実際にWindowsパソコン(PC)やAndroidスマートフォン(スマホ)に接続して使ってみましたので、パッケージや同梱品、ドライバのインストール、ファンクションキーのカスタマイズから使い心地などをを含めてレビューしていきたいと思います。

なお、Parblo A610 Proは公式Webサイト・ストアでは8,999円(金額はすべて税込)で販売されており、今回、当S-MAXの読者向けに10%OFFになるクーポンコード「SMAX10」(2020年9月30日まで)をご提供いただきました。購入手続き時に入力すると、899円割引されて8,100円となります。

また総合Webストア「Amazon.co.jp」では8,999円に90ポイント(1%)還元および800円OFFクーポン(2020年7月30日まで)が用意されており、実質8,109円とどちらでもおおよそ同じような値段で購入できます。

【まずは開封して同梱品をチェック】

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Parblo A610 Proのパッケージ(箱)

Parblo A610 Proの同梱物は本体のほか、8192レベル筆圧バッテリーレスペンおよびペンホルダー、替え芯(8本)、USB Type-Cケーブル、2本指グローブ、クリーナークロス、USB OTGアダプター(microUSB用とUSB Type-C用の各1個)、説明書、保証書となっています。

製品の主な特徴として

・8192レベル筆圧
・10×6.25インチの操作エリア
・±60°傾き検知
・USB Type-C接続
・リングホイールと8個カスタマイズショートカットキー搭載

が挙げられます。

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箱の裏面は多言語。ワールドワイドに利用されている事が伺える


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Parblo A610 Proの同梱品一覧

買ってすぐ使えるのはもちろん、替芯が8本も付いているのでしばらくは安心して使えるセットになっています。なお、バッテリーレスペンの重さは14gです(家庭用デジタル計りで計測)。

また公式Webサイトの情報には有りませんが、スマホと接続するために使うUSB OTGアダプター(microUSB用、USB Type-C用)も同梱されているのはスマホで使おうという人には嬉しいところでしょう。

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バッテリーレスペン。ペン置きもある

替芯はペン立てを捻って開けると収納されていて、ペン立ての裏面に交換方法が載っています。
なお、ペン立ては少し重さが有るので倒れづらい仕様です。

【Windows PCで使ってみる】

それではまずはWindows搭載のPCで使ってみたいと思います。PCで利用するためには、PCにドライバーのインストールをします。なお、同梱物にはドライバーはないので、公式Webサイト( https://support.parblo.com/hc/ja )よりドライバのダウンロードをします。

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ドライバーをダウンロード。対応OSはWindows 7および8、10


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ダウンロードしたドライバーをインストール

Parbloの公式Webサイトはシンプルで探しやすいので目的のドライバーもすぐに見つかりました。ダウンロードして実行すれば1分もかからずに終了します。

クイックスタートガイドにも記載されていますが、過去に使っていた何かしらのタブレット用ドライバーがある場合には必ず事前にアンインストールしておくようにします。これはドライバーの競合により動作に不具合が起こることを防ぐためです。

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ディスプレイ(モニター)の設定

続いて筆者が使用しているPCのディスプレイはEIZO製「EV2730Q-GY」( https://www.eizo.co.jp/products/lcd/ev2730q/ )で、解像度が1920×1920ピクセルの正方形なのでマッピングの調整をします。操作エリアが10×6.25インチなので、10:6.25に合わせて1920×1200ピクセルをマッピングしました。

マッピングはUtilityで行います。Utilityを起動するには板タブ本体のカスタマイズキーの一番上(デフォルト設定時)をクリックします。起動したら[操作エリア設定]からウィンドウサイズ合わせ用の特製壁紙をガイドラインにしてエリアの設定をします。

これでこの板タブで操作できる領域が画像の青紫色の部分のみとなりました。

この設定は10:6.25のモニタを利用している方には必要ありませんし、ちょっとくらい比率が違うくらいならあまり気にならないかも知れませんが、大幅に違うと操作感がとても悪いので自分の使用しているモニタ解像度を確認して設定すると良いと思います。

A610PRO-Utility02

またUtilityの[エクスプレスキー設定]よりキー設定の確認と変更が可能で、プルダウンから簡単に設定変更できます。この画面もすぐに呼び出せるので使いながらカスタマイズしていくとよいと思います。

ドライバーをインストールしてマッピングも終わったので、さっそく試し描きしていきたいと思います。以下にParblo A610 Proで文字を書いたり、絵を描いたりしている動画を掲載しますが、遅延もなく線が飛んでしまうこともありません。なお、絵はお絵描きアプリ「CLIP STUDIO PAINT」を使っています。




ショートカットキーの操作に戸惑いつつもだいたい狙った場所にペン入れができました。普段はペン入れには液晶に直接描くタイプの液タブを使用しているため、微妙な位置が掴めていませんが、この部分は慣れかと思います。

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おまけでドット打ちをやってみましたが、これも良好


【Androidスマホで使ってみた】

最後にParblo A610 Proをスマホに接続して使ってみました。接続は同梱されていたスマホ用USB OTGアダプタを利用して「スマホ - USB OTGアダプタ - USBケーブル - 板タブ」と繋ぐだけでドライバーのインストールの必要もなく簡単です。スマホでの利用時はタブレットは縦対応のみとなります。

なお、Parbloの公式WebページによるとAndroid 6.0(開発コード名:Marshmallow)以降に対応しており、対応ソフトは以下のようなメジャーなアプリが対応しているということです。

・Medibang Paint
・SketchBook
・ibis Paint X
・Adobe Illustrator Draw
・LayerPaint HD    など

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Parblo A610 ProをPixel 3a XLに接続したところ。接続するだけでペンを板タブに近づけるとカーソルが表示された

なお、多くの機種では繋げばカーソルが出てきてすぐ使えましたが、公式Webページ「A610 Proをスマートフォンに接続したい場合 – 日本語」でも案内されているようにGalaxyシリーズのようにカーソルが出なかったりする場合もあるほか、そもそも使えなかったりする機種もあるようです。試した限りでは「Pixel 3a XL」や「Pixel 3」、「OPPO Reno3 A」などではきちんとカーソルが出て使えていました。

今回はアプリ配信マーケット「Google Playストア」で上位に出てきた「ibis Paint X」で試してみましたが、スマホでも遅延など特に感じずに描けました。画面が狭いのでPCのほうが使いやすいですが、PCを立ち上げるのが億劫な時などに良いかもしれません。



【Parblo A610 Proの使用感まとめ】

最後にペンについて検証してみたので紹介しておきますが、家にある目についたペンを出してきましたが全滅でした。ただParblo Coast10に付いていたペンが、ほんの微妙に反応はしました。書けるほどの反応はなかったので、妙な期待はせずに純正ペンを使えばいいと思います。

A610PRO-pen
試ささずにはいられないッ!

取り立てて何も言うことがないくらい自然に描ける板タブです。筆圧感知も良好で入り抜きも思い通りにできます。入力面積が広いので長いストロークの線が引きやすいです。またショートカットキー搭載の板タブは初めてでしたがとても便利です。

さらにペンがバッテリーレスで軽くて太さもあり持ちやすいので疲れにくいです。ただし、Parblo A610 Proのペンはペン先が沈む仕様なので、ペンを板タブに当てる度に気になるかも知れません。
すでに板タブを使っていて壊れたり古くなってきた人の買替えのほか、ちょっと絵を描いてみたいといった初めてのペンタブレットにも良いかと思います。

製品名Parblo A610 Pro
製品技術ワイヤレスバッテリーレス電磁誘導方式
操作エリア10×6.25インチ
操作エリア比率16:15
製品寸法350×223×8mm
読取高さ10mm
解像度5080LPI
読取速度200RPS以上
筆圧レベル8192レベル
傾き検知±60°
接続方法USB Type-C
電源モデルUSB 5V
材質ABS + PC
カラーブラック
対応OSWindows 7、8.1、10
Mac 10.11以降
Android 6.0以上
その他8個カスタマイズのショートカットキー
メカニカルホイール(カスタマイズ可能)
バッテリーレスペンP02A
2個ペンのスイッチ(消しゴム機能あり)
RoHs,CE,FCC認証




記事執筆:Hisumi


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