フォルダブルスマホ「motorola razr 5G」が日本で発売へ!画像はmotorola razr

総務省が「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のデータベースを更新し、新たにMotorola Mobility(以下、モトローラ)が「XT2071-4」(認証番号:202-SMI028)の相互承認(MRA)による工事設計認証(いわゆる「技適」)を2020年8月18日付けでCTC advancedによって取得しています。

モトローラのXT2071-4は現時点では海外でも未発表の製品で、XDA Developersなどによるとフォルダブルスマートフォン(スマホ)「motorola razr」の後継機種で5Gに対応した「motorola razr 5G」だと伝えられており、これまでに中華人民共和国に輸入される製品に対しての認証である3C/CCC(China Compulsory Certification)を取得しています。

これにより、motorola razr 5Gと見られる製品(XT2071-4)が日本で発売されることになりそうです。なお、モトローラでは9月9日(水)に発表会を行い、motorola razr 5Gを発表するとCNETなどが伝えています。また総務省が公開している日本向けの認証情報では5Gについては取得していないものの、仮に5G対応製品であるならば、恐らく追加で取得されるのではないかと思われます。

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motorola razr 5Gは現時点で発表されていないため、どういった製品となるのか不明ですが、前機種のmotorola razrは日本で発売された「Galaxy Z Flip」と同じような縦折りのフォルダブルスマホで、閉じた状態ではコンパクトサイズで持ち歩きやすく、開くと超縦長スマホとなっています。

名称はmotorola razr 5Gとなるのか、motorola razr 2となるのか不明ですが、噂ではQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 765 5G mobile platform」を搭載したミッドハイレンジモデルとなり、8GB内蔵メモリー(RAM)や256GB内蔵ストレージ、2845mAhバッテリー、約4800万画素リアカメラ、Android 10などとなるとされています。

総務省が公開している日本向けの認証では携帯電話ネットワークにおけるW-CDMA方式およびW-CDMA(HSDPA)方式、LTE方式、LTE(2GHz TDD)方式、AXGP(次世代PHS)方式、2.4および5GHzの無線LAN(Wi-Fi)で取得しており、4GではBand 1および3、8、18、19、26、28、41、42となっています。

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記事執筆:memn0ck


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総務省 電波利用ホームページ | 技術基準適合証明等を受けた機器の検索 | 202-SMI028
Motorola Razr with 5G could be dropping on Sept. 9 - CNET