auスマホ「Mi 10 Lite 5G XIG01」を写真でチェック!

既報通り、KDDIおよび沖縄セルラー電話が今年3月に発表した携帯電話サービス「au」向け5G対応スマートフォン(スマホ)「Mi 10 Lite 5G(型番:XIG01)」(Xiaomi Communications製)を9月4日に発売しました。他社のSIMカードを装着した場合に予期せぬ動作となるとして一時販売停止していましたが、無事に9月11日から販売が再開されています。

価格(金額はすべて税込)は公式Webストア「au Online Shop」などの直営店では本体価格が42,740円で、かえトクプログラム適用時には残価が12,840円と設定されているため、実質負担額1,300円/月×23回(総額29,900円)となっており、機種変更ではau Online Shopや各店舗ともに「5G夏トク機種変更キャンペーン」によって5,500円割引、au Online Shopでは「お得割」によって規契約では11,000円割引、他社から乗り換え(MNP)では22,000円割引となっています。

Xiaomiは日本市場に昨年12月に参入したばかりですが、早くも移動体通信事業者(MNO)向けに納入することになりました。そんな日本のMNO向け第1弾となるau向けMi 10 Lite 5G XIG01の実機を試用する機会がありましたので、外観や基本機能を写真やスクリーンショットを交えて紹介したいと思います。

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Mi 10 Lite 5G XIG01の正面。6.6インチの大画面サイズ

Mi 10 Lite 5G XIG01はXiaomiの最新フラッグシップスマホ「Mi 10」シリーズの廉価版で、価格を抑えながらも5Gへの対応や有機ELディスプレイ、クアッドリアカメラなど、ハイエンドに迫る仕様となっているコストパフォーマンスの高いミッドハイレンジスマホです。ただし、まだ日本市場に参入して日が浅いこともあり、おサイフケータイ(FeliCa)や防水などには対応していません。

ディスプレイは上部中央に水滴型ノッチ(切り欠き)が配置されたアスペクト比9:20の縦長な約6.6インチFHD+(1080×2400ドット)有機EL(AMOLED)で、ノッチ部分には約1600万画素CMOS(1画素1.0μm)/広角レンズ(F2.5)のフロントカメラを搭載し、顔認証に対応するほか、画面下部中央には光学式の画面内指紋センサーが内蔵されています。

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ノッチ部分。ノッチの右上に白く光っているのが通知用LEDで、かなり縁ぎりぎりに搭載されているのがわかります

画素密度は399ppiで、十分に鮮やかで美しい表示となっており、初期状態では配色が自動(推奨)となっていますが、もし鮮やかすぎるという場合には「設定」→「ディスプレイ」→「配色」にて標準などに切り替えると良さそうです。ダークモードや読書モード、常時表示(AOD)などにも対応しています。

またXiaomiの製品はSIMフリースマホ「Mi Note 10」シリーズなどもそうですが、電池持ちを長くするためだと思われますが、自動調整の画面の明るさが少し暗めになっており、Mi 10 Lite 5G XIG01も同じ傾向となっています。通知エリアの1段目で明るさをバーで調整できるので、暗いと思った場合には都度調整するか、自動ではなく手動にしてしまっても良いかもしれません。

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Mi 10 Lite 5G XIG01を持ってみたところ。5G接続も試してみましたが、場所が良くなかったのか、1Gbpsは超えなかったものの、1Gbpsに迫る高速ダウンロードができていました


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初期設定時に追加するアプリ。これらのアプリは追加した場合も後でアンインストールができ、au向けアプリでアンインストールできなのは「auメール」ほか、数個で非常に少ないです


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左が「設定」の第1階層目で、グローバルモデルやSIMフリー製品とほぼ同じなのがわかります。右は初期状態の内蔵ストレージで、110GBほどの空きがあります

外観は前面も背面も強化ガラスを用いており、左右端がラウンドしたカーブデザインで、持ったときの印象はそれほど重く感じず、確かにMi Note 10の質量が約208gなのに対し、Mi 10 Lite 5G XIG01は約193gと15g差があることもあり、筆者は普段からMi Note 10も使っているので、似たような外観から無意識にMi Note 10を持ったときと比べているのかもしれません。

サイズは約164×75×8.7mm、質量は約193gとなっており、本体カラーはコズミック グレーとドリーム ホワイトの2色が販売されており、今回試したドリーム ホワイトは全体的に薄い水色っぽい色合いとなっており、Mi Note 10のグレイシヤーホワイトの紫から水色、白とグラデーションしているのとはまた違っています。

とはいえ、質感はMi Note 10と変わらず、十分に高いと言えるでしょう。またau向け製品ですが、SIMフリー製品と同様にACアダプターやUSB Type-Cケーブル、SIMピン、ソフトケース、画面保護シート(貼付済)が試供品ながら付属するのも良いです。こうした点だけでなく、ソフトウェア面でもグローバルモデルやSIMフリー製品とほぼ同等となっているのは嬉しい人が多いそうです。

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Mi 10 Lite 5G XIG01の背面。リアカメラのほか、Miロゴや製造者であるXiaomi Communication Co., Ltd.、そしてDesigned by Xiaomiが記載されており、auロゴや型番の記載はありません

リアカメラは像面位相差オートフォーカス(PDAF)に対応した約4800万画素CMOS(1画素0.8μm、1/2.0型)/広角レンズ(F1.79)、約800万画素CMOS(1画素1.12μm、1/4.0型)/超広角レンズ(F2.2、画角120°)、約200万画素CMOS/マクロレンズ(F2.4)、深度測位用の約200万画素CMOS/デプスカメラ(F2.4)のクアッド構成です。

これにより、メインとなる広角カメラは4つの画素を1つにまとめて明るく撮影でき、0.6倍光学ズーム相当の超広角撮影や2倍までの画質劣化のない超解像ズームに対応するほか、フラッグシップモデル「Mi 10」シリーズのカメラ機能を継承しており、ナイトモード2.0やAIダイナミックスカイスキャッピング、プロモード、背景ぼかし、Vlogモードなどに対応しています。

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リアカメラの出っ張り具合。それなりに出っ張ってはいるものの、Mi Note 10よりも出っ張りは少ない印象。その分、Mi Note 10は1億800万画素でしたが、Mi 10 Lite 5G XIG01は4800万画素となっています



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標準カメラアプリのファインダー画面(画像=左)とカメラアプリの設定画面(画像=右)。SIMフリー製品と同様に「設定」で「地域」を「日本」以外にすることで「カメラの音」(シャッター音)をオフにすることも可能でした


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通常撮影となる4画素を1つにまとめて1200万画素相当で撮影した写真(屋外晴天時)。広角レンズは35mm換算で26mm


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同じ条件で4800万画素にして撮影した写真


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広角カメラで撮影(屋外曇り)


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光学0.6倍相当となる超広角カメラで撮影(屋外曇り)。0.6倍相当となるため、焦点距離は35mm換算で15.6mmあたりか


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超解像2倍ズームで撮影(屋外曇り)


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通常の4つの画素を1つにまとめて1200万画素相当で撮影(屋内蛍光灯下)


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背景をぼかす「ポートレートモード」で撮影

主な仕様はQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 765 5G Mobile Platform」(オクタコアCPU「2.4GHz Kryo 475 Primeコア×1+2.2GHz Kryo 475 Goldコア×1+1.8GHz Kryo 475 Silverコア×6」、Adreno 620 GPU)、6GB LPDDR4X内蔵メモリー(RAM)、128GB内蔵ストレージ(UFS 2.1)、4160mAhバッテリー、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子など。

フローティングステレオ液冷システムを搭載。急速充電「Quick Charge 3.5」(最大20W)をサポートし、連続通話時間は約1730分、連続待受時間は約440時間、電池持ち時間は5Gで約135時間、4Gで約150時間、充電時間は同梱されるACアダプターを用いた場合に約85分。microSDXCカードスロットなどの外部ストレージは非搭載。

その他、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)およびBluetooth 5.1、NFC Type A/B、赤外線リモコン、FMラジオ、ハイレゾ音源、バッテリー節電、位置情報取得(GPSなど)、nanoSIMカード(4FF)スロット、au VoLTEなどに対応。携帯電話ネットワークにおける最大通信速度は5Gで下り2.1Gbpsおよび上り183Mbps。

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Mi 10 Lite 5G XIG01の左右側面。右側面には電源キーと音量上下キーが配置され、左側面には何もなし。フレームはガラス繊維を混ぜ込んで強化したポリカーボネートとアルミニウム・チタン合金を採用


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Mi 10 Lite 5G XIG01の上下側面。上側面に3.5mmイヤホンマイク端子とマイク、下側面にUSB Type-C端子と外部スピーカー、マイク、nanoSIMカード(4FF)が1つのカードスロットが配置


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カードスロットを出したところ。SIMフリー製品との大きな違いはデュアルSIMではない点。埋められた片方のSIMカードスロットが若干スペースとしてもったいなくもあります


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大きさ比較として左に6.6インチサイズのMi 10 Lite 5G XIG01、右に6.5インチサイズのiPhone 11 Pro Max。画面のアスペクト比が異なるので、単純にインチ数では比べにくいものの、縦はMi 10 Lite 5G XIG01の方が長いですが、幅は若干Mi 10 Lite 5G XIG01の方が狭いです

OSはAndroid 10ベースの独自ユーザーインターフェース「MIUI 11」をプリインストール。MIUI 11は設定の並びなどが若干特殊ですが、通知やアプリ切替、ロック画面などは通常のAndroidと大きくは違わないので、既存のAndroid利用者ならそれほど迷うことなく使えると思われます。

またSIMフリー製品では初期状態ではアプリをインストールしたり、クリーナーでRAMを開放したりなど、さまざまなシーンでおすすめ(広告)が表示されるようになっていますが、さすがにMi 10 Lite 5G XIG01はauの製品ということもあり、それがありません(SIMフリー製品でもオフにすることは可能)。

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規制ラベルの画面。日本向けの認証(いわゆる「技適」)は電気通信事業法に基づく技術基準適合認定(T)が「ADF20-0131001」、電波法に基づく技術基準適合証明・工事設計認証(R)が「018-200192」。文字入力アプリは「Gboard」がプリインストール


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通知エリアの様子。試用期間中にAndroidの新機能でファイルなどが共有できる「ニアバイシェア」も追加されていました


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ロック画面(画像=左)とアプリ切替画面(画像=右)。アプリ切替画面では下中央にある「☓」を押すと一気に消せるほか、上部にはメンテンス系のクリーナーやセキュリティスキャンなどが並んでいます


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MiシリーズのデュアルアプリはメッセージングアプリやSNSアプリだけでなく、ゲームやAmazonショッピングなどさまざまなアプリが2つのアカウントで利用可能。個人用と法人用といった2つの環境を同時に利用できる「セカンド・スペース」やゲームを快適に利用できる「ゲームターボ」などの独自機能も


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ベンチマークアプリ「Geekbench 5」と「3DMark」のSling Shot Extremeの結果。Singleで621、Multiで1937、OpenGL ES 3.1で3342、Vulkanで31115。操作はとても快適で、多くの操作はSnapdragon 865搭載のハイエンドモデルと比べてもそれほど違いはありません


機種名Mi 10 Lite 5G XIG01
サイズ[高さ×幅×厚さ/㎜]約164×75×8.7mm
質量[g](電池含む)約193g
OSMIUI 11(based on Android 10)
ディスプレイ[サイズ、解像度(横×縦)、方式]約6.6インチ有機EL(AMOLED)
Full HD+(1080×2400ドット)
HDR表示
SoCSnapdragon 765
CPUオクタコアCPU
(2.4GHz×1+2.2GHz×1+1.8GHz×6)
内蔵メモリー(RAM)6GB
内蔵ストレージ128GB
外部ストレージ(最大対応容量)
リアカメラ[有効画素数/F値]クアッドカメラ[約4800万画素CMOS(F1.79、広角レンズ)+約800万画素CMOS(F2.2、超広角レンズ)+約200万画素CMOS(F2.4、マクロレンズ)+約200万画素CMOS(F2.4、デプス)]
フロントカメラ[有効画素数/F値]シングルカメラ[約1600万画素CMOS(F2.5、広角レンズ)]
バッテリー容量4160mAh(内蔵電池)
連続待受時間(日本国内使用時)約440時間
連続通話時間(音声通話時/日本国内使用時)約1730分
電池持ち時間[5G/4G(LTE・WiMAX 2+)]約135時間/約150時間
充電時間同梱ACアダプター:約85分
TypeC 共通 ACアダプター01:約90分
TypeC 共通 ACアダプター02:約110分
接続端子USB Type-C
ワイヤレス充電
5G通信速度(受信時/送信時の最大速度)2.1Gbps/183Mbps
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth○(Version 5.1)
赤外線
テザリング同時接続数16台
防水・防塵ー/ー
ワンセグ/フルセグー/ー
おサイフケータイ
生体認証○(指紋、顔)
ハイレゾ
SIMカードau Nano IC Card 04
本体カラーコズミック グレー、ドリーム ホワイト
メーカーXiaomi Communications




記事執筆:memn0ck


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