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秋吉 健

秋吉 健のArcaic Singularity:嗚呼、PHSよ永遠なれ。新規契約および機種変更の受付を停止したPHSの歴史を紐解きこれからのモバイルデータ通信の未来を考える【コラム】


PHSの歴史を紐解きつつ未来のモバイルデータ通信を考えてみた!

既報通り、ソフトバンクおよびウィルコム沖縄は1日、携帯電話サービス「Y!mobile(ワイモバイル)」におけるPHSサービスの新規契約および機種変更の受付を停止しました。なお、現在のところ停波の予定はなく、すでにPHSを利用中のユーザーは継続して利用できるほか、法人向けテレメタリングなども引き続き契約手続きを受け付けています。

過去のものとしてしまっては失礼かもしれませんが、20代以上、特に30代以上の世代にとっては「PHS」という響きは懐かしくもあり、人によっては「まだあったんだ」という驚きのある方もいらっしゃるかと思います。

かくいう筆者も1999年に三洋製「PHS-J80」を購入したのがPHSデビューであり、はじめてのケータイ製品でもありました。その後、10年以上にわたりPHSを愛用し続けてきましたが、残念ながら現在は解約しています。新規受付ができるうちに1回線契約しておけば良かったかな?と、少しだけ後悔しているところです。

PHSの歴史を紐解いていくと、日本におけるモバイルデータ通信の歴史が見えてきます。日本の携帯電話市場においてPHSとはどのような存在だったのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回はPHSの昔話を交えながら、これからのモバイルデータ通信について考えます。

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レノボ・ジャパンが考える教育現場のICT化戦略とは?Chrome OS搭載2in1ノートPC「Lenovo 300e・500e」の発表会で語られたICT教育への取り組みを解説【レポート】


レノボ・ジャパンが考える教育市場への取り組みを解説!

既報通り、レノボ・ジャパンは3月13日、都内にて「Chromebookおよび教育市場向け戦略発表会」を開催し、Googleが開発するパソコン(PC)向けプラットフォーム「Chrome OS」を搭載した普通教室向けICT端末「Lenovo 300e」(以下、300e)と「Lenovo 500e」(以下、500e)を発表し、同社の教育市場に向けた取り組みや現在の市場動向についてのプレゼンを行いました。

日本の小学校から高等学校までの教育現場におけるIT・ICT教育は変化と革新の早い現代の社会状況に追いついているとは言い難く、教育者側の人材も導入している機材も不足しているのが実状です。本発表会ではそのような「ICT教育後進国」的な厳しい状況にレノボ・ジャパンがどう考え、どう対応していくのかも大きな焦点となりました。

レノボ・ジャパンが考える教育市場の在り方や同社としての取り組みとはどういったものなのでしょうか。発表会のプレゼンとともに解説します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:人の知覚能力や身体能力を拡張する「テレイグジスタンス」とは何か。AIとは異なるもう1つのロボット技術へのアプローチを考察する【コラム】


次世代のロボット遠隔操作技術「テレイグジスタンス」について考えてみた!

みなさんは「アバター」というSF映画をご覧になったことがあるでしょうか。地球から遥か遠くの惑星「パンドラ」を舞台にしたSF映画で、当時まだ一般には馴染みが薄かった3D映画を一気に普及させた金字塔とも呼べる作品です。

その映画の主人公ジェイクは、過去の事故により下半身不随となって以来不本意な日々を余儀なくされていましたが、アバターと呼ばれる惑星パンドラの原住民の姿をしたクローン体に意識をリンクさせて偵察を行う任務に志願し、原住民たちと共にその世界を自由に飛び回る様子が描かれます。その表現技法の緻密さも相まって現代版のおとぎ話のようにも感じられるほど遥かな未来感と創造性を掻き立てられましたが、そのアバターという発想はもしかしたら近い未来に実現してしまうかもしれないのです。

そのヒントとなるものが「テレイグジスタンス」と呼ばれる技術です。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回はまだあまり聞き慣れないテレイグジスタンス技術とその可能性について考えていきます。

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秋吉 健のArcaic Singularity:本当に若者は音楽を聴かなくなったのか?スマホ全盛時代における音楽と人々との「今」を考える【コラム】


音楽と人々との関係の在り方について考えてみた!

先日、筆者の好きな音楽アーティストのアルバムCDをiTunesに取り込んでいる最中、ふと「そういえば今の若い人たちはCDから音楽をリッピングするなんて手間は掛けないんだろうな。というか、そもそもPC(パソコン)を自宅で使わないか……」と考えていました。

思い返せば、CDのリッピングが問題視されたのは2000年頃。当時はまだ音楽をパソコンで取り込むとか、MP3データにして持ち歩くといったことは珍しく、その取り扱いに関しても様々に議論があった時代です。そのため2002年あたりからパソコンへの取り込みができない「コピーコントロールCD(CCCD)」といったものが登場してきましたが、音楽CDとしての規格上の逸脱(レッドブック違反ではないが規格外用途)、コピープロテクトの甘さによる無意味さ(結局リッピングできてしまった)、そして何より音楽CDとしての音質が悪くなるという本末転倒ぶりもあり、早々に世の中から消えていきました。

そんなすったもんだの2000年代も振り返ってみればまだまだ音楽に元気があった時代でもあり、様々なジャンルとアーティストの作品がヒットチャートを賑わせていましたが、それも2010年代に入ってくると状況が一変します。AKB48に始まるグループアイドルによる楽曲がランキングを独占するようになり、またそのランキング自体もCDに付属する握手券などの特典狙いによる大量購入が大きな要因となるなど、音楽人気のみでのランキングとは言い難い状況を生んだことはみなさんもよくご存知のことかと思います。

そんな音楽と音楽業界の在り方に「音楽は死んだ」「若者の音楽離れ」などとまことしやかに囁かれるようになりましたが、本当に音楽は死んだのでしょうか。そしてまた若者は音楽を聴いていないのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回は音楽と人々との関係の「今」を考えます。

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秋吉 健のArcaic Singularity:悩ましいテザリングオプション有料化の流れ。KDDIやソフトバンクの決定に見る両社の思惑と市場の動向を考察する【コラム】


テザリング有料化の背景や市場動向について考えてみた!

既報通り、KDDIおよび沖縄セルラー電話は2日、au向け料金プラン「カケホとデジラ」の月間高速通信量が20または30GBの「データ定額20・30」(スーパーデジラ)において現在無料キャンペーンを行っているテザリングオプション利用料を、2018年4月利用分から月額500円(税別)に改定すると発表しました。

またソフトバンクも「データ定額 20GB/30GB」、「家族データシェア 50GB/100GB」、「法人データシェアギガパック(50)/(100)」において現在無料キャンペーンを行っているものを2018年3月末にて終了とし、月額500円(税別)とすると発表していましたが、すでに紹介しているようにユーザーからの反響や要望が多かったことなどから移行猶予期間を2ヶ月分設け、実質的に無料期間を2018年5月末までとしています。

スマートフォン(スマホ)や一部のフィーチャーフォンなどを簡易的にモバイルWi-Fiルーターとして利用するテザリング通信は、広域無線通信網を内蔵しないノートパソコンやタブレット端末などを外出時にインターネットへ繋ぐ方法として非常に手軽で便利であることから、今では多くの人が利用しています。このテザリング通信の有料化(無料期間の終了)には少なからず批判的な意見も聞こえています。

KDDIやソフトバンクはなぜテザリングオプションを有料化するのでしょうか。またその影響は今後どういった流れを生むのでしょうか。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回はテザリングオプション有料化の意味と各社の思惑、そして今後の市場動向について考えます。

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