iPhone 12シリーズは数週間遅れて10月以降の発売に!写真はiPhone 11のもの

Appleは30日(現地時間)、2020年度第3四半期(4〜6月)の決算発表を行い、発表後に行われた電話会見において同社のSenior Vice President兼CFOを務めるLuca Maestri氏が「iPhone 11シリーズは2019年9月後半にリリースしたが、2020年は数週間遅れる」と発言しました。

同社が未発表製品について触れるのは珍しく、詳細な理由などについては語られなかったものの、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)などの影響で次期スマートフォン(スマホ)「iPhone 12」シリーズ(仮称)の発売日が10月にずれ込むことが公式に示唆されました。

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電話会議はオンデマンドで聴くことが可能

Appleの2020年度第3四半期(Q3)は売上高596億8,500万ドル(前年同期比+11%)、純利益112億5,300万ドル(前年同期比+12%)と増収増益となり、COVID-19の影響で外出できない状況が続いたことによってApple MusicやApp Storeなどの需要が増えたほか、ハードウェアもMacやiPadが好調となっています。

部門別の売上高ではiPhoneが264億1,800万ドル(前年同期比+1.6%)、iPadが65億8,200万ドル(前年同期比+31%)、Macが70億7,900万ドル(前年同期比+22%)、Apple WatchやAirPod、HomePodなどのウェアラブルおよびアクセサリーが64億5,000万ドル(前年同期比+17%)。

またApple MusicやApp Store、iCloud、FaceTime、Apple TV、Apple Arcade、Apple Care、Apple Storeなどのサービスについては131億5,600万ドル(前年同期比+15%)と過去最高となったとのこと。また地域別でも北米および欧州、中国、日本、その他の環太平洋のすべてでプラス成長となっています。

同社CEOのTim Cook氏は「不透明な時代にあって、このような業績は当社の製品がお客様の生活の中で重要な役割を果たしていること、そして当社の絶え間ないイノベーションの証です。新たに1億ドルを投じた人種的公平性と正義への取り組みから、2030年までにカーボンニュートラルにするという新たな約束まで、私たちは世界をより良いものにするという原則を貫いています」とコメントしています。

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Appleの2020年度Q3の決算資料


記事執筆:memn0ck


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