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秋吉 健

秋吉 健のArcaic Singularity:人々は自由を求め、そして動かなくなる。長期契約割引の違約金上限を1000円とする改正案がもたらした波紋とその影響について考える【コラム】


総務省による違約金上限の改正案について考えてみた!

今年に入り、通信業界はひたすらに慌ただしい状況へと陥りつつあります。先週もまた、大きな混乱と波紋の種が総務省より投げ込まれました。

総務省は11日、携帯電話料金の見直しに関する有識者会議を行い、多年契約(2年契約や3年契約)を中途で解約する際に発生する違約金(解約金・解除手数料などの表現を含む。以下、違約金として表記)の上限を1,000円とし、スマートフォン(スマホ)などの端末代金の値引上限も2万円とする省令改正の原案を提示しました。この案がすぐに施行されるわけではありませんが、今後大きな変更なく改正・施行されるものと考えておくほうが無難でしょう。

現在、大手移動体通信事業者(MNO)各社が違約金として設定している金額は9,500円前後であることから、9割近い減額を要求することになります。MNO各社にしてみれば突然の要求に面食らったかもしれません。通信料金と端末代金の完全分離なども法制化され、いよいよ通信業界に大きなメスが入ろうとしているタイミングであるだけに、総務省のさらなる強気の要求に若干の違和感すら覚えます。また端末代金の値引上限を2万円とする案も端末メーカーを中心に大きな波紋を呼びそうです。

果たして総務省の要求は誰にとってのメリットとなるのでしょうか。またデメリットはないのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回は総務省の改正案から、主に違約金についてユーザーメリットの視点から考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:スマートウォッチとは何者なのか。現時点で抱える課題や問題点から進化すべき方向性について考える【コラム】


スマートウォッチの現状の課題とその未来について考えてみた!

先月、数年ぶりに腕時計を買いました。昨年春頃に10年以上愛用していた腕時計が壊れて以来、1年ほど手持ちのコレクションから使い回して誤魔化していたものの、やはり仕事で長く使える物が欲しいと一念発起して購入に至ったものが、トップ画像のものです。とは言え、今日は腕時計自慢をしたいわけではありません。

当然、この1年の間にスマートウォッチも検討しました。筋トレやストレッチを趣味の1つにしている身だけに、ヘルスケアデバイスとしてのスマートウォッチもアリなのではないかと。しかしどうしても食指が動きません。スクワットやダンベルトレーニングは好きでも、別に脈拍を計測したり歩数を見て安心したいわけではないからです。

モバイルデバイスやウェアラブルデバイスには常に強い関心を持って取材を行っている筆者が、なぜスマートウォッチにはあまり興味を持てないのか……そんな自問を、この1年間繰り返してきた気がします。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回はスマートウォッチの現状と課題、そして未来のスマートウォッチの在るべき姿について考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:スマートホームでスマートライフを。MNOも注力するスマートホーム構想の現状や課題から「未来の住宅」と人々との関わり方について考える【コラム】


スマートホームの現状と課題について考えてみた!

筆者がスマートホームの話題を積極的に追いかけるようになり、かれこれ3年ほどになります。それ以前からもスマートフォン(スマホ)を使った自宅鍵の遠隔施錠(スマートロック)や家電品の遠隔操作などは単発的に発表されていたものの、すべてをまとめて操作したり、その仕組みを使った「さらに先」の提案ができている企業は非常に少なかったと記憶しています。

一般的にスマートホームと言えば、上記のようなスマホを活用した遠隔操作や自動制御による家電品の管理および稼働などを想像しますが、移動体通信事業者(MNO)各社が構想しているスマートホームは、もっと大きく社会全体を巻き込むような規模なのです。そしてその構想は荒唐無稽な未来のお話でもSFでもなく、現実にすぐそこまで来ています。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回はスマートホームの現状と課題、そして未来について考えます。

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秋吉 健のArcaic Singularity:通信業界を襲ったファーウェイショック。米国の中国企業排斥の動きと周辺各社の動向から降りかかる危険性について考察する【コラム】


ファーウェイの排斥問題から通信業界のこれからを考えてみた!

21日の東京はひどい暴風雨に見舞われました。道行く人々は傘を折られ、ずぶ濡れになりながらの通勤・通学を余儀なくされました。そんな荒天の中で行われた「ファーウェイ新製品発表会」の開場を待つ記者の列は、暴風雨以上の不穏な空気を感じ取るには十分すぎるほどに慌ただしく、ピリピリとした雰囲気でした。

理由は当然、米国政府による同社および同社関連企業68社を輸出規制リスト(Entity List)に追加したことです。輸出規制リストへの追加に関する詳しい情報はこちらの記事で詳しく解説していますが、その後も状況は時々刻々と悪化、取引先企業が次々と取引停止や端末の販売延期・中止を発表し、ファーウェイは四面楚歌の状況に陥りつつあります。

本コラムでも昨年12月にファーウェイ製通信設備の排斥問題を取り上げ、日本においてソフトバンクなどが5G通信設備の整備で大きな影響を受けることをお伝えしていますが、今回の米国による決定はダメ押しとなるものです。

しかし、米国による中国企業排斥の動きはあまりにも性急だと感じるのは筆者だけでしょうか。米国は自国利益を守り世界平和の脅威を排除するという大義名分の下に一連の行動に出ていますが、中国との国家間でも関税の引き上げ合戦による貿易摩擦の泥沼を生むなど、世界経済にも大きな影響を及ぼし始めています。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回はファーウェイの輸出規制リスト追加とその後の各企業の動き、そして未来に禍根を残し通信業界のパワーバランスが大変動を起こす可能性について考察します。

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シャープの新フラッグシップスマホ「AQUOS R3」を写真と動画で紹介!NTTドコモやau、SoftBankの専用カラーや10億色表示対応のPro IGZO液晶などの魅力を解説【レポート】


シャープの高性能スマホ「AQUOS R3」を写真と動画でチェック!docomo・au・SoftBankから発売

シャープが今夏に投入する最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R3」がNTTドコモおよびau、SoftBankといった移動体通信事業者(MNO)から出揃い、発売日はNTTドコモ向け「AQUOS R3 SH-04L」が6月1日(土)、au向け「AQUOS R3 SHV44」が5月25日(土)、SoftBank向け「AQUOS R3(型番:808SH)」が5月24日(金)となりました。

各社ともにキャリアショップや量販店などの店頭および公式Webストア「ドコモオンラインショップ」や「au Online Shop」、「ソフトバンクオンラインショップ」にて事前予約受付が実施され、本体価格(税込)はNTTドコモのAQUOS R3 SH-04Lが89,424円、auのAQUOS R3 SHV44が99,360円、SoftBankのAQUOS R3が113,760円となっています。

またNTTドコモでは「スマホおかえしプログラム」、auでは「アップグレードプログラムEX」や「毎月割」、SoftBankでは「半額サポート」の対象で毎月割以外は購入したAQUOS R3を返却する条件がありますが、25ヶ月以降の割賦金が免除されて実質負担額はNTTドコモのAQUOS R3 SH-04Lが57,456円から、auのAQUOS R3 SHV44が59,040円から、SoftBankのAQUOS R3が56,880円からとなります。

さらに各社向けともに予約・購入して応募すれば最大25,000円分のキャッシュバックがもらえるシャープによる「AQUOS R3 SH-04Lデビューキャンペーン」が実施されているほか、auでは6月30日までに「新auピタットプラン」または「auピタットプラン」、「auフラットプラン」で2年契約またはスマイルハード割引に加入して購入した場合に機種変更または端末増設で最新購入機種の利用期間が12カ月目以上なら本体価格から2万円(税抜)を割り引かれます。

そんな台湾・鴻海に買収されてからラインナップされたハイエンドスマホとして初代より好評を博している「AQUOS R」シリーズの3代目となるAQUOS R3について各MNOから発売される製品の仕様はほぼ同じですが、カラーバリエーションなどで差別化が図られているため、各社の違いを中心にAQUOS R3の魅力を写真や動画を交えて紹介します。

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